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魔術師エリファス・レヴィの肖像コミュの第10のヘブライ文字「ヨッド(タロットカード「9 隠者」)」

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  カバラ

 王国(マルクト)

 根源(プリンピキウム)

 男根(ファロス)


カバラ=「伝承」
 この伝承は、魔術の根本原理、即ち我々にとって目に見えるものは見えないものを測定する相対的尺度であるという原理の上に成り立っている。


 神の2つの属性 「厳格(ゲブラ)」と「慈愛(ケセド)」

この2つの上に存在するものは、「至高の王冠王冠(ケテル)」である。

この2つは、抽象的即ち理念化されたかたちでは、「知恵(コクマ)」と「知能(ビナ)」と名付けられ、具体的に形を摂る時は、安定と進歩、即ち「永遠(ホド)」と「勝利(ネツァ)」という名付けられる。



 以上が、カバラの教義に従えば、全ての宗教全ての学門の基礎、万物に適応できる不動の根本原理であり、要するに3つ組から成る3角形と1個の円の概念、次いでこの概念の具体的実現という形で表される。


 古代人は、この単純にして壮大な神学の基礎概念をそのまま数の理念に結び付けて、1から10までの数字に次のような性格を認めるのだ。


1 「ケテル」=「王冠王冠」、釣り合わせる力


2 「コクマ」知能の導きによってその揺るがぬ秩序のうちに均衡を授かった「知恵」

3 「ビナ」 知恵によって均衡を保つ「活動的知能」

4 「ケセド」=「慈悲」、強力であるが故に常に優しい、「知恵」の付属概念


5 「ゲブラ」=「厳格」 知恵または善意が必要とする。悪を黙認することは、善を妨げることである

6 「ティファレト」=「美」 形態における均衡という輝かしき理念、「王冠王冠」と「王国」との仲介者、「創造者」と被造物との間の調停原理。(詩の概念、「詩こそは最高の聖職である」という崇高な概念)

7 「ネツァ」=「勝利」 即ち、知能と正義の永遠の凱歌

8 「ホド」 物質に対する精神の、受動的なものに対する能動的なものの、死に対する生命の勝利の「永遠性」

9 「イェソド」=「根底」 即ちあらゆる信仰あらゆる真理の基盤、哲学に於いて「絶対」と呼ばれるもの

10 「マルクト」または「マルクウト」=「王国」即ちこれこそ宇宙、造られたものの全体であり、「神」の作品にして「神占い占い」を映し出す鏡、至高の条理の証明


 以上、10個の「セフィロト(原質)」の概略を述べた。


 「ヨッド・ヘー・ヴァウ・ヘー」の3つのヘブライ文字から成る、「聖4文字(テトラグラムマ)」
その数値である「24」は、「黙示録」の天上の24の王座と王冠王冠を被った24人の老人と関連する。



 此処で、カバラ的な観点から「タロット」について述べる必要があるとレヴィは記述しているが、私もいささか疲れたふらふら眠い(睡眠)バッド(下向き矢印)個人の学習に委ねたい。悪しからずm(__)m

また、付け加えるが、カバラを学習するものは、ヘブライの文字数値解析法である、「ゲマトリア、テムラー、ノタリコン」も学習するであろう。

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