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市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんの通信】 J−WAVE JAM・THE・WORLD(2019/4/16) 青木理 軍事機密による取材規制批判、藤原良雄さんと出版を考える、

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長期間読まれる本を作るべき、ヘイト本に頼ったら日本は破綻する!
 永岡です、J−WAVEのJAM・THE・WORLD、火曜日のニューススーパーバイザーはジャーナリストの青木理さんでした。



 青木さん、日米貿易交渉を日本政府はTAGと言っているものの、安倍政権がFTAと言わないため、ニュース原稿はおかしい、サービスがテーマで、グッズ出ないものが入り、しかし茂木氏は物品貿易の交渉というのはおかしい、実態はアメリカにとって副大統領もFTAで、こういう姑息な言い換えを国民にせず、ダメなものはダメと言うべき、しかし安倍政権に限らずアメリカに頭が上がらない。 

 ドローン制限、新聞協会は取材の制限として反対、自衛隊基地、米軍基地を取材できないと、報道の制約になり、青木さん辺野古埋め立てを取材されて、キャンプシュワブの近く、青木さん船からご覧になり、しかし埋め立て現地は海からは上手く分からず、映像は地元紙もドローンで青い海の濁るのを取材して、このままだと防衛省、政府、アメリカ軍に制限されたら困る、またメディアもドローンで多彩な取材をできる、ヘリは大きなメディアしか飛ばせず、ドローン取材規制は、小さいメディアに致命傷で、取材の自由、米軍基地、自衛隊基地の取材が制限される危惧を説かれて、軍事機密についてグローバーさん問われて、青木さん、何をOKにして何がアウトかを政府、米軍に決められたら、辺野古の埋め立て取材も出来ず、軍事機密と勝手に決められたら、秘密は国民の安全のためとして都合の悪いものを隠すもので、民主主義の否定だと説かれました。

 また、オリンピックには青木さん興味なし、グローバーさん、アメリカのテレビ放映で競技時間が決まり大事なことが置いてきぼり、IOCの金権体質、アメリカという一番お金を払うもののため、なら既存の施設でやるならわかるものの今の金権オリンピックを批判されました。



 UP CLOSEは新時代を切り開く注目の企業として、藤原書店の藤原良雄さん(中日新聞に記事あり、https://www.chunichi.co.jp/article/feature/anohito/list/CK2019031502000279.html )のお話がありました。

 本が売れない、他方大ベストセラーもあるが、高くて少部数&難しいもの、青木さん対談したかった、ベストセラーは出版ではない、青木さんも言論人として共演されて、青木さんは藤原さんに初めて会われて、しかし藤原書店はあまり知られず、藤原さん1949年生まれ、専門書籍の出版社→編集長→独立、フランスの書籍翻訳でフランスで評価されて、青木さん受賞を祝われて、藤原書店のHPには青木さんがファンの書き手の本があり、藤原さん、こだわりは去年、石牟礼道子さんが亡くなられて、石牟礼さんは文壇でもマイナーでも気になる作家、石牟礼さんの支持者が少数でも強く支持されて、マイナーな世界はマスの世界と比較して、マイナーなものにこだわり、青木さんもノンフィクションを書き、ベストセラーを出したい、ベストセラー=出版業界の勲章の中を問われて、藤原さん、一瞬のミリオンではなく、長い時間をかけてミリオンになるべき。

 藤原さん、大学→小さい出版社に入った意味は、出版社は考えない、大阪にいたため、もう少し大学の4年で学び、考えて、それを深めて広げたい中で、アカデミズムで大学に残るのは70年安保で出来ず、ジャーナリズムからアカデミズムを問いたい、青木さん、大学で学び、本が好き→本で生計をかと問われて、藤原さん、言論人の胸を借りたい、青木さん、出版社の企業化への懸念を問われて、藤原さん、ものつくり、個人、その人の創意工夫、日々の努力の積み重ねで出来る、そのために小さい組織がいい、大きな組織だとやりたいことができない。本=ものつくり、作りたいものをやりたい、好き放題やり、答えが欲しい、考えるプロセスが欲しい、自分のエゴかも知れないが、知りたい。

 編集者として、読みたい、出版したいものを、89年に藤原書店を作り、出版人として理想でも、現実にはどうか?青木さんの本はなかなか売れないが、単価が高いのかと問われて、藤原さん、90年春から本を出し、平成とともに立ち上がり、来年で30年になり、藤原書店は平成とともに生きて、平成の歴史、その中でジャーナリズムが出版、機を見るに敏でないとならない、出版には最低半年、長いと数年かかり、それだけ未来を見ないとならない。

 青木さん、出版で瞬間的なベストセラーではなく、長い年月売れるためのものを説かれて、藤原さん、瞬間を射程に5,10、100年、500年に延ばせるかが出版の妙、売れるに越したことはないが、少部数でもペイするようなものではない、フランスの翻訳でも大きな本になり、600〜1500ページで定価は高くなり、部数も絞る、3000部ではなく1500部から、高くないとペイせず、大事なのは、瞬間で消えるものではない、今だと5,10年生きる本で、重版のもの、それだと少部数で利益の出る定価設定でないと、初版のみではペイせず、黒字はしんどい、再版しないと黒字にならず、500部でも重版するために定価を上げないと、初版で品切れ。

 青木さん、平成の30年生きていたことを評価されて、この先の出版について、青木さんも関わり、本は売れない、雑誌は瀕死の状態で、それと異なるスタイルのものを問われて、藤原さん、業界としては20年で売上は半減し、もっと下がる危惧はあるが、売上を見たら大変でも、出版は量だけで評価したらダメ、大規模の出版社と違い、数人でやれる出版社が生きるなら活性化する。

 青木さん、若い人が少部数のものでもやっていると説かれて、藤原さん、自分の出したい本を出さないとダメ、今までは過渡期、戦後本屋では少人数でやってきたものが大企業のものに膨れ上がり、食べるための本を出すと出したい本は出せず、作り手の作りたい本を出すべき。

 青木さん、出版物で貧すれば鈍する、ヘイト本が中堅〜大手で出て書店を占領している現状を問われて、藤原さん、作り手の見識が問われる、世の中をどう見るか、質的に低下して、今売れればいいはゴミ。

 青木さん、流通でたくさん出さないとまわらないシステムを問われて、取次で売れないと突き返されて、その中で藤原書店の本がどうやって読者を確保するのかと問われて、藤原さん、ネット社会で、書店で本を買うだけではなく、アマゾンもあり、出版者の発信、読者とダイレクトにつながるべき時代になり、出版社の努力もあるが、かつての、本は書店でしか買えない時代ではない。

 青木さん、本当に知的好奇心のある人がユーザーなら生き残るかと説かれて、藤原さん、本は量ではなく質、いい加減に文書を書く、ヘイト本の時代では出版は落ちぶれるとして、青木さんも納得されて、勇気づけられると締めくくられました、以上、青木さん、藤原さんのお話でした。



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