市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】 文化放送ラジオ　大竹まことゴールデンラジオ（2020/2/28）　常井健一

中村喜四郎（ぶれなかった男）と小泉進次郎（安倍氏に接近して尻軽になった！）を語る、金子勝　コロナウィルス対策無能の安倍政権のファシズムで日本沈没を語る

　永岡です、文化放送ラジオの、大竹まことゴールデンラジオ、金曜日の大竹紳士交遊録は経済学者の金子勝さん（立教大学特任教授、慶応義塾大学名誉教授）でした。パートナーは室井佑月さんでした。コロナウィルスで、関西でも各地で演奏会中止、びわ湖ホールでのワーグナーの大作オペラ完結編も中止になりました。

　大竹メインディッシュはノンフィクションライター常井健一さんでした。79年茨城生まれ、ＡＥＲＡの政治記者を経て、文春から中村喜四郎さんの本（https://bunshun.jp/articles/-/26477　　）を出されて、進次郎氏、山本太郎さん、中村さんと本を書いて、これ以外の政治家は、進次郎氏が政治家になり10年取材、父親の反原発も取材、覚悟を持って取材させてくれる政治家が少ない、事前に原稿を見せろなど、今回中村さんは1年毎日数時間のインタビューをして、記事を中村さん検閲せず、家族崩壊、昔ＳＭクラブに行ったことを書いても文句なし、取材対象と葛藤もあった、室井さん、嘘つかないから取材させてくれる、常井さん、小泉純一郎氏は隠さず答えてくれて、進次郎氏を追っていたが、父親のこともかく、父親の方が面白い、演説でガリレオ、進次郎氏は反省20連発、途中の5年までは被災地に通い国民目線で発していたが、言葉に体重を乗せていたのが、人気者になるとＰＲ、マーケティングで支離滅裂なものをＰＲでカバーして面白くなくなり、常井さん、小泉純一郎氏の取材を終えて、昭和最後のプリンス、中村さん、ゼネコン汚職で25年取材を受けず、どうやったら会えるか？5年前の田中角栄ブーム、中村さんは角栄氏の秘書で、秘話を聞こうと、取材を受けない中村さんに会えて、どこのマスコミも断っていた中村さんがコンタクト、しかしその後無視され続いて、急にある日、会ってくれて、便せんにどう書くか？マスコミ嫌いの中村さんがなぜ常井さんにあったか、なぜ自民党のプリンスが躓いたか？分析を依頼して、誰にも話していない人間を引き出すのはライターの腕、中村さんの首相候補時の対抗馬は船田元氏、しかし不倫で沈没、プリンス＝やっかみをもらい、船田氏も取材して、プリンスはお金が集まり人気も出て、便乗する人間が集まり、耳に痛いことを言うものが周りにいなくなり、大竹さん、進次郎氏は福島、岩手を足繁く通い、それなりのブレーンはいたと問われて、常井さん、進次郎氏にはブレーンなし、室井さん、福島で講演して迷ったらフルスイングと言ったのを覚えていて、常井さん、進次郎氏は角栄の再来→ポエムになり、常井さんは選挙演説を追っても面白くない、キラキラ感なし。

　進次郎氏は環境大臣になり、それまで党内野党、安倍一強で誰も安倍氏にものを言えず、石破氏の応援演説をしていたのが、セレブで安倍氏の最強の応援団になり、進次郎氏は小泉4代目、普通の政治家ならつぶれるのをまぬかれて、しかしクリステル氏と結婚して沈没。結婚＋入閣＝ガッカリ、小泉家以外のアドバイスが入る、おそらくクリステル氏、純一郎氏系の名前を息子につけず、過去とは別人になった。

　大竹さん、純一郎氏は総理をやめて反原発になり、政治家として闘っていると説かれて、常井さん、2018年の総裁選で最後まで態度表明しなかったのが進次郎氏、それで支持者も困り、安倍氏のプレッシャーとしても、今回は闘わずポストにしがみついてパー。周りに持ち上げる人間ばかり、ヨイショ人間ばかりで、進次郎氏はそれを世論だと勘違い。室井さん、進次郎氏に悪口書いてもよろしくお願いします、だと説かれて、常井さん、進次郎氏は最初の印象はいいが、とことん仕事すると適語を作る、進次郎氏の批判の急先鋒は女性誌、室井さん、池上彰さんも進次郎氏を持ち上げていると説かれて、大竹さん、自民党の中で、候補として石破氏と進次郎氏と説かれて、室井さん、岸田氏はどこ行った？常井さん、コロナウィルスで進次郎氏、対策せず新年会＋謝罪しない、子育てと言いつつ子供に見せられないことをして、コロナ対応で、若手政治家でいい発信する人、千葉市の市長など、地方だといいリーダーは出てきている。

　大竹さん、そう言っても、中央からの学校休めの要請、逆らったらどうか？であり、要請に逆らえるかと説かれて、常井さん、どう住民に軟着陸させるか？大竹さん、地方自治があり、中央とのモノ、千葉、北海道の対応は評価できるが、進次郎氏、環境大臣になり、コロナ対策会議に出ず、しかし会議は１１回やっても１度１０分と怒られて、室井さん、国会中継見たらいつもの顔ぶれだが、注目すべき政治家は誰かと問われて、常井さん、中村喜四郎さん、選挙戦14日バイクでやれる、昭和の政治家的なもの、昔の政治家注目＝今の政治家はだらしない。

　小泉進次郎氏の本も出たが、アマゾンレビューは中村さんの方が4倍多く、無敗の男が売れて常井さんホッとして、室井さん、中村さんはＳとＭどっちか？と問われて（笑）、常井さん、それはラジオでは言えない（笑）。息子さんがグレて更生させるドラマを説かれて、清濁併せ呑む中村さん、プリンス時代は持てて、全てをなくして1年服役、それで自民党が総力戦でやって7回当選。

　10〜12月に露出せず、しかし中村さんは野党共闘の台風の目になる、音頭取り、中村さんが野党の幹部と飲み会して、他の人間だとこんなことはできず、小沢一郎氏がかってやっていたが、竹下派出身でこういうもの、大竹さん、与党の中からこういう人物が出るべき。

　コロナウィルスのこと、どこがよくてどこが悪いと、政局になると締めくくられました、以上、常井さんのお話でした。

　金子さんのお話、例により頭にくる話ですが、読んで痛くなる心臓より晋三の方がもっと悪くなる、いつもにまして、で、どんどんこの1ヶ月ツイッターはコロナばかり、しかしやるべき方向ではなく、安倍氏は首相動静を見たらコロナ対策は10分出たらトンズラ、ナベツネらメディア関係者とばかり会い、真剣に考えず、理解力なしで逃げて、コロナの話を理解できない、安倍氏は内政も外交も全く成果なしだが、周囲がやっている感を出して、しかしウィルスはごまかせない、クルーズ船も断固たる措置として、入国拒否、が隔離せず、重傷者が出てミニ武漢になり、一斉休校もポーズ、果断な措置とみられたいだけ、検査していないのでどこで感染が多いかわからず、保菌者、症状なしでも感染して、安倍政権の対策はＮＨＫも批判しても、症状が出たら自宅待機、検査するな、ＮＨＫも崩れている。

　室井さん、ＮＨＫのニュースの見出しはひどい、コロナ対策のいいものは安倍氏の成果としている、太田さん、内閣人事局で官僚が言いなりで、安倍氏のイエスマンしか生き残れず初動が遅れると危惧されて、金子さん、黒川氏の定年延長も、安倍氏が言ったら法律を口頭決済で変えられる、低級官僚＝馬鹿が跋扈して、恥と思わないのか！口頭決済とは独裁国家である。

　野党の一部が国会を休会と言い出して、安倍氏の逃げるのをアシスト、れいわと玉木氏ら、安倍政権でかしこいのはいるかと室井さん問われて、金子さん、安倍氏の独裁でかしこい人は発言できない、岩田医師らの提言を無視して、厚労省の忖度官僚が跋扈して、一斉休校で、子供が遊び場でどうする？学童保育なしで、麻生氏はつまらないと吐き捨てて、塾に行き感染したら？塾に行けない子供は？全部上から押し付けはとんでもない。現場丸投げ。萩生田氏、金は出さない、自己責任で感染したら国民のせい、何のために税金を払っているのか？3/2から休校＝文科省にも打診なし、文科省は抵抗してもトップダウン、国会よりひどい、総理が独断で決められたらおしまい。

　大竹さん、くしゃみしてもくしゃみでないと閣議決定と怒られて、金子さん、重症になり助けられない、太田田さん、37.3度の人は診てもらえない矛盾。金子さんも興奮気味で、下品と取られるかも知れないが怒る、人命がかかっている、高齢者、持病の人が危ないと言われるが、若い人も犠牲になり、人命＝重大なこと、助かったら命拾い、しかしこのまま行くと二けた犠牲者が出て、冷たい社会、安倍氏の発言に説得力なし、メディアは、読売新聞、日本テレビでは岩田さんをバッシングして、ファシズムに近い。辛坊氏の番組で岩田さん袋叩き、しかし人命がかかっている。

　経済も破綻、ＢＳＥも全頭検査して安心にして、保菌者専用の施設を作らないと、院内感染でアウトと武漢でわかり、日本は感染症対策をせず゜、ＣＤＣのようなものなし＋厚労省の利権で検査させず、クルーズ船は見殺しにされて、民間、国公立大学に任せたら万単位で検査できたのに、と締めくくられました、以上、金子さんのお話でした。