市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】ＡＢＣラジオ　おはようパーソナリティ道上洋三です（2020/5/4）　佐渡裕

　すみれの花咲く頃プロジェクトを語る、音楽は心のビタミンであることを説く
　永岡です、ＡＢＣラジオの、おはようパーソナリティ道上洋三です、話のダイジェスト、今音楽界が大変な中、西宮北口の兵庫県立芸術文化センターの芸術監督、指揮者の佐渡裕さんが始められたすみれの花咲く頃プロジェクト（http://www1.gcenter-hyogo.jp/news/2020/04/0421_SUMIRE%20Project.html　）を語られました。佐渡さんの率いる兵庫芸術文化センター管弦楽団（パフォーマンスアートセンターの略でＰＡＣ（パック）オーケストラと呼ばれます、似た名前の役立たずミサイルと違い関西の音楽ファンに希望を与えています）とのコラボです。今朝も、大阪の4つのオーケストラの経営危機が朝日新聞で報じられているなかでのものです（ネットには出ていません）。
　佐渡さん、お電話で出演、緊急事態延長、外出規制、コンサート、イベント中止、オーケストラも集まって練習できず、ＰＡＣのメンバーも自宅で練習している中のお話、佐渡さんは世界を駆け巡るものの、今はずっと自宅、こんなに時間のあることは過去になく、新しい譜面をたくさん買ってみていない、演奏会は軒並みキャンセル。すみれの花咲く頃、佐渡さん3月に帰国して、公演中止、延期、チケット払い戻しラッシュの中で、劇場はファンの心を支えるべき、発信できるものはないかとスタッフと模索して、佐渡さん舞台で指揮して、ソプラノ歌手深川さんが歌い、一般のファンも動画で参加して、歌う、手拍子でユーチューブで盛り上げて、今2週間弱でバージョン7、小さい子供さんも指揮、道上さん、子供さん手拍子、高齢の方の参加も有意義、すみれの花咲く頃は宝塚、阪急のテーマ曲、佐渡さん、すみれの花咲くころは、芸術監督就任時に宝塚歌劇があったので芸術文化センターは成り立ち、兵庫を代表する曲、元々はドイツの映画音楽の曲で、アキラ先生こと宮川彬良さんがアレンジして、これはアンコールでよくやる曲、一般の方の参加も見事、自分で歌うものの、200件、ダンスバージョン、楽器バージョンのものも増えている。
佐渡さんはシエナ・ウインド・オーケストラにも20年以上関り、首席指揮者、吹奏楽のプロ、佐渡さんも吹奏楽出身、自分の原点、日本の学校の8割に吹奏楽があり、その頂点がシエナ、今、学校が休校で、吹奏楽、家でなかなか練習できない、新入生が吹奏楽に入りたい中で、家で動画を見て演奏できるように、吹奏楽の名曲、佐渡さんとシエナの十八番の名曲、アフリカンシンフォニー、甲子園でやる曲もあり、トランペット、ホルンなどのポイントを動画で流している。アルメニアンダンスは2拍子と3拍子があり、行進曲とワルツの魅力の曲、様々な楽器がやっているもの、吹奏楽の勉強になる映像を流して、演奏会するものには、コロナ禍で集まれず、しかしみんな今こそ音楽をしたい、家でＣＤを聴く、ユーチューブで聴くだけでなく、全く考え方を変えるべき。家でオンライン授業のところもあり、ＰＡＣで音楽の授業を届けられないか模索している。
　道上さん、佐渡さんは新しい楽譜を見て勉強されて、奏者のあるべき姿、指揮者、演奏会の原点に返ると問われて、佐渡さん、自宅待機5週間、演奏会していない、練習していない、ゴルフもしていないのは初、しかし指揮者になり、ママさんコーラスの指揮もして、教えていて、そういう駆け出しのころを思う、ともかく音楽をしたい。道上さん、阪神淡路大震災でも東日本大震災でも音楽は力になり、佐渡さんも泣いておられたと説かれて、困難を乗り越えるための音楽と説かれて、佐渡さんのラジオ出演の最初が道上さんのものであり、道上さん、指揮者としてコロナ禍を乗り越えてほしい。佐渡さん、音楽は心のビタミンと説かれて、道上さん、いずれまた舞台で指揮をしてほしいと締めくくられました。道上さん、すみれの花咲く頃は動画投稿を今もしていて、全国の吹奏楽部の方へのワンポイントレッスン、アフリカンシンフォニーでやっていると説かれて、難しいが楽しい曲でやっているとも付け加えられました、以上、佐渡さんのお話でした。