「どうする家康」感想コミュコミュの第38回「唐入り」

天下統一を果たした秀吉（ムロツヨシ）は、次の狙いを国外に求めた。
江戸開発に勤しんでいた家康（松本潤）をはじめ、諸大名を肥前名護屋城に集め、唐入りを命じる。
朝鮮に渡った加藤清正たちから連戦連勝という知らせが届き、秀吉はご満悦だが、家康は苦戦を強いられているという裏情報をつかむ。
家康は石田三成（中村七之助）と共に渡海しようとする秀吉を必死に止めようとする。
そんな時、家康の前に茶々（北川景子）が現れる。

コメント(14)

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[1] mixiユーザー 10月09日 09:36

真田丸でまるまる1話使ってしまった名語屋城での「やつしくらべ」を本作でも。
昌幸の「味良しぃの瓜～　召され候ぇぇぇ」は今のでも脳内再生可能。

家康の生涯は長いんで、さすがに「やつしくらべ」なんぞに1話使っても意味はなく、一瞬で。笑

今回も見どころ満載。
・足利義昭の古田新太
・家康の松潤
・茶々の北川景子
・大政所の高畑淳子
・秀吉のムロツヨシ

驚いたのが古田新太の足利義昭元将軍が再登場してかなり良い事を言って去って行った。
なんておいしい役だったんだ。
愚弄に描かれ何だったん？ってなって忘れ去った頃に再登場して、本作一番の至極最もな意見を秀吉に垂れて去っていく。

曰く
高いところから見渡して何もかもわかっているつもりだったが、実は逆で、周りの者がいいことしか言わないため、かすみがかかったように何も見えていなかった
てっぺんは独りぼっちじゃ。信用する者を間違えてはならんのう

あの家康の家族へのおみやげの「こんふぇいと」を略奪し、金で官位を買った田舎者と家康を蔑んで、謁見の途中で大いびきで寝てしまうあの義昭がぁぁぁぁ。

信長時代の義昭の、なんだこの古田新太の使い方はって思っていたのが、この38話になってやっと理解。色々な大名の所に酒持って茶化しに行ってたまにいい事言って帰る。
足利義昭役適任でしたわ。
この義昭の進言によって秀吉、狂った頭が一瞬正気に戻るが…茶々再びご懐妊の知らせに正気吹っ飛ぶ。

義昭が来る前の狂った秀吉に、大河史上最も度胸値が高い浅野長政が大声で反対意見！それを諫める皆の心の内を代弁していたけれど。
そうして家康、命を賭けて秀吉の暴挙な判断を止め諫める。
ここ、松潤とムロツヨシの2人のやりとりはなかなかだった。岡田准一と松潤の信長最期場面近くのやりとりにも匹敵すると思う。脇差置いてから姿勢を正す松潤の所作とか。松潤すごいと思う。
松潤の演技はここにきてキレッキレだと。

茶々。
北川景子すごい。お市とまったく同じ顔なのに、まったく違う人間として視聴者は見れてる。
茶々が家康を篭絡しようとしてるその感じが、まぁすごい。
色々言って家康の心を揺さぶり、近づいて手を取る。この手を取るしぐさに茶々13、14歳の頃に秀吉の手を取って揺さ振りをかけた手口を思い出したよ。
家康、茶々の手に落ちるかっていう所に、阿茶の局キツネ退治に現る。

この阿茶vs茶々もすごかった。
阿茶が有能～聡明～。家康は人に恵まれとる。

大政所なかの死。
すまんだ息子が皆に迷惑をかけて。わしのせいだわ。腹いっぺぇ食いてえ、あれはいつもそう言っとった。じゃけどわしアレになぁんも与えてやれんかったでよぉ。アレはもう自分でもわからんようになっておるんだわ。自分が本当は何が欲しかったんだか。すまなんだ堪忍してちょう…。

本作の秀吉像はこのなかの言葉に尽きる。

秀吉のムロツヨシ。
ここに来て怪演。
表情すごい。

本作はずいぶん動物の名がでてくる。
トラ
白兎
おおかみ
猿
キツネ ← new！

冒頭のミニアニメ白狐だったね。

[2] mixiユーザー 10月09日 09:53

服部半蔵　山田孝之　インタビュー
https://www.nhk.or.jp/ieyasu/video/379.html
ギャグ要員として。
「ここで面白を」
「え？」

女大鼠　松本まりか
https://www.nhk.or.jp/ieyasu/video/378.html
こんな綺麗な女性が女大鼠だったのか。

[3] mixiユーザー 10月09日 20:39

みかりんさんが全部書いてくださったのでテキトウに

(おっさんの宴会のスピーチかっ

)

そうですよねぇ、知らずに木綿の着物に脚絆に草履で、朝鮮半島の冬なんぞに飛び込んだら…ブルル

凍死する☃
よくぞ加藤さんに小西さんに…、皆さん帰ってきた

そして、既に石田くんがやらかしている

太閤殿下が間違ったら私が正す、なんて、思ってもできない人だったんだな

だけど、家康への信頼みたいなものはできつつある

そうだなぁ、あの海辺に町を作って、全国の人が大集合で、おかしな宴会やらお茶会やら開かれまくりの有象無象の大集合だったんだなぁ…

オリンピック選手村みたいな

太閤とお茶して、ちょっと伊達に会いに行くとか、島津の人と武田の話をするとか、いろんな文化交流があったのねー、

通じない方言とか、どうやって鉄砲の玉作ってる

とか、年頃の娘さんいる？とか、話がいっぱいあったろうねぇ

[4] mixiユーザー 10月09日 22:35

すごい、ちょっとしたことですが、茶々が両手で顔を覆ったときに、手が、指がしっかりしているなと、
DAIGOさんがよく「妻の手料理が」とか言ってるし、娘さんもいて二人目がお腹にいるし、
しっかり奥さんとお母さんをしている手だなぁ

と、

かえって好感を持ちました

それか、妊娠中でむくんでた？

昔なら、「アタシ女優だから」と、家事をしない、みたいな方が評判良かったのかもしれませんが、私は北川景子さんのお市と茶々、好きです

[5] mixiユーザー 10月13日 19:57

2回目視聴。

涙ながらに「家康さまが父上だったかも」とか何とか言って家康をタブラカシにいった狐茶々。
13歳頃、妹たちが「家康さまがお父上だったら」と言いじゃれてきゃっきゃしているのを、ものすごい剣幕で妹たちに怒っていた少女期茶々。

本作の茶々は秀吉と家康は絶対許さないマンになっている。
手段を選ばない。

阿茶は有能な側室だ。
家康は本当に周りに恵まれている。

本作石田三成の治部殿。
なんか関ケ原前に心労で死んでしまいそう。笑
最後の茶々が再び身ごもったと聞いての治部殿のアップ。
少しも喜んでなくて「マジか…」みたいな表情がちょっとツボった。

2度見てもやっぱり北川景子が凄いな。
凄すぎるな。

[6] mixiユーザー 10月13日 20:22

「腹を召します」問題について。

同様の疑問が必ずあるはずと思って検索しました。
ありました。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13287192413
気が付かなかったけど夏目広次の時もやっちまっていたんですね。
これは、脚本家は元より現場のチェック機能の弱さですわ。

もう12年も前の「龍馬伝」で、山内容堂公（近藤正臣）に対して、後藤象二郎（青木崇高）と坂本龍馬（福山雅治）が、、容堂公に徳川慶喜が大政奉還するようにまず御家来衆の前で最初に口火を切ってくれとお願いする場面。

この時、今回の家康もやっていたように自分の刀を訴える相手の前に差し出して、お願いしているんです。
これは、聞き入れてもらわねばここで肚を切る覚悟で申しております！という強い強い諫めの懇願の態度であって、物凄い覚悟と頑として一歩も引かぬという強い意思のあらわれなのです。

この刀を前に出して上の者に申すとき、わざわざ「聞き入れなければ腹を切ります」とは言わないのであります。
その行為そのものがそれを現しているからね。

でも、たぶんここmixiのこういうコミュだったと思うけれど、「あの象二郎と龍馬がそれぞれ刀を前に出してたのは何故なのですか？」という質問が投稿されていて、誰も答えていなくて、そのままその質問は流れて言ってしまって、私も何となくスルーしたのを覚えています。

何故覚えているのかと言えば、あの時、ちゃんと答えれば良かったなという後悔の念から。

そうして、青木崇高と福山雅治が揃って…いや違う、敵対していた事もあったけれど、最後らへんには心通い合って容堂公に対し二人気持ちを揃えて、これしかないと容堂公に働きかけるあの場面が好きだからでありました。

↓画像は、どうも付け焼き刃のにわか知識で家康の脚本書いてやがったっぽいであります。

[7] mixiユーザー 10月13日 22:18

>>[6]

だから、この方に脚本を頼んだところがもうダメだったんですよね

松潤はがんばっとる

らんまんの脚本家さんは、細かい設定まですべて監修の先生に相談していたと、きっとそれは珍しいから記事になったのです

小和田先生が、監修の仕事を終えてから、竹中直人さんがアドリブで「天麩羅が食べたい」と、当時は存在しなかった食べ物を言ってしまったと話しておられました🦐

大抵の脚本家は、監修をないがしろにしてて、自分の知識で書いちゃう

だから、付け焼き刃ではたいへん

というちむどんどんな事態になるんでしょうね

[8] mixiユーザー 10月13日 22:25

そもそも、「殿下が海を渡られるならば私が腹を切ります

」
って言っても、
じゃあ切れば

ってなりそうな二人の関係なんじゃないの？
と私はそっちに気が行っちゃって、召しますは確かに「ん？」と思いましたが、このシーン自体がなんか変だなーと思ってスルーしてました

敵の水軍は凄いらしいよってのは言わないけど、「渡らないで

」って進言する、というのは、あの筋立てでは全然納得いかない

[9] mixiユーザー 10月13日 23:11

>>[7]

だから松潤が自分の刀を差しだし「太閤の唐入り断固反対」の弁を述べるにとどまるのが正解。
そうすると[6]で紹介した後藤象二郎と坂本龍馬のように「何故あの時…」と疑問に思う人がいるから、それをセリフで説明しようとするならば「聞き入れて貰えぬのなら、わしはこの場で腹を切り申す」とか言う事になる。

唐入りを取りやめるのを願うくらいで自身の腹（命）を差し出すのは、やはり不自然ではある。

大政奉還を慶喜に勧め、重臣たちの前で最初に口火を切るのを頼むくらいじゃないと。
あの時の容堂公役の近藤正臣も名演であった。
龍馬伝の時の徳川慶喜って誰だっけ？
慶喜は「青天を衝け」で草彅つよぽんの印象が強くて上書きされてしまった。笑　

検索してみたら田中哲司だった。
田中哲司は「軍師官兵衛」の時の、荒木村重の印象が強い。

あ、官兵衛の息子、長政について書きたい事があったんだった。
歴史を語るの方に移動するね。
https://mixi.jp/view_bbs.pl?comment_count=36&comm_id=6375014&id=99518255

[10] mixiユーザー 10月14日 07:09

>>[8]
そうなの。
あの場面意味不明なの。
さすがに秀吉は家康に対して「じゃぁ、切れば？」とはいえない。
その後の三河家臣団が死に物狂いで攻撃してくるだろうし、経緯を知った他の家臣たちも三河軍団側に付く可能性もある。

家康も命をかけて秀吉の唐入りを止める理由はない。
太閤殿下が日の本を離れると世が乱れます。←嘘。　
猿、お前最近ダメダメだから唐入り途中で海に沈めや。←本音

秀吉にも家康にもあの場面が必要ないとしたら、あの場面は何なのか。
それは石田三成が家康に恩を感じるためだけにある。

それならもっと別の場面を用意せいやと思った。

[11] mixiユーザー 10月14日 07:15

>>[7]

らんまんの監修は凄かったみたいですね。
>きっとそれは珍しいから記事になった

いや、そうじゃなくて、テーマがガチの植物学なので、植物に間違いがあったらこの作品そのものの存在に関わるからだと思いまいます。
それと、植物監修の学者チームは普段作品の監修に携わる事はない。ここで植物の間違いがあったら我らの名折れ、それこそ腹を切らねば申し訳ならぬ。の勢いと植物愛に溢れた徹底した監修だったのだろうと想像されます。

[12] mixiユーザー 10月14日 07:33

終わった後の総括の所で書くつもりだったんだけど（また同じ事を終わった時に書くかも）、「どうする家康」は、ドラマとしてとても良く出来てる所がある。旭姫の描き方などその一番の例だ。家臣団のわちゃわちゃした感じもエンタメとして楽しい。
このたびの足利義昭の登場とか、面白い事するじゃんって思う。
お市の家康に対するロマンス的なもの、当初いらないじゃんって思っていたのも、ラスボス茶々の伏線だったとか凄いじゃんって思ったし。

でも時代劇として根本的に感覚が違う、違いすぎる。
家康は決して「信長ー」と呼び捨てで叫ぶなどしない。（たとえ没後だとしても）
家康は太閤となった秀吉に面と向かって「サル」とは言わない。
信長は家康にあんな妙な執着はしない。
家康は信長に面と向かって「お前の気持ちなどわかるもんかー！」など決して決して言わない。
瀬名ランドは許せない。瀬名ランドに感化される戦国武将などいない。

今回の「腹を召す」発言も、監修は何をやっていたんだと思う。
ホント、監修は何をやっていたんだ？

あそこでは何も言わずに刀を差しだし進言するか、または「聞き入れられぬなら、ここで腹を切り申す」と言うかであります。

[13] mixiユーザー 10月14日 11:31

>>[12]

問題は、監修が入るのが、脚本を書くまえだけだってことなんですよね

出川哲朗さんが、「最近は、芸人にたらいを落としたり熱湯をかけたりするノウハウが伝承されていないスタッフが準備をしていて、死ぬかと思う」とおっしゃっていました。
時代劇もきっと同じ

[14] mixiユーザー 10月14日 12:20

何年か前に、大河ドラマはNHKの制作から外部委託に変わり、ぐっと質が落ちたと思っています

ま、しょーがないけど、指摘せずに放置したら良くならないので、ここで反省会をするのも良いかと