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パレスチナ問題を考える会コミュのガザ侵攻が風化されようとする今、サラ・ロイさんの講演録が出版されます

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昨年暮れからのガザへの侵攻がイスラエル・欧米及び日本などによって、何も無かったかのようにされつつあります。

こんな理不尽なことがまかり通ろうとしている中、何も出来ない悔しさに心中、穏やかでない人々が多くいらっしゃると思います。私もそうです。

そういう状況の中で、以前に紹介しました(http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1098025679&owner_id=4281523)三月に来日したサラ・ロイさんの講演録が、出版の運び(明24日刊行予定)になりました。

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ホロコーストからガザへ
パレスチナの政治経済学

サラ・ロイ 著 岡 真理 編訳 小田切 拓 編訳 早尾 貴紀 編訳  
200911刊/四六判/282頁
定価2730 円(本体2600 円)
ISBN978-4-7917-6512-6

ひとつの社会全体が崩壊しようとしている
「パレスチナ問題」 を経済学的に分析し、世界的に注目される著者が明らかにするイスラエルの占領の実態と国際社会の援助の行方。ホロコースト生存者の娘という出自から問う、人間の記憶と倫理への思考。
付・・・徐京植との対話

  【目次】

序章 ガザ地区とパレスチナ占領の概要およびサラ・ロイの仕事  早尾貴紀
 1 ガザ地区について
 2 サラ・ロイとその仕事について
 3 サラ・ロイ 『ガザ回廊――反開発の政治経済学』 の内容
   �顱‖莪貮� 「歴史」
   �髻‖萋麌� 「イスラエルによる占領と反開発」
   �鵝‖荵杏� 「継続する経済混乱」
   �堯‖荵揺� 「未来の姿」
 4 『ガザ回廊』 増補版以降のロイの分析
   �顱.�ザ撤退以前
   �髻.�ザ撤退以後
 5 「もしガザが陥落すれば・・・・・・」 の文脈
 序章・補遺――サラ・ロイ 『ガザ回廊』 の意義と報道現場  小田切拓

PART 1
第1章 もしガザが陥落すれば・・・・・・ 二〇〇八年一二月二六日  サラ・ロイ
   目的 / 食糧 / 銀行 / 燃料 / 政治対立 / ガザのあと
第2章 ガザ以前、ガザ以後 イスラエル‐パレスチナ問題の新たな現実を検証する  サラ・ロイ
 1 イスラエルの方法
   オレンジを捨てる / 和平プロセスの力学 / パレスチナの経済構造
   占領の隠蔽 / 制度化する分断 / 国家から援助へ / 規制事実
 2 対ガザ戦争についての最終考察
   なぜ対ガザ戦争なのか / ハマースの位置 / ガザ以前、ガザ以後
第3章 「対テロ戦争」 と二つの回廊  小田切拓
 1 「底が抜けた」 コップ
 2 ガザ地区とは
 3 西岸のガザ化
 4 ヨルダン渓谷
 5 日本による占領の強化
 6 「ガザ撤退」
 7 国際社会による制裁
 8 和平プロセスの今後

PART 2
第1章 ホロコーストからパレスチナ‐イスラエル問題へ  サラ・ロイ
   不可能なる合一 / 異論を表明することについて / 出自/ジュダイズムについて
   ユダヤとイスラエルのあいだ / 老人とロバのはなし / 剥奪と記憶
   絶望の勧告 / 死者の歴史と排除の領域 / 傷と倫理
   神聖さの政治利用について / 荒廃した夢からの覚醒 / 救済について
第2章 〈新しい普遍性〉を求めて ポスト・ホロコースト世代とポスト・コロニアル世代の対話  サラ・ロイ × 徐京植

編訳者あとがき

※ 本書は、サラ・ロイの来日講演および対談を元にした独自編集である。

[著者] サラ・ロイ(Sara Roy)
1955年アメリカ生まれ。政治経済学。ハーバード大学中東研究所上級研究員。パレスチナ、とくにイスラエルによるガザ地区の占領問題の政治経済学的研究で世界的に知られる。ホロコースト生き残りのユダヤ人を両親にもつ。主な著書に、The Gaza Strip : The Political Economy ofDe‐Development,Institute for Palestine Studies,1995/2nd ed.2001.FailingPeace : Gaza and the Palestinian‐israeli Conflict,Pluto Press,2006.

[編訳者] 岡真理(おか・まり)
1960年生まれ。現代アラブ文学、第三世界フェミニズム思想。京都大学大学院人間・環境学研究科教授。著書に、『彼女の「正しい」名前とは何か』(青土社、2000年)、『記憶/物語』(岩波書店、2000年)、『棗椰子の木陰で』(青土社、2006年)、『アラブ、祈りとしての文学』(みすず書房、2008年)など。

[編訳者] 小田切拓(おだぎり・ひろむ)
1968年生まれ。フリージャーナリスト。報道・経済番組制作後、イスラエル/パレスチナを中心に取材を行なう。とくにガザ地区、隔離壁、経済援助の問題を掘り下げた報道で知られる。News23(TBS)、BS23(NHK)などで映像特集が放送されているほか、『世界』 『AERA』などに論文・ルポを発表。

[編訳者] 早尾貴紀(はやお・たかのり)
1973年生まれ。社会思想史。東京大学COE 「共生のための国際哲学教育研究センター」 研究員、東京経済大学他非常勤講師。著書に、『ユダヤとイスラエルのあいだ』(青土社、2008年)、編著に、『ディアスポラから世界を読む』(赤尾光春との共編著、明石書店、2009年)など。

(http://www.seidosha.co.jp/index.php?%A5%DB%A5%ED%A5%B3%A1%BC%A5%B9%A5%C8%A4%AB%A4%E9%A5%AC%A5%B6%A4%D8%A1%A7%CC%DC%BC%A1)

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