市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】和歌山放送ラジオ　ボックス（2020/12/18）　伊藤宏

　コロナ禍無策の菅政権と、模範となる和歌山の対処からコロナに対してなすべきことを語る、選択的夫婦別姓を自民党が拒否していることから、市民一人一人の行動が問われていることを語る

　永岡です、和歌山放送ラジオのボックス、金曜日のコメンテイターは和歌山信愛女子短期大学教授、新聞うずみ火編集委員の伊藤宏さんでした。司会は赤井ゆかりさんでした。伊藤さん、年内はこの番組ラストです。

　伊藤先生の脳に効くニュース、今回もコロナのこと、リスナーから、和歌山のコロナ誹謗中傷禁止条例は優れている、菅氏のガースーは笑えない、萩生田氏の芸者遊びは許せない、コロナに対してスピード感なし、医療体制は東京で大変、政府は勝負の3週間というものの成果なしとあり、リスナーの怒りは爆発、これについて伊藤さん、コロナの感染者数に一喜一憂はいけないが東京の800人以上はビックリ、リスナーの言うように政府は対策できていない、特に緊張感なし、菅氏、萩生田氏はプライベートで息抜きはいいものの、しかし国民に自助と最初に言い、年末年始の帰省をするなと言って高齢者のために市民は我慢をしているのに、呼びかけている政治家は、菅氏、インターネットテレビでもガースーはとんでもないこと、菅氏は安倍氏が星野源さん便乗のまね、しかし支持率低下までＧｏＴｏを止めず、経済を回すというのは利権のためであり、一部のため＝国民のためではない。ＧｏＴｏも支持率が下がらないと止めず、菅氏のメッセージがない、感染対策に何をしているのか、移動を止める、感染者の多いところの対策などなく、国民に政府のことを有無を言わせず従わせる。

　和歌山県の、コロナ対応は模範になりわかりやすい、仁坂知事のメッセージは大阪に対するものは説得力があり、知事が何を大事にしているか、コロナをどう乗り切ろうかわかるもので、和歌山県のコロナ誹謗中傷禁止の条例、表現の自由とのかかわりもあるが、自粛警察など人権侵害のものがあり、ギリギリのところの医療従事者、飲食店もあり、感染したら誹謗中傷をするのを防ぐのは意味があり、和歌山ではコロナ対策は模範ではあり、今大変な思いをしている医療従事者のためになり、和歌山の条例は全国に影響する、大阪と隣接している和歌山で感染が抑えられているのは、全国のコロナ対策の模範になり、コロナで和歌山の対応は、仁坂知事、和歌山に全体認めるのではないが、コロナ対策は仁坂知事、当たり前のことをキッチリやったことは高く評価できると説かれました。

　さらに、リスナーの声、選択的夫婦別姓のこと、女性は男性をたてて姓をかえる呪いから解放されるべき、せめて今後の若い人たちには自由意志で決めてほしいとあり、伊藤さん、自民党の中は前向き→骨抜きになり、伊藤さんは選択的夫婦別姓は認める、子供のためには一緒というのはおかしい、古い考え方とは言わないが、夫婦別姓を望まない勢力は国のためという意図があり、夫婦別姓は選択的であり、それぞれの価値観、ライフスタイルがあり、戦前からの家族、男女のあり方に重きを置く人は批判的だが、女性の活躍推進のためであり、女性の活躍というと、ほとんどの場合男性の姓にすることになり、女性の社会進出を妨げて、本当の意味の男女平等の足枷になり、さらに自民党の議員で、男女問わず、戦前回帰とは言わないが、女性は男性を立てるべきという考え方の人がいて、若手はそれに押し切られたのは問題、これからを担う世代より、これからを作ってきた世代の声が大きいのは問題、菅氏のガースーや会食など政治と市民の感覚に乖離がある。夫婦別姓にしたら少子化対策というのはおかしい、男性は結婚して失うものは少なく、女性はその点多く、女性の壁に夫婦同姓はなり、女性活躍に問題であり、制度で切り崩さないと日本の社会の問題点になり、こういうことを政治がちゃんと考えるべき、伊藤さんは次回出ず、次のお話は1/8になり、これが2020年ラストのお話、コロナ禍の2020年、来年が明るい社会にするためには一人一人の力が必要で、政治権力に無力感が経つが、一人一人の声が集まると力になり、より良き社会のために一人一人のできることがあり、自分にとってより良い社会は何か、ステイホームで考える時間もできた、そうして本を読み直して、年末年始を過ごしてほしい。ふるさと納税も、今は本来のものではなく、市民が批判だけでなく行動すべきと説かれて、リスナーより、初詣を時間をずらすべきかとの声もありました、以上、伊藤さんのお話でした。