ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】 J−WAVE JAM THE WORLD(2020/2/5) 安田菜津紀&石井正則

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ハンセン病療養所の現在を撮る、ハンセン病差別から感染症差別を乗り越える道を探る、シリアと性暴力問題を語る

 永岡です、J−WAVEのJAM THE WORLD、グローバーさんのナビゲート、水曜日のニューススーパーバイザーはフォトジャーナリストの安田菜津紀さんでした。

 あす発売の週刊文春に、以前もスキャンダルの出た和泉補佐官の公私混同、厚労省の大坪氏とのスキャンダル続報が出ました、https://bunshun.jp/articles/-/31861  ツイッターで19時現在公私混同の疑いがトレンド入りしています。

 新型コロナウィルス感染拡大、亀田総合病院の細川直登さんのお話がありました。クルーズ船で感染者、細川さん、患者さんが乗船して感染者が出ると予測、乗船者を2週間留め置くのは妥当、国内初の集団感染ではなく船内のみ、経過観察は水際対策、潜伏期間を見るのは妥当。そして乗客は沖縄に一時降りているが、新しいウィルスでどれくらいで感染か科学的な評価は困難。WHOは潜伏期間が想定より短く、政府が観察を10日にした件は、世界の研究者の結論で10日経過観察で妥当、感染者は高齢者、慢性疾患の人が重症化しやすいのはインフルエンザと同じ。そして現段階でできるのは、インフルエンザ予防策と同じことをすべき、日本国内で流行、集団感染はなく、外から帰ったら、食事の前、トイレの後で手を洗う、咳、くしゃみは手でなく肘で覆う、手で触るとウィルスが手について他の人に移すため。肘ブロック、咳エチケットを守ったらといいと説かれました。

 安田さんの気になったニュース、新型コロナウィルス、アジア系の方への差別蔓延、海外の友人も、ヨーロッパ、中東でされて、深刻、安田さん知人に勧められて見た映画コンテイジョン、マット・デイモンさんの2011年の映画、恐怖はウィルスより早く感染する、高い致死率のウィルスを悪用してデマをブログ、SNSに載せて儲ける連中、ブログに先導されて、暴動が起きる、この映画は今見るべき、怖い、不確かなものに煽られて差別蔓延は大変、情報を立ち止まり精査すべき。

シリアも深刻、トルコ、ロシア、シリア、シリア政府の後ろ盾はロシア、反体制派の後ろにトルコ、反体制派の最後の拠点がイドリブ、ロシアが現在進行形で虐殺、シリア内戦は2011年から、イドリブで新たに家を追われた人は52万人=港区の倍!8割は女性と子供、シリア軍と、反体制派の後ろ盾のトルコが交戦して、一般市民は頼る術なし、トルコ軍にシリア軍を止めてほしいと市民は思い、安田さんシリア北東部を取材して、何とか逃げたい、アメリカがシリアは収まったというのは疑って、市民の目線で見るべき。

福岡での酒を飲んだ女性への準強姦、一審の無罪から二審では逆転有罪、女性がテキーラを飲まされてレイプされて、一審判決は女性が声を出して男性が合意と思った!ので無罪に安田さん腰を抜かして、相手が嫌がっていると思わない=男は鈍いほど無罪になり、今の性犯罪と刑法、時効、女性が立証しないとならないハードルの高さも問題(=オッサンの性犯罪やりたい放題を許したら民主主義は破綻する)と説かれました。

 UP CLOSE、ハンセン病の療養所の写真展をされている俳優の石井正則さんとのお話がありました。13(サーティーン)ハンセン病療養所の現在を撮る(https://www.hansen-dis.jp/…/exhibit…/photoexhibition20200229 )です。お笑いコンビ、アリとキリギリスの活動の合間に写真を撮られている石井さんのお話、感染力は弱く治るのに隔離されて、強制的に収容されて子供を作ったらだめ、13か所のハンセン病療養所を撮影された石井さん、カメラで撮るきっかけは、テレビのドキュメンタリー番組、香川県の療養所、島で、そこで育った少年が戻り、療養所の職員の息子さんが島に戻り、過ごして、高校・大学は島の外、19歳に戻り、その少年の目線のドキュメンタリーに衝撃、そして、写真に収める理由は、石井さん、8バイ10の大型カメラ、昔の写真館のもので写真を撮り、重く長い歴史を受け止めるにはこのサイズのカメラが要る、スマホのカメラでは足りない、スマホの画質も上がっても、空気感は入らず、フィルムカメラ、下敷きサイズのフィルムで空気を撮る、皆さん旅行に行きスマホで簡単に取れるが、2月5日の光を記録するのは大きなカメラならでは、空気を収める覚悟がいり、今扱う人の少ない大型カメラで撮影する意味がある。

 一回目見ても足が上がらず、仕事で香川県に泊りで行くと、先のドキュメンタリーの再放送をしていた=行けという意味であり、撮影を始めたのは、その2,3年後、香川県はなかなか行けず、東京にも療養所はあり、多摩全生園、とりあえずカメラを持っていき、正門に入ったら空気の違いに驚いて、何を撮りたいもなく、正門の写真を撮り、今とらないとフィルムに収まらない、驚き。エイトバイテンは大型で、スマホで撮るのとは根本的に違い、真っ直ぐに、空気を真正面から撮る、一枚撮るのに10分はかかるが、大型の機材を、各地の、隔離政策の離島を回るのは大変だと安田さん説かれて、石井さん、まる3年かかり、しかし撮影すると風化、今は過渡期、建物も変わり、今行かないと間に合わないと、3年で回り、療養所には建て替えられたもの、元のままのものもあり、写真に残すのが使命と思い、発表することは考えず、写真を撮り、熊本にはハンセン病患者者専用の医療刑務所があり、隔離がひどいと園長の裁量で送られて、そこは石井さんの撮影の1週間後に取り壊されて、ギリギリ間に合い、歴史を残す意味はある。

 13か所の療養所、香川県大島は、石井さんの見たドキュメンタリーで、解剖台、平らな石が発見されて、二つに割れて、ハンセン病は直らないとされていた時代に遺体を、入所者が医療的知識なしに解剖していたことの記録。これは今、大島に展示されて、それをテレビで見て、小さいのにビックリ、石井さんは男性でも小柄だが、栄養状態の悪い時代、衛生面が悪いとなる病気、かかった人は体の小さいのにビックリ、石からも歴史はわかる。

 痛ましい歴史のあるところにレンズを向けて、シャッターを切る意味は、生活の場を邪魔しない、多摩全生園でシャッターを切ったのは、空気をフィルムに収める感覚。取材者にとって、撮る=盗むもあるなかで、頂くもの、写真=切り取る、はしたくない。

 写真を撮り、入所者に取材、書物だけではつたわらないものが直接話をきいてわかり、特効薬が1950年代にできて、ハンセン病はなくなったと思ったが、入所者は特効薬で10年で治った、打ち続けて、検査して、まだあるなら打つ、それを10年、これは聞かないと分からず(=特効薬は一発で治るものではない)、そして文脈までのプロセスは、入所者の話を聞くと全く感覚は異なる。ハンセン病だけでなく、日本、世界で不確かな情報で差別はあり、安田さん、イラクで小児がんだと、親は移ると思い育児放棄!と説かれて、石井さん、知るのは大事、ドキュメンタリーで自分の心に種をまかれて、芽が出たばかりであり、自分の中で、木はまだ苗木、ドキュメンタリー、写真で、差別、偏見を打ち破るものをちゃんと育てないと歪み、がんは移ると、誤った知識があるのは問題、わからないものは分からないと言うべき。自分の中で断定せず、であり、石井さんは13か所取材されて、事前連絡、アポなしで、多摩全生園は桜がきれいでそれを見るついでに見学したらいい、どの療養所も事前連絡でOK、修学旅行での団体さんもOK、桜をきっかけに見るのもいい。

 石井さんは、写真展を開催されるもので、入場無料、トークイベントもあり、国立ハンセン病資料館は多摩全生園の中にあり、石井さんの撮られた写真を通して、皆さんの心の中に種がまかれて、皆さん心の土を柔らかくして育ててほしいと説かれて、安田さんも行きたい、また3月に写真集も出て、東京に来られない方も見られて、写真展はモノクロ、写真集はカラーネガ中心なのです。隔離政策で、入所者は心の拠り所に、詩を書いた人もあるのに世に知られず、写真集+詩のコラボを見てほしいと締めくくられました。病気、感染症への差別は今もあり、現在進行形のものを解決するために安田さんも行くと言われました、以上、安田さん、石井さんのお話でした。グローバーさん、写真を通してのコミュニケーションの意味を説かれて、安田さん、空気を刻む意味、ハンセン病は現在進行形、家族も差別に苦しみ、熊本地裁で家族に賠償命令、ようやくスタート地点なのです、こういう地道なテーマに取り組み、提言するジャム・ザ・ワールドに敬意を表します!

コメント(1)

すーちゃんさん
有難うございます。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

市民運動創造と宇都宮健児ら群像 更新情報

市民運動創造と宇都宮健児ら群像のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング