現時点・２００９年では全人口の二割が高齢者、国の推計では２０２５年には三割、２０５０年には四割が高齢者となり、その時の若年層が一割だとして、現役世代は残り半分の五割でしかない。
なおかつ、現時点で国、地方の借財は足して１０００兆円を超え、国債発行の上限枠が２５兆円であり、これの４０年分、２５×４０年分＝１０００兆円をプラスすると２０００兆円を超え、その財政難による重税に耐えながら、五割の現役世代が残り五割の扶養世代を抱えることになる。
それを今の労働雇用体系で支えられるだろうか？
薄給で賞与が無く、福利厚生が薄く、退職金が無い非正規労働が、現時点ですら危うい社会保障制度で２０５０年に老後を迎えていて、はたして老後がありうるだろうか？
問題意識を先送りすればするほど可能性が失われることを我々は看過していいのだろうか？
社会保障費の財源確保の至難ぶりが消費税率の引き上げ論議を呼ぶが、これには安定した内閣の高い支持率が必要不可欠である。分かりやすい例を上げるならば、二期目・在任期間５年の内閣の支持率が過半数の５０％を平均値としていたら、消費税率の引き上げは可能であると思える。
ただし、消費税率の引き上げはただでさえ落ち込んでいる現在の内需を冷え込ませ、景気を悪化させ、ひいては雇用を悪化させる危険性があるため現時点では不可能に近い。
ここで必要なのは、虎の子である財源を選挙対策のためのセーフティ・ネットへのバラまきに使うのではなく、中産階級の再造成に使うのが長期的に実のある効果に繋がる。
これを、高齢化に伴う産業人口の変動に合わせるならば、介護士の夫婦共働きで家、車のローンを組めるくらいの、男女共同参画型の中産階級のことを指す。（今までの主力産業である製造業が海外にシフトする中、日本国内の平均的な夫婦が一人の収入で中産階級を維持するのは至難。）
これは高齢化対策にも繋がるし、無産階級は転落の危険性が高く、社会不安の最たる理由であることを鑑み、この層を引き上げるために医療・福祉事業にマネーを還流させ、それらの事業を拡大させる。景気悪化で内需が冷え込み、９０年代のデフレスパイラルを思い起こさせるような、消費の悪化傾向が見られ始める中、パラダイム・シフトを行うには今回の選挙は絶好の機会である。
秋葉原で人を刺して回った人間の痛切が分かるかい？
不安定で先の無い職を地方の工場（こうば）でベルトコンベアーを眺めながら過ごしていて、その鬱積が堪り兼ねると無言の叫びになってね。透明な労働者の声の無い声と識者の名論卓説と、いったい、どちらが本当だと思うかね？
写真・左は首相の選挙区を通る幹線道路の工事中の区間で、背景のコンモリとした山はボタ山といって石炭のカスを積み上げたモノでね、私の故郷で筑豊という所です。エネルギー革命からひたすら斜陽の進んだ過疎地の典型である旧産炭地に幹線道路を敷くと、ヒト、モノ、カネが都市部に流れて都市地方の格差が拡大するだけでね（写真・中央、シャッター通り）。骨身で稼いだ血税を死に金にされるのが納税者の義務であろうはずないし、それを今の人間が一票の権限を持っていながら先送りすると子子孫孫の希望を潰し、報われない格差を残すことになる。
大樹・国家は足元の地方から腐り始めているわけで、首相の選挙区が格好の例でね。
本当に変わらなきゃいけないのは、投票者の方で、実際、世の中を変える力を持つのは生活者であって、政治家じゃあない。
mixi人口が１２００万人いて、無党派層が１０００万人はあることを考えると、かなりの数が重複しているだろうからね。
問われるべきは日本の死活で、生命線は生活者が直接、国家にモノを言いやすい選挙期間にクッキリさせなきゃいかん、景気のいいマニフェストじゃなくてさ。
麻生さんには悪いが、彼には現職総理初の在職中に落選の歴史の大役を買ってもらわねばならぬ。
だってね、炭鉱成金の孫で吉田茂の孫でもあるセレブ中のセレブに庶民で負け組の人間（写真・右、スーツホームレス）のことは分からんぜ。そりゃ、机上の論理では分かったフリはするだろうけど、現場の論理は骨身で覚えるしかなんだから...............................ハハッ
あとは、ボタも積もれば山となるっちゅうわけさ……….
............................you know,you see?
なおかつ、現時点で国、地方の借財は足して１０００兆円を超え、国債発行の上限枠が２５兆円であり、これの４０年分、２５×４０年分＝１０００兆円をプラスすると２０００兆円を超え、その財政難による重税に耐えながら、五割の現役世代が残り五割の扶養世代を抱えることになる。
それを今の労働雇用体系で支えられるだろうか？
薄給で賞与が無く、福利厚生が薄く、退職金が無い非正規労働が、現時点ですら危うい社会保障制度で２０５０年に老後を迎えていて、はたして老後がありうるだろうか？
問題意識を先送りすればするほど可能性が失われることを我々は看過していいのだろうか？
社会保障費の財源確保の至難ぶりが消費税率の引き上げ論議を呼ぶが、これには安定した内閣の高い支持率が必要不可欠である。分かりやすい例を上げるならば、二期目・在任期間５年の内閣の支持率が過半数の５０％を平均値としていたら、消費税率の引き上げは可能であると思える。
ただし、消費税率の引き上げはただでさえ落ち込んでいる現在の内需を冷え込ませ、景気を悪化させ、ひいては雇用を悪化させる危険性があるため現時点では不可能に近い。
ここで必要なのは、虎の子である財源を選挙対策のためのセーフティ・ネットへのバラまきに使うのではなく、中産階級の再造成に使うのが長期的に実のある効果に繋がる。
これを、高齢化に伴う産業人口の変動に合わせるならば、介護士の夫婦共働きで家、車のローンを組めるくらいの、男女共同参画型の中産階級のことを指す。（今までの主力産業である製造業が海外にシフトする中、日本国内の平均的な夫婦が一人の収入で中産階級を維持するのは至難。）
これは高齢化対策にも繋がるし、無産階級は転落の危険性が高く、社会不安の最たる理由であることを鑑み、この層を引き上げるために医療・福祉事業にマネーを還流させ、それらの事業を拡大させる。景気悪化で内需が冷え込み、９０年代のデフレスパイラルを思い起こさせるような、消費の悪化傾向が見られ始める中、パラダイム・シフトを行うには今回の選挙は絶好の機会である。
秋葉原で人を刺して回った人間の痛切が分かるかい？
不安定で先の無い職を地方の工場（こうば）でベルトコンベアーを眺めながら過ごしていて、その鬱積が堪り兼ねると無言の叫びになってね。透明な労働者の声の無い声と識者の名論卓説と、いったい、どちらが本当だと思うかね？
写真・左は首相の選挙区を通る幹線道路の工事中の区間で、背景のコンモリとした山はボタ山といって石炭のカスを積み上げたモノでね、私の故郷で筑豊という所です。エネルギー革命からひたすら斜陽の進んだ過疎地の典型である旧産炭地に幹線道路を敷くと、ヒト、モノ、カネが都市部に流れて都市地方の格差が拡大するだけでね（写真・中央、シャッター通り）。骨身で稼いだ血税を死に金にされるのが納税者の義務であろうはずないし、それを今の人間が一票の権限を持っていながら先送りすると子子孫孫の希望を潰し、報われない格差を残すことになる。
大樹・国家は足元の地方から腐り始めているわけで、首相の選挙区が格好の例でね。
本当に変わらなきゃいけないのは、投票者の方で、実際、世の中を変える力を持つのは生活者であって、政治家じゃあない。
mixi人口が１２００万人いて、無党派層が１０００万人はあることを考えると、かなりの数が重複しているだろうからね。
問われるべきは日本の死活で、生命線は生活者が直接、国家にモノを言いやすい選挙期間にクッキリさせなきゃいかん、景気のいいマニフェストじゃなくてさ。
麻生さんには悪いが、彼には現職総理初の在職中に落選の歴史の大役を買ってもらわねばならぬ。
だってね、炭鉱成金の孫で吉田茂の孫でもあるセレブ中のセレブに庶民で負け組の人間（写真・右、スーツホームレス）のことは分からんぜ。そりゃ、机上の論理では分かったフリはするだろうけど、現場の論理は骨身で覚えるしかなんだから...............................ハハッ
あとは、ボタも積もれば山となるっちゅうわけさ……….
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