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パレスチナ問題を考える会コミュの楽観論発見:Hannah Mermelstein

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(自分の日記に載せたものを転載します)
EIにあった、パレスチナに関する、楽観的な考えを述べた文章があったので、訳してみた。

彼女は、既に兆候が見えているという。例えばOlmert首相の最近の発言にも。
私は、イスラエル−パレスチナ問題解決の最も近道は、イスラエル国民とアメリカ国民が、“私達の名と私達の金で行われている残虐行為に対し責任を取らなければならない”と気付くことだと思う。その兆候が見られるといっている。

“イスラエルは存在する権利があるか?”という問いに対する答えも興味深い。“イスラエル”の終わりが、民主主義や正義や人権の始まりなんだ、という展開が面白い。
先週訳した、Khalaf氏の悲観論とは、180度展開が違う。

また、今回も、出来る限り“英語の書き方に近い日本語訳”を目指している(笑)。ある場所ではしっくりとくるが、多くの場所ではちょっと変。

http://electronicintifada.net/v2/article9169.shtml

Opinion/Editorial
The end of Israel?
Hannah Mermelstein, The Electronic Intifada, 19 December 2007

私は、パレスチナについて楽観的に感じている。

それが気違いじみて聞えるのは分る。どうして私は、“楽観的”と“パレスチナ”を同じ文章に用いることが出来るというのか、地上の状況が悪くなる一方だと言うのに?イスラエルの入植地は毎日の単位で拡がり続けている。検問所と、隔離された道路システムはますます制度化されている。1万人以上のパレスチナの政治犯がイスラエルの刑務所に収監されている。ガザは激しい攻撃に曝され、国境は完全にイスラエルの管理下になっており、人々が最も基本的な人間の要求を満たすことを妨げている。

私たちは、これらのことや人々の毎日の苦しみを決して忘れることは出来ない。しかし、それでも、私は楽観的であると言いたい。なぜか?Ehud Olmertだ。私に説明させてください。その前に、彼に説明してもらった方が良いでしょう。

“その日がきっと来る、2国家解決案が破綻する時が、そして、我々は南アフリカ・スタイルの平等の選挙権の闘争に直面する。それが始まればすぐに、イスラエルの国家は終わりになる。”

その通り。イスラエルの首相は、最近、特に2国家解決策で交渉しようとしている、なぜなら、彼がそうしなければ、パレスチナ人が一団となって平等の権利をイスラエルに対し要求し始めるかもしれないから。それに加えて、彼は心配している、世界がイスラエルを人種隔離国家であると見なし始めるかもしれないと。現実には、世界のほとんどは既にイスラエルをそのように見ている。しかし、Olmertは、イスラエルの最も熱狂的な支援者でさえ、残りの世界に追い着き始めるに違いないと心配している。

“ユダヤ人組織−それは、アメリカでの我々の力の基盤だった−が、最初に我々に反対してくるだろう。”と彼はHaaretzに話した、“なぜなら、彼らは言うだろう、彼らはすべての住民に対して民主主義と平等の投票権を支持しない国家を支援できないと。”

たぶん、Olmertは、ここでアメリカのユダヤ人を買いかぶり過ぎている。しかし、彼は基本的な矛盾を露呈した、アメリカの人々の心にある、ユダヤ人とそうでない人たちの。私たちのほとんど−少なくとも理論上−は、平等の権利を支持する、その国のすべての住人にたいして。私たちほとんどは、権利を支持しない、民族と宗教を基本にして与えられたなら、特に、民族/宗教が優先されることがその国の先住民の人口の膨大な大多数を排斥することになるならば。私たちは、もちろん、忘れることはできない、アメリカ大陸での先住民の民族浄化の歴史を。しかし、私たちは、使ってはいけない、過去の災厄の存在を、現在のものを正当化する為に。

私は楽観的だ、考えるからではない、イスラエル/パレスチナにおける民族浄化と人種隔離が明日終わると、しかし、なぜなら、感じることが出来るから、これらの政策の背後にあるイデオロギーが破綻し始めているのを。何年にも渡って、政治的シオニズムの本当の意味がその影響と同様無視されてきた、パレスチナの毎日の生活に対しての。そして、突然、それは壊れ開かれ始めた。Olmertの先週のコメントは、思い出させる、初期のシオニストの指導者達を、彼らは、おおやけに話した、移送と民増浄化について、人工的なユダヤ人体勢を創り出す為に、歴史上のパレスチナに。

「私たちはアラブ人を追放しなければならない、そして、彼らの場所を奪って、もし武力使わねばならないなら、あの土地に定住する権利を保証するために−そこで、我々は自由に使える武力を持っている」−、David Ben-Gurion、イスラエルの“建国の父”であり初代総理大臣、1937年。

ということで、この“2国家解決策”の考え方は、Olmertによれば−それは、私は反論する、“国家”も“解決”も提供していないと、パレスチナの人々にとっての−、新しい移送だと。それは世界ではもはや人気ではない、おおやけに追放について討議することは(イスラエルではこれを主張する政党があるとしても)、しかし、Olmertは望む、パレスチナの“国家”を歴史的パレスチナの土地の小さな割合の上に作ることによって、彼は同じ目的を達成できるだろうと、すなわち、1つの民族−宗教国家を維持すること、ユダヤ人の為だけの、大部分の歴史的パレスチナに。彼の計画は、すべての他の計画、イスラエルのこれまでの指導者達が“交渉”しようとして来たものと同様に、基本的権利を無視している、パレスチナの人口の3分の2に当たる、難民達の。彼らは、世界のすべての難民達と同様に、国際的に認められた権利を持っている、彼らの土地に戻る権利、喪失と損害に対する補償を受ける権利。これは、交渉を必要とするものであってはならない。

それでは、なぜ私は、楽観的なのか?なぜ私はOlmertが失敗すると考えるのか、もし、短い期間でなかったとしても、少なくとも長い目で見れば?多くの兆候がある。

最初で、最も重要なのは、パレスチナの人々が頑張っているという事。時々、どうにかこうにか(by a thread)、それでも、持ちこたえている。イスラエルの多く人の期待にも関わらず、パレスチナ人は消え去らない。彼らは、毎日の非暴力の抵抗に携わっている、カベや土地収用に反対するデモから、単に予想に反して家に残っていることまで。若い人々は参加している、彼らの文化やアイデンティティーを守るように意図された組織に。歳を取ったパレスチナ人が私に言ってきた、“私たちはオットマン帝国の時代を生き延びた。私たちは、イギリスの委任統治の時代を生き延びた、私たちは、ヨルダン統治も生き延びた、そして、イスラエルの占領も生き延びるつもりだ。”これも言えるだろう。

イスラエルでは、伝統的“シオニスト左派”の内部では、ユダヤ人のイスラエルは、開かれた会話を持ち始めた、政治的イデオロギーとしてのシオニズムの排他性について、そして、それについて益々疑問に思い始めている。

USで、私は旅をして人々にパレスチナについて話して回ってきた、そして、彼らは理解している。彼らのこれまでの情報がUSの主流メディアからだけの人達も、彼らが、何が実際に起きているのか聴いた時に、理解する。私たちが、違いを説明した時、ユダヤ人であること(宗教と民族として)と、イスラエル人であること(市民権)と、シオニスト(イデオロギー)との間の違いを、人々は理解する。

“イスラエルは存在する権利があるか?”と人々は尋ねる。国々が実際に権利を持っているのか、あるいは、人々が権利を持っているのか?ユダヤ人は存在する権利がある、イスラエルの人々は存在する権利がある、しかし、“イスラエル”とは、何を意味するのか?イスラエルは、それ自身をユダヤ人の国家と定義する。それは、その市民達の国家ではない。それは、多くの人々の為の国家、その市民でない、私自身のような、そして、多くの人々の為の国家ではない、その市民である、例えばその人口の2 0%であるパレスチナ人達。なので、もし私たちがあるパレスチナ人に尋ねたなら、“貴方は、貴方の歴史的母国にある国が存在する権利を認めますか、それが明確にあなた方を排除しているとして?”と、どのような反応を私たちは予期するのだろう?

だから、Olmertが警告した時、私たちは“南アフリカ・スタイルの平等参政権の為の紛争に直面する”だろうと、そして、“イスラエル国家は、終わり(になるに違いない)”と、私は、ちょっとした興奮のおののきを感じた、私は171のパレスチナ組織のことを考えた、彼らは国際社会に要求してきた、イスラエルに対するボイコットと投資引き上げと制裁を、イスラエルが国際法を遵守するまでは。これは既に南アフリカ・スタイルの闘争である、そして私たちパレスチナ外部にいる者は、私達の役割を果たす必要がある。特に、私達の中でUS−この国はイスラエルに毎日1千万ドル(12億円)以上を与えている−に住む者は、私達の名と私達の金で行われている残虐行為に対し責任を取らなければならない。

最終的には、これはアメリカ人として私達の役割だ。それは、キャンペーンを始めること、私達の教会、ユダヤ教会、モスク、大学、都市、組合等々で。それは、偽りの交渉を仲介することではない、占領するものとされるものの間の、そして、それは、私が上でして来たように解決を熟考することでもない。しかし、夢見ることは出来る。そして、1人のユダヤ−アメリカ人として、私は知っている、ある人にとっては恐ろしいことかも知れないが、それが多くの想像力を必要とするだろうが、ユダヤ人国家としてのイスラエルの終焉は、始まりを意味することになる、民主主義の、人権の、そして、ある正義のようなものの、それが何を意味するかをほとんど忘れかけている土地において。

Hannah Mermelstein is co-founder and co-director of Birthright Unplugged, which takes mostly Jewish North American people into the West Bank to meet with Palestinian people and to equip them to return to their own communities and work for justice; and takes Palestinian children from refugee camps to Jerusalem, the sea, and the villages their grandparents fled in 1948, and supports them to document their experiences and create photography exhibits to share with their communities and with the world. Anna Baltzer helped contribute to this article.

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