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歌舞伎が好き!! (Gay only)コミュの南座五月花形歌舞伎〜昼の部

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昼の部は、最初見る気がなかったが、新聞に「鎌髭」が復活初演だと言う記事が出ていたので、見ることにした。結果は、確かに見た、それだけ。

「外郎売り」と同じような大道具で、途中に海老蔵の口上が入る。勧進帳や毛抜きと比べると、おおらかで、古風。その分役者の魅力で見せる芝居であろう。そう言えば、「暫」「外郎売り」もどちらかと言うと役者で見せる、役者を見せる芝居である。この「鎌髭」もそういう芝居なのだろう。

「高時」は番附によると、「活歴物」だとか。つまり、史実に忠実な作品と言うことだ。初演当時はいざしらず、今それをありがたがる事はない。むしろ江戸末期から明治初期と言う時代は、洗練に洗練を重ねた粋の極みと言えるような時代だったのではないか。芝居という物は、「皆さん史実なんてものはよくご存じでしょ。それをそのままやるような無粋な事はしません。これこれこのように味付けしてみました。」と言う感覚で作るものだったのではないだろうか。当時、活歴物は人気が無かったとか。当時の人にとっては活歴物が無粋、退屈、だったのだろう。だから再演され今日まで上演が続いているものは少ない。その一つがこの「高時」だとか。芝居の筋は、ドラマはべつに面白いものではない。烏天狗はが高時と踊るところが見せ場で、ここがちょっと面白いかな、と言う程度だった。

結局、昼の部で一番楽しめたのは、「馬盗人」だった。松也も亀三郎もこんなに踊りが上手かったのかと思った。松葉目で、狂言から来た歌舞伎舞踊だが、きちんとするところはきちんとしている。変にウケを狙ってわるふざけするようなところがないのに好感がもてる。

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