魔術師エリファス・レヴィの肖像コミュの１９　Q(クォフ　賢者の石　使命　太陽　黄金)

　「エラガルバス、ヘリオガルバス(賢者の石)」、この黒い石を、魔術師たちは、太陽と崇めた。

　この「石」とは、絶対的哲理の根底、揺るがない至高の条理の物質化である。

　「ヤキン」と、「ボハス」とは、それぞれ、「精神的権力」と、「世俗的権力」の象徴である。物事を生み出したりする為には、「ヤキン」と、「ボハス」の対が必要だ。此れが、「ソロモンの奥義」なのである。

　賢者の石を見出だすことは、絶対的な物事を発見したことに繋がる。

　絶対的なこと、それは、「神」であることに他ならない。

　キリスト教は、無知により、多くの真理を抹殺してきた。

　無知と迷信により、我々は不幸に陥る。