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意味不明小説(ショートショート)コミュのエログロナンセンス いくつかの重要な示唆

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解き放て、私の肉体の精神よ。私はアマラ。あなたの独断で先行しているファンタスティック、ノバルティすファーマ。
あべのはるかす・アベノミクス、新千歳空港から間もなく発射いたします。
行先は地中海。
折しも、先日の震災で義足を失った子供たちに足を提供しようと、自らの左足を切り取って差し出すという、涙ぐましい援助の申し出が大量にあったものの、孤児たちの足には合わなかったので全て廃棄処分となった、まさにその足々(あしあし)が死屍累々(ししるいるい)と連なっている山脈。
あまりにも人がいないため、物好き(死体好き、エログロ好き、廃墟好き、拷問好き、レイプ好き、幼女好き、その他アングラ好き)の人々が大挙して押し寄せた。
にわかの連中は写真を撮るだけだったが、ガチのやつはそれを食べたり、あるものはその足に射精し、あるものはここで一生を終えるのだと決意し、足の山の中に埋まって出てこなくなってしまった。

仕方がない。私はそんな馬鹿どもと同じ空気を吸っている。
馬鹿は馬鹿でも、同じ人間だ。
私もそいつらの行動を理解しなければならないんだ。たとえば彼らにとってドーパミンがいつ放出されるかとか、βエンドルフィンがいつ発射されるかとか、死体に埋まったら自分の体に菌が移って何日後に苦しんで死ぬとか、遺産相続はどうするのかとか、切断した足は資産に計上されるのかとか、死ぬために要する精神的エネルギーが税金対策に有効か、もし有効なら年収いくら以上の人にとって節税の目安となるのか。一説によると、特攻隊志願者と言うのはみな節税でやっていたらしいのだが、インタビューが残っていない。

昔、コインの裏表で、タレントの髭男爵が再ブレイクするか否かを占う遊びがあって、全国的に大流行した。
試しに、トランプを一枚めくってみなさい。
そこに裸の禿でデブで眼鏡でお風呂上がりのおっさんが描かれていたら、それはあなたの未来です。

ハリス国務長官、電報です。
なになに?タカ派のやつは鷹の爪でも煎じて飲め。ハト派のやつは鳩山由紀夫のグル―ヴィーでチャーミングな乙女心をよく理解し、あとは自分で考えろ。
「言えてるー!」と、ハリス国務長官はほくそ笑んだ。
ハリス国務長官、またの名をペリー外務大臣。鳩山コンバータ宗男ロジックっていう、色々ごっちゃになった名前を戴冠したのは、ロンドンブーツ1号2号のローラっていう、いわば乙女夫人の女の子で、婦女子で、ポーツマス条約。

というところまでが電報の内容です。

「は?」
と、ハリス国務長官はこめかみをぴくぴく動かしながら言った。
「え?何?誰?」
と、ハリス国務長官は困惑した表情だったが、半ばキレ気味だった。
「俺を誰だと思っているのかな。ハリス国務長官だよ?ハリス国務長官。電報なんだからさあ。もうちょっと礼儀ってもんを守ろうよ。このハリス国務長官に向かってさあ。な、そう思うだろう?」
「はり。あ、じゃない間違えた。はい。わかっております。」
と部下は言う。もっとも、この無能な上司のハリス国務長官にあったのは、わずか15分前である。部下の誰一人、ハリス国務長官とは誰なのか知らない。もっとも、背中からコンセントのコードが伸びているから、オモチャなのだと思う。誰一人そのことを指摘しない。オモチャであると知って黙っているのか、知らないのかはわからない。たぶん、ハリスっていう名前が何となく呼びやすくて最初に思い付いたから、ハリス国務長官にしたのだと思う。

「・・・俺を誰だと思っているのかな。ハリス国務長官だよ?ハリス国務長官。電報なんだからさあ。もうちょっと礼儀ってもんを守ろうよ。このハリス国務長官に向かってさあ。な、そう思うだろう?」
そのセリフは、川端康成(仮)の脳裏に深く刻まれた。なんどもエコーを伴って繰り返された。
偏執病を患っている川端康成(仮)の脳内では、同じ言葉が何度も何度も繰り返されるので、恥ずかしい言葉、たとえばゲイビデオのキャッチコピーが何度も何度も頭の中でリピートされたりするのだ。

川端さん、何を隠そうここだけの話、大のカッパ嫌い。
もっともカッパさんなんてあまり見ないのだが、食わず嫌いの可能性もあるため、少しは食べられるだろうとあえてぬかみそ漬けにしたカッパ(メス)を提供した。
ただ、その河童は5年もぬかみそにつけてあったので、カッパはグロテスクにも真っ白になり、しかも腐敗した腸をやぶって、これまた真っ白な回虫が大量に出てきてしまい、もはやカッパを食べるのではなくて回虫を食べているような状態になってしまったという。
その体験から着想を得て川端は小説「雪国」を執筆したというのは有名な話で、団塊世代以上の方にとってはまだまだ記憶に新しい出来事ではないかと思われます。

後年の川端康成は、老境に入って何かが変わってしまったのか、なぜかマクドナルドの店内で、例のドナルドというピエロのキャラのコスプレをしながら、ペヤングソース焼きそばを食べるのが習慣になっていた。
ただ、店の人には良く思われていないのでお湯がもらえず、毎回水で3分間待つのだ。少しでもお湯に近づけようと、水を入れて3分の間、容器を手で押さえ、体温によって1℃でも上げるようにしているようなのだが、手が冷たくなった。
3分が経ち、お湯を切りながら何かに疲れたような表情で「ハァ」とため息をつくドナルド(中の人は川端さん)。
割り箸を割り、真ん中で割れないのでさらにテンションが下がるドナルド(中の人は川端さん)。
ずるずるずる、と冷たい麺をゆっくりすすりながら、むせるドナルド(中の人は川端さん)。

なお、なぜドナルドなのか、というより、そもそも今なぜ川端康成がやり玉に挙がっているのかが不明である。

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