市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】文化放送ラジオ　大竹まことゴールデンラジオ（2020/5/8）　島田雅彦

　新作「スノードロップ」から天皇と民主主義を問う、金子勝　安倍政権により官僚・役所も国会も瓦解した、安倍総理を一刻も早く追放しないとコロナ禍で日本はつぶれるとこを警告する！
　永岡です、文化放送ラジオの、大竹まことゴールデンラジオ、金曜日の大竹紳士交遊録は経済学者の金子勝さんでした。砂山圭太郎さんも参加、パートナーは、金曜日は闘います、の室井佑月さんでした。
　大竹メインディッシュは作家の島田雅彦さんでした。スノードロップという小説（https://www.shinchosha.co.jp/book/362210/　　）を発表されて、本屋さんが閉まっていて出せず、大きい書店は3密、室井さんも読んで良かった、心の隅でズルいことをしたいと思うがそれは良くないと思い、島田さん、室井さんの姿勢を評価されて、今回の作品は無限カノン三部作、日本の皇族と重なる？もの、国民と皇室の関係は変化、上皇による変化、現天皇の志向を説かれて、令和は亡くなったらおくり名になり、天皇の意思、希望が反映されるべき。
　大竹さん、島田さんに作家の矜持を感じて、島田さん、小説はフィクションだが事実もかける、政権批判も、内部告発もできる、エッセイ、評論は書き手が一人称、小説だと三人称で、組織の告発もＯＫ、本人の言いにくいこともフィクションで書ける、現実より面白く、警察に、検察にいた、組織にいた人の小説もあり、内部告発により不正が糺される。
　室井さん、島田さんに今何をやっているかと問われて、島田さんは研究の休暇で授業はなく、同僚は遠隔授業、しかしリモート授業は普通のものより3倍疲れる。島田さんは7月からの連載小説の用意、パンとサーカスのタイトル、市民と政治の距離が近く、政治に何ができるか書く。政治的なネタも今回色濃く、出版社とどうかについて、皇后が主人公であり、しかし島田さんはこういうネタには経験があり、ネットで読める皇室のネタは、大半読むに絶えず、かつて皇太子時代に浩宮さんが人格否定、雅子さんに人格否定されて、そして皇室のことも変化してきた。
　大竹さん、生前退位は勇気がある、今まで崩御、自然に時代が変わり、今回は上皇、意思を発揮して、天皇は政治的、内閣の承認だけしたらいいのではなく、自ら意思を発揮して行動した。前の天皇をどう呼ぶのかと室井さん説かれて、前天皇は安倍政権と対峙したと説かれて、島田さん、天皇の地位は憲法に準じるもの、室井さん、安倍政権は憲法違反、島田さん、それは天皇による安倍政権批判、現天皇もそれを継承。大竹さん、小説で皇后vs宮内庁の図式があり、侍女がいて、身の回りの世話をする人は天皇で雇える。室井さん、島田さんの小説、皇室への愛情と説かれて、島田さん、ネガティブキャンペーンなどを経験した女性は、皇室だけでなく、詩織さんもそうであり、そういう人たちが#ME TOOと語り、皇后もME TOOと言っていい。小説ではME TOOという侍女、ジャスミンを雇い、大手のＳＮＳでは検閲の入るものが、スノードロップのハンドルネームで書いている。
　大竹さん、皇后のことを書いた意味を説かれて、室井さん、政治的発言は禁じられても、好き、嫌いと言っていけないのはおかしい、島田さん、発言には様々なレベルがあり、しかし天皇は憲法を守るというのは政治的な発言になるのかと説かれて、憲法を島田さんも熟読して、政治的な発言も皇族には許されて、意見表明はＯＫ。大竹さん、トランプ氏以来自国第一主義でも、自国民が救われるのではない、島田さん、自らを正義の味方として、共通の敵を作り攻撃するやり方は自己保身であり、大竹さん、日米は主従関係と説かれて、島田さんはそれに対抗するものとして、良心が力を発揮すると指摘されて、島田さん、政治には理想と現実があるが、憲法を守る、平和主義、人権を守るのは理想主義と笑われるのはおかしい、理想のないものは利権を守るだけの欲だけ、理想のない政治はなく、しかしアメリカにただ従うのもダメ、アメリカの兵器を唯々諾々と買うのはおかしい。
　島田さんは今のコロナ禍、休業補償に関してスピーディーにやったら安倍政権は支持率が上がるのに、全部外して、わざわざ野党の共産党などが政策のアドバイスを、それも無償でしているのになぜ安倍政権は取り入れないか？大竹さん、自分の金でもない給付金をどうして出し渋りするのか、コロナ禍でドイツのメルケル首相は英断で支持率も上がった。島田さん、パンデミック、戦争は支持率を上げる為政者にとって絶好の機会なのに安倍氏はそれをしていない、室井さん、安倍総理はなぜそれをしないのか、島田さん、安倍総理には目の前で起きていることが理解できていない。
　大竹さん、今回の作品の主人公は女性、世界では女性のリーダーが活躍して、しかし日本は男尊女卑、安倍政権のバックの日本会議の体質＆自民党草案は余計なお世話と室井さん説かれて、女性は家にいろというのは時代錯誤＋効率が悪い、女性が活躍する時代に安倍政権は勝手すぎると室井さん説かれて、島田さん、安倍政権にいるオバハンは男性に与するもの。室井さん、島田さんと長い付き合いだがお酒抜きで初めて会った（笑）、島田さん、室井さんと長くたくさん飲んでいる（笑）と締めくくられました、以上、島田さんのお話でした。
　大竹紳士交遊録、毎回の金子さんの怒り（例により心臓に悪くても読んでください）、今週もコロナ禍に関するもので、マサルと室井さんリモートで呼び掛けて、大竹さんはのどの調子が少し悪い、医者に行きコロナではないと思うと診断されて、金子さん、専門家会議、役所だといつまでたっても埒が明かない、ズルズル変え始めて、2/17に専門家会議、室井さんちゃんと方向転換せずごまかし、金子さん、37度4日で相談してと決めたのは専門家会議、しかし検査を制限して、東京都のブレーンの大曲氏、検査したら医療崩壊と言って、小池都知事はオリンピックを延期するなと言ったのが2カ月前、室井さん、オリンピック＞国民の命と説かれて、金子さん、その通りだが明言されず、37度4日は基準ではないのか、無症状でも移す、永寿総合病院etcで医療崩壊、院内感染、しかし政府は医療崩壊というなとネット記事で報じられて、院内感染がひどく、対抗策としてＰＣＲ検査しろと専門家会議は言わないのに、どうしてＰＣＲ検査を増やすのか、3カ月半間違いを専門家会議と安倍政権が起こして、隠れ感染者対策を安倍政権と専門家会議はせず、海外のメディアは日本の感染者数を信じず、しかしどうやって間違いを糺し修正するか安倍政権は示していない。
　大竹さん、専門家会議のことを聞いて安倍政権はどうしたと言わない、室井さん、責任の所在なし、大竹さん、国が責任を取れ、金子さん、リーダーシップもないが「役所が壊れた」、10万の直接給付も遅いと野党に言われても主性できず、安倍氏は1日4000件ＰＣＲ検査、2万と言ってできず、役所が政策実現して、国民の生命を救い経済を発展させず、責任逃れのみ、安倍総理も役所も責任逃れであり、役所も逃げている。
　室井さん、この数か月、役人は真面目にしたら正直者が馬鹿を見る、金子さん、役所は安倍総理の不正を隠すのに必死、森友、加計、桜etc＋安倍氏はスローガンを言っても何一つ実現せず、北方領土も解決せず、何を目標としていつまでに達成するというのを示さず、メディアも検証せず、やっている感のみで支持率維持をしたら、役所は何もしなくても安倍政権のお咎めなし。室井さん、国民もおかしい、安倍氏は拉致問題解決は言っていたのに、情報も隠されて生存者情報を隠されても国民は怒らない。金子さん、コロナ禍を打破するのには洗礼を打破しないとならず、山中さんも自分のところでＰＣＲ検査できる、つまり日本全体でもっとできるのに、それを文科省が邪魔している、省益にならないため。しかし国民のために働いて成功しても官僚は評価されず、失敗して内閣人事局に失点をつけられたらおしまい。安倍氏に評価されないとダメな、この国の官僚制度、日本そのものが壊れている、文書の保管すらされず、大竹さん、一縷の望みは、限定30万が市民の声で10万全員になり、市民、金子さんのように言い続けたら安倍政権は動かざるを得ないと説かれて、金子さん、国会が機能せず、10万給付は野党の提案で、国会を立て直さないとこの国はコロナ禍でつぶれると説かれて、室井さん、来週もリモートで会おうねと締めくくられました、以上、金子さんのお話でした。これも、拡散して下さい！