月１映画DVDレビューリレーの会コミュの第24回映画「きっと、うまくいく」

第24回映画『きっと、うまくいく』（3 Idiots）は、2009年公開のインドをご紹介します。
監督:ラジクマール　ヒラーニ

2009年の公開当時、インド映画歴代興行収入1位を記録した大ヒット映画[2]。インドの工科大学の寮を舞台にした青春劇であり、コメディ映画だが教育問題をテーマにしており、若者の自殺率の高さなども取り上げている。2010年インドアカデミー賞では作品賞をはじめ史上最多16部門を受賞。
スティーブンスピルバーグは、「3回も観るほど大好きだ」と絶賛しており、本作のスポンサーであるリライアンス・ADA・グループはスピルバーグの経営する映画制作会社ドリームワークスにも1000億円以上の出資をしている。ブラッド・ピットも「心震えた」とコメントしており、インド以外でも高い評価を受け、各国でリメイクが決定している。日本では2013年5月18日に公開されました。皆さんのご感想お待ちしております。

コメント(3)

最初
全て
最新の40件

[1] mixiユーザー 03月26日 22:04

遅くなりましたが、やっと観ました！
今回2回目の視聴です。

比較的最近の映画ですが、なんだか日本の昭和時代のドラマの感じがするのは私だけでしょうか？
そして初めて見たの時も感じたのですが、この映画をみてると
「ああ、自分の心は素直じゃなくなってるんだろうなあ」と思ってしまいます。

話のテンポはよく、キャラもいい
さらにインドの学歴重視問題、3人の友情、本当にやりたいことをしよう、みたいなテーマも分かる
けど、どうしても主人公たちにとって都合よい話に思えてしまうんですよねえ

主人公ランチョーは素直で成績も優秀、友達思いで完璧、それが学長に反抗するのはよいですけど
学長の家で立ちションんするわ、婚約パーティーの飯は食うわで結構すき放題するし^^;
学長側の立場に立つと怒るのもわかります
あと意識不明の友達がなぜか回復したり、妊婦の出産を破天荒な策で救ったりも
ちょっと都合がよい感じがしてしまうんですよね

逆にランチョー達は小ばかにしていましたが、自分はチャトルの方に感情移入したかも
がり勉タイプで不器用だけど天才であるランチョーになんとか勝ちたいと、姑息なことをするのも人間味を感じました
学長やチャトルも自分達の考えや都合もあるはずなのに、悪者や小物扱いなのが
この映画の趣旨やテーマを分かりやすく伝えるため
こういう構図になっているんでしょうけど
素直に受け止められなかったです＾＾；

けど、この映画評価高いようですね
リメイクも決まっているそうで
素直に楽しめない自分はやはり心になにか欠陥があるんだろうなあ
という事を実感した一本でしたｗ
ありがとうございました！

[2] mixiユーザー 03月29日 11:17

きっと、うまくいく
公開当時も観ていて大好きな映画です。
メインの同級生の3人のキャラクターが個性的で好感が持てて。伏線がとてもうまく敷かれていて後半に回収されていくのがとてもよく。第1部が終わった後これからどうなっていくんだろうというストーリーのワクワク感がたまらないです。
3時間弱ですが毎回楽しく観れました。

[3] mixiユーザー 03月30日 23:40

今回は滑り込みでギリギリ観れました！

冒頭、仮病で飛行機を降りるくだりで「映画だから？」、「コメディだから？」ってちょっと荒唐無稽に感じたんですが観終わって思い返してみると彼も内心ドキドキで「うま～く、い～く」って念じてたんだろうなって納得出来ました。

インドって未だにカースト制度、工員の子は工員にしかなれないし、農民の子は農民にしかなれない、職業選択の自由は殆どなく家柄重視の制度が根強く残っているのかなって思っていたんですが近代化の今ではだいぶ変わってきているのかな？って本作を観て感じました。ただその影響を受けて「競争社会」が激化して本作の様なエピソードに繋がってくるのかなって思いました。

前半は自殺の話があるものの普通の青春物語的な印象を受けながら見ていてランチョーと再会を果たしハッピーエンドなのかなって思っていたら171分の長尺と知って驚きでまさかの展開でした。ランチョーにファルハーンとラージュと三者三様のキャラもいい感じでしたが自分的には何のとりえもないラージューに一番感情移入した感じでした。
後半の出産のくだりでだいぶ涙腺を刺激されました(T_T)で、そのあとの「宇宙で使えるペン」のくだりでボロボロ泣けましたね～(T_T)亡くなった息子に重ねて学長が生まれたばかりの孫に語り掛けたように「自分の人生を生きろ」って親ならば誰でも思う事なんですけどね～でも綺麗ごとばかりでは生きてはいけないだろうしって親の立場的には難しいところです。ただ結局は本人の価値観の問題なんですよね、「良い成績を叩きだす為の大学生活なのか？」「人生も勝つことだけが重要なのか？」
でもその「勝つ」って人それぞれの筈なんですよね、ランチョーはお話し的には大成功を収めていたけれど他人がうらやむ事ばかりが当人にとっての「勝ち」とは限らないんだろうなって強く感じました。観終わった後の爽快感はかなり良かったです！「うま～く、い～く」ってあの曲がしばらく頭の中でリフレインしてましたｗｗｗいい映画を紹介してもらってよかったです、ありがとうございました(#^.^#)

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ