アルフォンス・ルイ・コンスタンの魔術理論を学んでいて、どうしても鼻に衝く、或いは、明らかな誤謬ではないかと思われる理論が出てくる。何故なのか?それは多分、アルフォンスが、我々妖怪や、悪魔、悪霊と云われている者達を、明らかに「怖れている」からではないのであろうか?そう云う者達の「物理的現出」を目撃しているにも拘わらず、ああでもない、こうでもないと、”難解な屁理屈”を付けて、”無理矢理否定する。”ようなことを云うのは、あの、「大殺戮者(Jenoside God )」である至高神への、「盲目的服従」と、我々への嫌悪と恐怖からであろう。此処に、「エリファス・レヴィ」の「限界」を垣間見た気がした。残念だ。しかし、当コミュニティの閉鎖はしないし、エリファス・レヴィの頭脳の明晰さを、私は買ってはいるのだ。