市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんの通信】和歌山放送ラジオ　ボックス（2019/10/18）　伊藤宏

　台風19号被害からハザードマップの大切さを知る、オリンピックのゴタゴタからスポーツのあり方を説く

　永岡です、和歌山放送ラジオのボックス、金曜日のコメンテイターは和歌山信愛女子短期大学教授、新聞うずみ火編集委員の伊藤宏さんでした。司会は赤井ゆかりさんでした。台風19号は大変な被害が広範囲に広がり、伊藤さん、紀伊半島に上陸したらどうなったか、過去には伊勢湾台風もあったが、温暖化のツケが深刻になり、伊藤さんの関東での家族親戚は無事、場所により異なり、赤井さんの親戚、千葉は台風19号では大丈夫だったが、東京の町田では大変であったそうです。



　伊藤先生の脳に聞くニュース、リスナーより、台風19号、100年に一度の大災害、ダムの放流も問題、台風の被害で和歌山はどうか、安倍政権の対策費は7億程度、足りない、また東須磨小学校のいじめ、この国の破綻を語り、来年のオリンピック、商業主義のためにアスリートを犠牲、選手に気持ちを聞けとあり、伊藤さん、皆さん世の中の問題を説いて、台風は捜索が進むと被害は大きくなり、台風は来るときに大きく報じられて、しかし東北が大被害であり、リアルタイムで東北の被害の報じられなかったのは問題、東日本大震災から復興する人たちを災害は直撃、過去に伊勢湾台風など大きな台風もあったが、15号と19号は一か月の間隔で来て、前の災害の対策もできないうちにまたやられて、大きな災害ではハザードマップ、伊藤さん、ハザードマップの予想通りに浸水して、今回は気象庁の対応は早く、地方の気象台も対応して、過去の災害に学び命の危機として、しかし受け取るものは、命に関わると言われても体験しないと実感なし、気が付いていたら浸水していた、被害の大きさ、これまで大災害時に死者、行方不明者と報じられて、今回は行方不明者の数が減らずに死者数が増えて、高齢者、安否を問われず、またホームレスの方が避難所に入れず、ホームレスの安否は行政も把握せず、ぽつんと一軒家の方は大丈夫か、これだけ河川が氾濫して、またぞろ想定外と言われているが、ハザードマップは予測して、ハザードマップを作るのは大事だが、住民はちゃんと意識しているか、被害に会い、ハザードマップを知ったこともあり、和歌山県はコースから外れて、被災地支援をしているが、和歌山でも津波、大雨のハザードマップはあり、これを機にハザードマップを見て、避難勧告の受け止め方、まさか我が家がではダメ、過去の災害に学ばなかったわけではないが、地震、自然災害は多く来て、そして被災地支援のお金も二けた少なすぎると説かれました。



　さらに、オリンピックのマラソンと競歩を札幌で、バッハ会長が決めて、アスリートファーストは理解できるが、札幌も平均気温ではどうか、青森に伊藤さん長くおられて、東北、北海道も暑い時は暑く、台風シーズン、酷暑にオリンピックをするのは無理、日本のような気候だと夏のオリンピックは困難、欧米の中継の時期を外すと夏にオリンピックはされるが、暑さだけではなく台風、ラグビーワールドカップも試合により中止、試合がないと選手は悔しいもので、日本に外国から来られた選手は湿気、湿度に苦労して、湿気対策を自国で練習して滑るようにして練習していたこともあり、伊藤さん現役時代はボールは皮で、ラグビーは全天候型、雷以外は中止にならず、伊藤さん強風の中で試合したこともあり、蹴ると後ろに行くこともあり、この時期にオリンピックだと台風は懸念されて、しかし日程的に対応できなかったか、ラグビーでは決勝進出の可能性のあったチームもあり、しかし試合の中止の選手たちは、カナダの選手が被災地でボランティア活動して、ラグビーに限らずスポーツマンシップであり、試合が中止でもこうして貢献してくれる、こういう人たちが増えたら社会は良くなる。マラソンは暑くて困難と以前から言われていて、しかし1年前、東京都は無策もあり、開催の札幌はホテル確保で大変、オリンピックは一大イベントでも、何のためにやるのか、暑いのはわかっていて、復興五輪というなら全部東北でやるべき、暑さ対策で札幌もあり得て、暑さ対策で東京オリンピックは開催前に無策、本番前のものも無駄になり、オリンピックでは、復興五輪というものの、東北は主体ではなく、オリンピックと震災復興は関連なし、メディアも会場変更で大騒ぎになるが、オリンピックとは何か、ボランティアの問題もある、決められたもの以外ＳＮＳに上げるなというのはおかしい、ＳＮＳでスポーツも盛り上がり、スポンサーに配慮してこれはどうか？トライアスロンの場所も問題があり、選手にはもっときれいな海でやってもらうべき、他のスポーツ選手にとっても、暑さなど問題点は山積して、問題点だらけで来年なし崩し的にオリンピックは問題、ＩＯＣは説明すべき、日本もちゃんと主張して、やり方が問題、札幌でやるのは理に適うが、やり方は問題。

　ボランティアは、ラグビーだとうまく行き、伊藤さんもラグビーワールドカップこれほど盛り上がるとは思わず、東京でもラグビー神社があり、ラガーとしてうれしいが、オリンピックを盛り立てるのに、ボランティアにはやりがいを感じてもらうべきで、ボランティア強制はダメ、ラグビーではマスコットキャラクターも担当の国家を歌い、ラグビーワールドカップは大成功、そしてオリンピックはどうか？日本チームの勝利、平尾さんの命日で勝ってほしいと締めくくられました、以上、伊藤さんのお話でした。