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501stCGUプロジェクトコミュの​アズールレーン:第501沿岸警備隊 臨時紫波出張所日誌 #64 第47話 ​【501stCGU 外伝】黄金の勲章(メダル)とサムライの誇り

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​1. 深夜のアーカイブ
​2026年3月。月ヶ岡ベース、深夜の司令部。
24時間待機任務に就く入江軍曹は、薄暗いモニターに映し出された数枚の古い写真を見つめていた。
それは、かつて産直「紫波マルシェ」の片隅で、香ばしい黄金色の煙を上げていた伝説のポテトデリの記録。
「……2022年の開設当時は、ここのポテトが一番の楽しみだったな」
13年続いた名店「マメタ」。小麦粉高騰という時代の波に飲まれ、2023年にその灯は消えたが、軍曹の舌は、あの濃厚な**『サムライ味』**を、今も鮮明に記憶していた。
​2. 鳳翔の「再進水」作戦
​翌朝。非番となった鳳翔は、入江から聞いた「思い出の味」を再現すべく、静かに厨房に立った。
彼女の傍らには、夕張がアーカイブからサルベージした当時の画像データ(画像1〜2)がある。
「……ジャガイモは、今も変わらず力強く育っている『高橋農園』さんのもの。あとは、入江さんの仰っていた、あの誇り高きソースね」
鳳翔は、ケチャップの甘酸っぱさとマヨネーズのコクを、絶妙な黄金比で練り上げていく。ピンク色に染まったそのソースこそ、入江軍曹がこよなく愛した『サムライ・ソース』の再現体だった。
​3. ベース食堂の「ポテト演習」
​昼時。ベースの食堂に、信じられないほどの香ばしい匂いが立ち込めた。
「さあ、皆さん。召し上がれ」
鳳翔が差し出したのは、山盛りのフライドポテトと、たっぷりとしたサムライ・ソース。
​ウォースパイト閣下:
「……! なんという気高き味わい。このホクホクとしたイモの質感、そしてソースの勇猛なコク……。鳳翔殿、これは一介の副食ではありませんわ。ロイヤル・ネイビーの誇りに勝るとも劣らない、月ヶ岡ベースの至宝ですわ!」
​夕張:
「っか〜!! 軍曹が言ってたのはこれだ! 濃厚なソースがポテトの装甲に完璧に絡んで……これ、エネルギー効率が無限だよ!」
​4. 閣下の「最高殊勲勲章」
​あまりの美味さに感動したウォースパイトが、立ち上がって宣言する。
「夕張! 私の私物から『最高殊勲勲章』を持ってきなさい! この一皿には、最高位の栄誉を授与するに値しますわ!」
「えっ!? 閣下、ポテトに勲章!? ……でも、確かにこの美味さは歴史的だもんね!」
食堂が騒然とする中、入江軍曹は一人、自ら調合したサムライ・ソースをドブ漬けしたポテトを口に運び、ワインをグビッと流し込んだ。
「……っか〜!! これだ。鳳翔さん、最高だよ。マメタの魂は、今ここで復活したな」
​5. エピローグ:記憶の場所
​賑やかな声が響く食堂。窓の外には、静かな紫波の街並みが広がっている。
入江は、空になった皿の隅に残ったピンク色のソースを眺め、静かに呟いた。
​「形は変わっても、想いがあれば、味は死なない」


​かつて、岩手県紫波町の「オガール」に、その店はありました。
​――13年の誇り。それは今、月ヶ岡ベースの温かな一皿として、確かに受け継がれている

コメント(3)

**「本編に登場したサムライ・ソースのポテトは、かつて実在した名店の味をモデルにしています」**原案設定担当 入江省三

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