市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】文化放送ラジオ　くにまるジャパン極（2021/12/13）　大谷昭宏

【永岡浩一さんからの通信】文化放送ラジオ　くにまるジャパン極（2021/12/13）　大谷昭宏　日本大学の不祥事は半世紀前の学生闘争の負の遺産の産物で教育の歪みをこのままにしてはいけない、岸田政権は給付金、さっさと現金にして、役人に責任転嫁せずちゃんとやるべきことを指摘する！


　永岡です、文化放送ラジオの、くにまるジャパン極、月曜日のコメンテイターはジャーナリストの大谷昭宏さん（スタジオ出演）でした。野村邦丸さんの司会、西川文野さんがパートナーでした。概略書き起こしします。

　西谷さんの、自公の罪、維新の毒（https://www.radiostreet.net/news/981/　）、昨日買ったものの、神戸三宮のＪ堂書店、いつも行く店に入っておらず、別の近くの店舗に行ってくれと言われてビックリでした。その店（西谷さんのを置いていなかった）にはヘイト本、ネトウヨ本が乱立！（もちろん、この手のクズ本の乱立していない書店は少ないですが）そして、西谷さん指摘されていますが、吉本興業は自公、維新の最大の支援者で、万博、博打場で儲かるため、ともかく我々は吉本のタレントの出るテレビ番組を徹底的にボイコットするしかありません！そして、昨日のＮＨＫ日曜討論ではれいわの大石あきこさん、維新の足立氏を完膚なきまでにノックアウトと（私は見ていませんがツイッターは盛り上がっている）いうこと、関西のテレビは維新の大本営発表ですが、まだ闘える要素はありそうです。


　深読みジャパン、日本大学の理事長の問題、田中氏逮捕で記者会見、加藤学長は田中氏と決別、役員報酬を出さない、外部の有識者を入れるというが、特捜部がガサ入れして記者会見は初、日大は再発防止策を来年2月にまとめるというもの、先週金曜に記者会見、記者も厳しく追及、田中氏は理事を解任だがまだ様々な職にはあり、邦丸さんも日大は再生か、全国の私立大学と文科省の対立と大谷さん説かれて、根の深さは精査の必要がある。日大は、私立大学の連盟、会長は早稲田だか、日大は理事から休会、日大だけではなく、文科省が私立大学の経営に手を入れたと説かれて、大谷さん、少子化で、日本に70０の大学があり、田中真紀子さんが文科相の際に新設を拒否して叩かれて、新設を認めたが、文科省はこれ以上増やすのか、許認可に、文科省から天下り、こういう大学を作りたいとすると、文科省からどれだけ受け入れるとなり、無駄とは言わないが、地方に70０の大学があり、文科省はこれを奇禍として権限を広めたい。しかし日大はＯＢ、ＯＧは116万人のマンモス大学、日大闘争以来のもの、大谷さんの世代は日大闘争が印象に残り、東大の安田講堂と日大の闘争が最後まで残り、前者はエリート、後者はプロレリアート、日大全共闘があり、逮捕された方はその後語らず、当時22億円の経理不正（今なら200億単位）、苦学した学生さんからこんな不正で、怒り、2万人のデモになり、学生は大学から大衆団交を勝ち取り、議長に確認書を取り、佐藤栄作総理は暴力だと非難して事態は激変、大衆団交に参加した学生さんは逮捕、完全に勝っていた学生さんは元の木阿弥、それから半世紀日大は腐敗、半世紀前は権力により叩かれて、今回は文科省、68,69年の東大安田講堂、機動隊に破壊されて、日大の腐敗は、国家権力の介入でここまで腐っていたとわかった。

　邦丸さん、日大に好き勝手させないものだが、日大の理事たち、全部入れ替えなら誰にするか、なら文科省からか、田中氏の脅威にふるえて、文科省の脅威にふるえて情けないと説かれて、大谷さん、学生さんは、自分の出た大学を誇りでないと寂しく、この不祥事は100万の卒業生の恥、日大闘争は運動部の暴力で潰されて、やったのは田中氏＝田中氏は俺が日大を守ったと、大学の傀儡に大学が頭が上がらなくなり、日大は90億の私学助成金を受けて早稲田、慶応と同じく、これで学生は助かるが、独立を保てるか正念場と説かれました。

　政府の給付金、10万のうち5万は、全国の9割の自治体は年内に給付、クーポンでもめて、山際大臣、自治体の負担を減らしたいというが、政府は来年の春に配るものの、年度内に多忙で間に合うか、現金の方が早いとなり、しかしクーポンに900億の費用、大谷さん、無駄な費用より、子供たちを助けるべき、邦丸さんも自民から愚策と批判されていると説かれて、大谷さん、文書交通費が問題になり、しかし今回の手数料はその10倍であり、そちらにもっと怒るべき、なぜこんな無駄遣いするのか、クーポンのメリットは示されていない。

　邦丸さん、日曜討論で、西村氏も現金と言い、公明党は根拠だとごねたと説かれて、クーポンの900億は必要と言うが理解できない、その分子供に配れと説かれて、大谷さん、クーポンだと自治体により使途は限定されて、その選定は大変、このスーパーで使えてこちらはダメだとしたら自治体は説明で破綻＋ワクチン接種＋マイナンバーがあり、これらの複雑なシステムがあり、そこで第6波だと自治体は破綻、クーポンの理由はない。邦丸さん、昨年10マンの給付があり、あのシステムをまた使えばいいのに無駄だと説かれて、困窮世帯はもっとあげるべき、維新は減税というがおかしい、大谷さん、このままだと来年5,6月にクーポン、ある政治評論家はそれで来年7月の参院選対策だと言っていると説かれて、どこかで見たようなデタラメがあり、ここから半年で5万のクーポンだと間に合わない、邦丸さんも、困っている人に経費なく早くと説かれて、大谷さん、岸田政権は早い段階でクーポンではなく現金とする、オミクロンの海外からの遮断も同様、拙速でも、役人のせいにしない、そういうやり方はアベスガのように失政を役人のせいにして役人のやる気をそいでいたが、政治家が軌道修正するべき、岸田氏、早く現金で配るべきと説かれて、今日から予算委員会でちゃんとすべきと締めくくられました、以上、大谷さんのお話でした。