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創作詩コミュのDear5.2~

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行き過ぎる時の中で
思い出す

ひたすら前ばかり見て
生きていた自分を

歯を失おうが
足を挫こうが
腕を痛めようが

今ここにある命の全て
それが世界なんだと

どんな悲劇や苦痛の最中にも
光りを見出だせたんだ

そうしてがむしゃらに
走ってる内に息切れ
しだしたこの身は
いつの間にか
ボロボロになっていた

命を繋ぐ為の労働に勤しんでも
他人はいつもストレスの糧を
もたらす

そうとしか思えなくなった時
私の終わりを見た

夢も現も蝕まれてく私に
指針も予言もなく
只々真っ暗だった

それでも君は戸惑いながら
緊張した面持ちで
必死に言葉を紡ごうとしてくれてる

そんな君を画面越しに見つめ
変わらないなぁなんて
酒を煽ってる自分に
少し笑った

有り難かった

檻の中で踠いて
必死に自問自答

何を経験してきても
生きる意味なんて解るはずもない

それが生きるテーマなんだから

愛や夢だなんて綺麗事
並べ立ててた頃を行き過ぎて

確かに言える事は
誰かを真から信じる為じゃないかと
思いはじめてる

君は益々艶っぽくなっていけない

身体の節々が痛くて
歳の重みを感じる今日この頃

白髪の増えた私にも
幾何かの安寧ももたらされて
一息ついている

五臓六腑に染み渡る
酒の味も苦味を増して

臓器が廃れていく感覚を
終末の鐘の如く
響き渡らせている

命は等しく意味があってある事を
小さな命に受け継いでいって欲しい

どうか健やかなる未来を





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