妄想失恋小説コミュの妄想失恋小説　第1部

今日は古い友人と飲んできた。
話の舞台は東京町田市。

いつもと変らぬ何の変哲もない土曜の夜。
そして不意に訪れた久々の初恋の人との再会...
2年ぶりだろうか...

俺の心の葛藤なんて彼女は知るよしもなく
それでも何も変わらず蠢く街･･･
彼女のひとつひとつの仕草に打つ
俺の静かな心臓の鼓動も静脈の流れも
雑踏に掻き消されていく...

二人きりの空間に
時を埋める言葉はなく
遅すぎる時間だけが無常にも
流れるだけだった。

結局『元気だった??』とか
『最近どう??』とか無難な
会話を交わしただけで
いたずらに作った笑顔を維持
することで精一杯だった。

あの夏の夜の思い出も...
交わした他愛もない言葉も...
見つめた瞳の奥にある憂いも...
寂しく瞬いていた星の輝きも...
ひとつも言葉にすることなく...

一言、たった一言を言えずに･･･
肩に回しかけた手を下ろして
またあの夜と同じように彼女を
駅まで見送った...

彼女はただ一言
『元気でね･･･』って
夏の香りを残して
去っていった...

あの時と同じように...

そんな俺の今日の妄想日記･･･乙wwwwwww

元になった日記
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妄想失恋小説　第1部
01月29日　03:48
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