市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】文化放送ラジオ　ロンドンブーツ1号2号田村淳のニュースクラブ（2022/3/5）

【永岡浩一さんからの通信】文化放送ラジオ　ロンドンブーツ1号2号田村淳のニュースクラブ（2022/3/5）　古谷経衡　ロシア・プーチン氏のウクライナ侵略を語る、これほど明白な侵略行為はなく、力による弱い者いじめ、原発は安全保障のアキレス腱、反戦集会は世界に発信されて大井に意味があり、個人個人が戦争反対を言い続ける意義を説く！

　永岡です、文化放送の、ロンドンブーツ1号2号田村淳のニュースクラブ、今週の気になるニュースは文筆家の古谷経衡さんでした。弁護士の正木裕美さん、アナウンサーの砂山圭太郎さんも同席でした。

　古谷さんの気になったニュースはやはりロシアのウクライナ侵攻、古谷さんツイッターで発信されて、プーチン氏のやることは脅し、東部を取っておしまいと、世界もゼレンスキー氏も、アメリカも思い、しかし全面侵略、世界は第2次大戦まで巻き戻されされた。和平交渉は、2回目まで見たらロシアによる恫喝、その間に核兵器で脅し、無条件降伏の呼びかけ、ロシアの折れるのは期待できない。

民間人2000人以上殺されて、ロシアの発表と異なるがウクライナ市民がスマホで取り発信、あれはフェイクではなく、しかしこれをプーチン氏見てもなにも感じず、それだから侵略戦争を始めた。淳さん、ロシアの国民はどう思うのか、大義のないものをと説かれて、古谷さん、ロシア市民は怒り反戦デモで7000人以上逮捕されて、しかしロシア軍は住宅地を攻撃、誤射ではなく、大火力、ロケット砲でやっていて、その結果。そしてウクライナは9000人ほどロシア兵が死んだ、ロシアは数百人としているのはどちらも間違い、双方自分を正当化するためのものだが、しかし民間人がたくさん殺されている。

　淳さん、長引くとウクライナは破壊されて、ロシアも疲弊、落としどころはどこかと問われて、古谷さん、プーチン氏は軍事的な目的＝キエフ、ハリコフ占領とゼレンスキー氏失脚まで戦争をやめず、ロシア軍は優勢、ウクライナは国際社会の同情を集めて時間稼ぎするしかなく、落としどころはない。淳さん、仮にロシアがウクライナを制圧して市民は納得しないと説かれて、古谷さん、戦争が終わっても、ベトナム、アフガン、イラク同様のゲリラ的な抵抗は続き、何年も泥沼になると説かれました。

　古谷さん、日本人としてロシアのウクライナ侵略を考える、日本は防弾チョッキ提供、個人がウクライナに募金もあり、先週の反戦集会に古谷さん行かれて、ロシア人が悪いのではもちろんなく、プーチン氏が悪い。しかしロシア人に嫌がらせもＳＮＳであるが、一般のロシア人とプーチン氏は分けて考えるべき。そしてロシア軍の原発攻撃は、ロシアは否定しても曳光弾がわかり、ロシアは原子炉を潰せる＝そうなったらヨーロッパ全滅の恫喝（＝ヨーロッパも場合によると巻き添えだとの恫喝）。

　そして、日本の原発の安全保障、外からの攻撃、日本だと地上からのこのような攻撃は想定せず「原発は安全保障のアキレス腱になる」、今まで原発にミサイルを打たれるなど論議されていたが、こんな地上部隊の攻撃の際に全く無防備だと説かれて（昨夜の報道ステーションに何と今中先生のコメントが紹介されて、戦争になったら原発はアウト、即刻原子炉を止めるべきというもの、御用学者でなく（今中さんはうずみ火の御用学者と笑っておられて、矢野さんから（多分）お金ももらわず御用学者なのは本物の御用学者も見習うべき（笑））、熊取6人組の今中さんのコメントだけど言え出てきてビックリでした）、正木さんも国防の観点から、日本は9条があり、国際法、国際人道法を守る方向だが、日本もこのように自国を守れない（原発がやられる）と説かれて、淳さんも日本人にとって戦争は対岸の火事でないと説かれて、古谷さん、2月24日以降世界は変化、本当の意味の国防を考えて、そして反戦集会には大きな意味があり、ネトウヨとかは意味ないというが、ＣＮＮ、ＢＢＣで報じられて、これら反戦デモはプーチン氏を追いつめることになり、「日常から戦争はいけないと声を上げるのは意味がある」と説かれて、淳さんも、日本企業、利益より戦争反対を言わないといけない、戦争反対の企業は応援すべきと説かれて、古谷さん、楽天の三木谷氏も寄付、損得より、ウクライナの侵略を止めないといけない、行動するものは応援すべき。

　さらに、情報戦で、フェイクニュースがネットに乱舞、世界もパニックになり、しかしゲームの映像をパクったものが蔓延して、陰謀論も気をつけないとならず、プーチン氏が一方的に悪いのではなく、ゼレンスキー氏に非もあるというのは、陰謀論。ここまで明白な侵略、大虐殺をしているプーチン氏に、3分の正義があるのは間違い、ならヒトラーも、ポーランドにも非があったとなり、古谷さんのおすすめはＣＮＮの日本語版を見て知る、副音声としてツイッターを見るべきと説かれました。

　古谷さん、ウクライナの侵攻のニュースをみんなちゃんと見て、侵略を100％ダメと言えないと、過去の侵略も否定できず、ゼレンスキー氏もどっちもどっちではない。淳さん、それだと戦争肯定、ダメなものはダメだと言い続けるべきと締めくくられました。

　なお、今朝ＤＰＲＫがロケット発射したことを岸田政権もテレビも針小棒大に報じて、民放の昼前のニュースはウクライナを差し置いてこれがトップ、日本テレビのニュースなど、ＤＰＲＫの軍隊をショッカーのように描写しているものの、ＤＰＲＫは日本やロシアみたいな侵略行為をしたことはなく、ともかくＤＰＲＫを敵と言い続けることでしか存続しえないネトウヨ社会に危惧も感じました、これも付記します、以上、古谷さんのお話でした。