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市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】 ポリタスTV(2021/5/11)

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 津田大介&隠岐さや香 日本学術会議任命拒否問題を語る、理系、軍事研究を志向する自民党と対抗する学術会議、文系と理系の対立は自民党を利す、組織としての独立性より自民党の恣意的な介入をどこまで防げるかの要点を考える


 永岡です、ジャーナリスト津田大介さんのポリタスTV、本日のテーマは日本学術会議問題、名古屋大学の隠岐さや香さんとのコラボでした(https://www.youtube.com/watch?v=3xZC23XgrdQ )。途中まで追跡します。そして大阪、兵庫のコロナ地獄はさらに悪化、入院できず治療も受けられず亡くなる方も出て、他方大阪だと保健所職員は職員がJNNの取材に答えて第3波の時より減らされていると証言、大阪は76年前の太平洋戦争末期の最前線、このままだと破滅です!明日出る週刊文春に大阪の医療現場の大変さが載ります(https://bunshun.jp/articles/-/45408 )、特集はオリンピック無理のものらしいです。

 なお、余談ですがクラシック音楽の世界では来日演奏家の一部が先月2週間の隔離なしできて、指揮者のリッカルド・ムーティ(1941年生まれ)がそう、東京・春音楽祭のためでしたが、他に来日困難な演奏家もいて、どうして特定の者だけ特別扱いか疑問視する声もあり、私は半分陰謀論ですが、オリンピックのためかと邪推します。が、今月来日予定のピアニスト、マルタ・アルゲリッチ(1941年生まれ)は来日中止(別府で予定の音楽祭中止)、不透明な海外からの演奏会受け入れは禍根を残すと危惧します(そもそも水際対策はザル、青木理さんの言われるようにこれで戦争準備法案とか敵基地攻撃など冗談ではないです)。



 ポリタスTV、学術会議について政府が有識者を設置というもので、6名の任命拒否から半年、隠岐さん、緊張感のある展開になったと説かれて、津田さんは朝日の論壇で引用されて、学術会議に光の当たった意味があると隠岐さんの意見を紹介、この件の経緯は昨年9月に菅総理が推薦候補を6人任命せず、赤旗がスクープ、外されたのは人文系、問題は、選考する能力が学術会議にあり、総理(判断能力なし)が任命なのにせず、任命拒否は違法、中曽根氏すら学問の自由を認めていて、学術会議は学者の国会、当初選挙で選ばれて、戦争否定(戦争に科学が悪用された反省から)を政界は快く思わず、そして選挙→推薦制になった。2005年に今の形になり、しかし安倍政権で2016年に介入、実行犯は菅氏(当時の官房長官)、2017年に官邸が選ぶとされて、その時は105人選ばれて、そして2020年秋に6名の任命拒否が過程。

 この問題に多くの学者、ジャーナリストが批判、日本の政治と学問の関係に問題点があり、赤旗の報道を全国紙が後追い、が自民党は学術会議がおかしいと勝手にプロジェクトチームを作ったものの、任命問題は取り上げられず、会長と菅氏は会談しても何もなし、菅総理は国会で壊れたレコード、スギターリンが任命拒否に関与、野党は国会に呼び、どうして6人拒否か、政府・菅氏は理由を説明せず、要するに戦争を手伝えというもの、井上大臣は軍事利用を求めて、そして政府から独立と自民党PTがいうものの、学術会議は今のままでいいというもの。その後コロナ第3波、第4波、世間の忘れるのを政権は狙い、2021年になり大きなニュースはなく、6名の任命を求めて政権は拒否。

 そして、政府はGWに有識者会議を設置と発信、毎日が報じて、総合科学イノベーション会議、CSTI(議長は菅氏)が決めるというものの、隠岐さんはこのニュースについて、ツイッターで発信、学術会議は与党と緊張感があり、CSTIの前身にて、学術会議の力を削ぐ方向になり、吉田茂氏が1949年に任命拒否をして、そして科学技術会議が作られて、予算に国が発言権、日本学術会議と重なる組織を作り、学術会議は与党と緊張感、学術会議は戦争拒否、政権は戦争をさせたくバトルをしていた。

 津田さん、日本学術会議について、戦争に参加しない+人文系も参加するもの、他方CSTIのような政府の御用組織があり、2つの組織があったと説かれて、隠岐さん、同様の機能はあり、CSTIは政府のトップダウン型、学術会議はボトムアップ型、役割分担は出来ていたが、学術会議は他国と比較して当初大きな権限を持ち、それが弱体化した。

 国営のものはCSTI、国と学術会議は緊張関係にあり、対立して、しかし2つあり意味はあり、文科省、内閣府などが関与、イノベーション、ポスドク就職難問題には関せず、社会問題より経済重視になる。CSTIは政府と話し合いの近いものがいる。高橋洋一氏のようなものはCSTIにはいないが理工系重視、津田さん、学術会議問題はそれとCSTIの力関係があると隠岐さんの発信で知り、拒否された加藤さんが記者会見されて、CSTIとの関係で、人文社会系はCSTIの外であったと説かれて、今までは理系の振興に政府は力を入れて、人文社会系にも政府が口を出す方向になり、今回の結果だというもの、加藤さんの見立ては正しいと津田さん説かれて、隠岐さん、菅政権は人文社会系に口を出したい意図もあると思うが、これを機会に人文系を振興というが、科研費でコントロールする意図が見えていやらしい。

 隠岐さんは科学史の専門家、文系と理系はなぜ分かれたかの本も書かれて、日本の文系と理系の分かれ方は独特だと主張されて、文系と理系のものについて、政府・自民の戦争関係の、ミニタリズム傾向の人間は文系のリベラルを警戒することになり、戦前も文系から徴兵、戦後は安保反対について、与党は人文系が主導だと思い込んで、大学の文系を減らす、私学にさせる方向、国家に自民党の臨む社会観を求めて逆らうものを公務員にしない、などあり、文系はそれで冷遇。税金が使われるなら金もうけのため、津田さんもあいちトリエンナーレで体験した、税税金が使われるならお国のためにの方向があり、隠岐さんは「公=現政権のため」に矮小化した自民党の私物化、政権交代のないことを前提として、あいちトリエンナーレも政治が金を出すならコントロールしたい、政府から独立している学問のコントロールを狙い、科研費は学者のピュアレビューで決めるが、一部の科研費、文系だとフェミニズム、慰安婦に使うなと杉田水脈氏のような介入もあり、学術会議だけでなく、科研費を支配されるのを津田さん危惧されて、隠岐さん、自民党PT案は自分たちのための研究にのみ金を出するもとを意図、外部の意見をシャットダウン、会員の選び方に介入、元々ピュアレビューを大事にしてきた世界が政治に支配されて、芸術も同様、民主主義は学問・芸術と緊張関係があり、いいものを作る方向ではなく、政府の意に合わないものを国民が納得しないと拒否、そして変えて良くなるものではない。

 津田さん、学術会議は組織を今のままにと提言して、外部有識者の意見を取り入れるものを問われて、隠岐さん、これは問題、他国で政府の介入はなく、お金の使い方に問題ならともかく、人選については設立理念から菅氏の発言はおかしい。学者には政府と折り合いをつける方向のものもある。

 隠岐さんは、学術会議について改革の必要はあるか疑問、隠岐さん個人として、似たような歴史を持つ国を参考にすべき、アメリカ、イギリスは参考にならず役所組織を作らない傾向、寄付文化のあるもの、ドイツのようなものを習うべき、共産圏でもOK、役所組織の大きな国を見習うべき。

 津田さん、世界では理系重視かと問われて、隠岐さん、他国には文系のアカデミーもあり、第1次世界大戦の後で理工系のネットワークができて、理工系では地球環境問題の連帯もあり、文系の連帯もある。津田さん、この問題に様々な学会が反対声明を出してその数1500、しかし理系と文系で温度差はあり、津田さんの注目されたのは歴史系、戦前の歴史と比較した警告。理系は学術会議の出したものに賛同とやや温度差があり、学術会議に参加していない学者がいて冷ややか、文科省の大学改悪で文系はしんどいという意見があり、文系と理系の乖離はは自民党の利すると津田さん説かれて、隠岐さんもその通り、統治のためには分断は植民地支配、バラバラだと支配しやすい。対抗するのにこういう番組は重要、問題の本質を知るべき、庶民には、物事は組み合わさり、一角が崩れると全体が破綻、科研費も競争だと研究者はしんどく、そんな中からいい研究は出てこない。

 隠岐さんは若手の研究者の処遇の問題に関わられて、学術会議は学問の進展に当然必要と説かれて、津田さんは学者ではないが、真剣に議論される皆さんに好感を持たれて、しかし庶民は学者の実態を知らない、隠岐さん、議論は提言書を出すものもあり、主張して、大事と思ったことが通ると、昔の日本の科学技術政策はノーベル賞いくつ出すと製造業適菜問題のある傾向がありそれを糺したものがあり、そして女性の学者も予定より3年早く3割達成であり、LGBT問題の分科会もあり、政府の他の省庁でやらないことを学術会議は提言、副会長に女性の研究者も参加させた。

 チャットでは、政府から独立すべきかとの意見があり、隠岐さん、お金としての独立か、しかし精神的な独立は達成されて、お金を出さないというなら、税金で生きていない人間はいない、他国のアカデミーも7,8割公的な支援があり、文化芸術にも他国だと支援があり、独立の意味を説明して欲しい。

 津田さん、任命拒否された6人はちゃんと任命を求めて、短期的な問題だけでなく、中長期的に国民の理解を得られるかと最後に問われて、隠岐さん、CSTIではアメリカ型のものを目指し、自民PTはそれ+外部の介入を求めているが、学術会議、好きにやったらと言うが、他国だと法人になった例もあるがそれは争点ではなく、有識者の意見を入れるのはどうか、お金については、日本政府がゼロにしたら大スキャンダルになり、それは出来ず、予算は削られず、問題は人選、外部有識者の意見を入れるか、国立大学の学長の選定は外部有識者の視点を入れて問題になっている。津田さんは、この問題で重要なのは独立ではなく、政府の介入はどこまでかなのかと問われて、隠岐さん、問題によっては学術会議に参加しないというものになると締めくくられました、明日は沖縄、辺野古と遺骨での埋め立ての問題を取り扱います、以上、津田さん、隠岐さんのお話でした。

コメント(1)

すーちゃんさん
「イイネ」を有難うございます。

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