市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】和歌山放送ラジオ　ボックス（2021/7/9）　伊藤宏

【永岡浩一さんからの通信】和歌山放送ラジオ　ボックス（2021/7/9）　伊藤宏　戦争、災害、五輪から人命を守らない政治の問題点を語る、都議選の低投票率は民主主義の危機、政治がショーになってはならず健全な議論がないと社会は崩壊することを警告する！

　永岡です、和歌山放送ラジオのワイド番組、ボックス、金曜日のコメンテイターは和歌山信愛女子短期大学教授、新聞うずみ火編集委員の伊藤宏さんでした。司会は赤井ゆかりさんでした。

　報道するラジオの案内であったジャーナリストの平野幸夫さん、インケツ特権五輪についてブログで批判されています、https://ameblo.jp/hirano-yukio/entry-12685210147.html　もちろん私も同感です。

　緊急事態宣言、五輪ギリギリで、大学の業務ではあったとしても国政だとおかしい、また菅総理、記者会見で記者の質問に答えていないと赤井さんとともに伊藤さん怒られました。また気分の上がる曲が今週リスナーから募集しているテーマで、伊藤さんはもちろん伊福部昭さん作曲のゴジラ、地球防衛軍の曲を原稿書かれるときに聴かれるそうです。

　伊藤先生の脳に効くニュース、ネタはインケツ五輪、殺人オリンピック（(c)適菜収さん）、本土決戦五輪（(c)鎌田慧さん）かと予想、リスナーの声が来て、豪雨災害、熱海で犠牲者が出て、盛り土の問題、犠牲者が出ないと点検されないと不安視、伊藤さんのコメントも入るもの、そしてリスナーより、日本の災害対策、防衛費より災害対策すべき、五輪と緊急事態宣言、国民は協力できない、都議選も自民は負けたとあり、伊藤さん、7月9日は1945年に和歌山大空襲、避難した方も火災で748人亡くなられて、戦争は全くの人災で、二度と起こしてはならず、和歌山の方は76年前のことを思い出してほしい。

　梅雨末期に豪雨災害、今は人命救助が第一だが、いたるところに危険な箇所があり、ハザードマップに示されなくても危険なところはあり、雨により避難は必須、これは自助では足りず、最終的に判断は当人だが、避難指示、避難勧告とわかりにくく、しかし避難指示に一本化されて出しづらい、空振りになると問題として出さないのは問題、そしてこれから台風シーズン、指示がでないと避難しないではなく、行政は危険だと思ったら躊躇なく避難指示を出すべき、避難したから災害が起きるではないし、コロナも被害が起きないと行政は何もせず、空振りを恐れる風潮は問題。

　五輪も二転三転、どうするのか、そしてワクチン不足、国のやることで直前ばかり、無観客だから安全ではない、中止という声はマスメディアになくなり、伊藤さんも中止という選択肢はいつ消えたか、中止の決断が必要で、今後、五輪のデタラメは検証されるべき。ことに至る経緯が大事で、それらをうやむやにさせず、国民は教訓を得て考えるべきと説かれました。

　そして、都議選の結果もあり、自公で過半数行かず、策士・小池氏にやられたとリスナーの声があり、伊藤さん、選挙はちょっとしたことで激変、都議選は、政治評論家たちのコメントもあるが、伊藤さんショックなのは低投票率、五輪、コロナと自分たちの生活を左右するのに投票率は低く、史上2番目の低さ。今年の総選挙も投票率が問題、どこの政党が議席を増やした減らしたより問題。小池氏は後半サプライズのものがあっても、一人のサプライズで激変なら選挙ではなく人気投票。有権者はちゃんと考えるべきなのに伊藤さんガッカリ。東京都の有権者は、しかし今の自公の与党にＮＯを示し、投票率が下がると与党に有利なのに負けて、議席数より与党には打撃。　

　赤井さん、若い人が都議選を知らなかったことに愕然と説かれて、伊藤さん、学校教育に問題か、しかし政治ショー＝政治と10,20代は見せられて、政治家、議員が真剣なるべき、しかし投票率が下がると社会が劣化、闘争ではなく、議論からいいものが生まれるべきで、日本の将来に不安を示唆されて締めくくられました、以上、伊藤さんのお話でした。