脳神経外科を考えるコミュの緊急の相談。姉６５歳、脳腫瘍術後、傷口から膿が出て人工骨にする手術を受けるかどうか迷っています。

緊急の相談です。
私の姉６５歳。脳腫瘍術後、傷口から膿が出て人工骨にする手術を受けるかどうか迷っています。昨日、手術は明日になると説明を受けたところです。

今年５月、脳腫瘍（グリオーマ　グレード３）の手術を受け、腫瘍はきれいにとれたと言われ、その後、抗がん剤、放射線治療を３０日ほど受けました。その終わりの頃、頭痛、吐き気、患部の腫れが起こり、再手術。頭皮は開いたが頭蓋骨はきれいだったので、そのまま閉じられ、ステロイド投与を受けました。先生から、放射線治療の副作用だと説明されました。
さらに一ヶ月くらいステロイドを減らしながらの入院、退院となりました。しかし２～３週間後に傷口から液体が漏れてきました。再入院しバンコマイシンを約１週間ほど投与されましたが、黄色がかかった膿が昨日も出たため、再手術を明日受けるようにと勧めらました。
今度は、人工骨に換える方向で手術をするとの説明です。どうしても手術がいやなら、あと１週間待つとは言われましたが、（人工骨にかえた場合の感染を心配するより）感染が広がるともっと大変なことになると聞かされ、迷っています。

コメント(8)

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[1] mixiユーザー 10月17日 22:59

ご心配ですね。
情報が少ないため、的確な回答ではないことをお許しください。

判断のポイントは大まかに2点です。
１．膿が塊となっていないか。
　　抗生物質は、血流がないと届きません。膿の塊とか死腔には血管がないので、抗生物質はあまり効果が期待できません。膿が塊となっていたり、死腔と言われる部分が化膿しているかどうか。
２．頭蓋骨に感染がないか。
　　１と同じで、取り外した骨には血流がないので、抗生物質は効きません。

１の場合で骨まで感染していないという場合には、ドレーンといわれる管を膿瘍に留置して洗浄を繰り返すという方法などもあります。
２の場合には、原則「感染頭蓋骨除去」を行います。感染した骨は再使用できないため、人工骨を使用します。人工物ですので、感染には弱いという欠点はあります。人工骨を使った頭蓋形成術は、技術的には簡単な手術にしても感染を防ぐと言う点では細心の注意が必要となります。ただし、炎症所見の沈静化をまって（これが約１～３ヶ月、場合によっては半年といわれるDr.もいます）、人工骨で頭蓋形成術を行うため、患者さんの負担は相当なものとなります。

Drは、患者さんの負担を分かった上で、脳自体まで感染が拡がることを懸念していると思います。
どのような治療でもメリット、デメリット、リスクはあります。メリットとデメリットの引き算で、メリットの方が大きい治療を受ける、これが原則だと思います。
お姉さんの化膿の状態についてはっきりとした説明を受け、メリットとデメリット、リスク、予後を理解し、最適な治療を受けることが大切だと思います。

回答になっているかどうかは分かりませんが、私の見解です。

お大事に

[2] mixiユーザー 10月18日 00:12

>>[1] 回答ありがとうございます。
傷口からは液体が出るのを見ましたが、塊かどうかはわかりません。
なんとか人工骨までいかないことを願っています。　

[3] mixiユーザー 10月19日 22:48

>>[2] そうですね、感染が拡がっていないといいですね。膿の塊は頭皮の下ですので、肉眼では分かりません。脳外科のオペでは、他の臓器と違い毛穴は消毒できないなどの原因があり、長時間のオペでは感染のリスクはそれなりにあります。確実な診断に基づき、最適な治療を受ける、それが基本と考えます。
お大事に

[4] mixiユーザー 10月20日 10:13

>>[3] 再度のコメントありがとうございます。
術前に先生と話すことができ、骨弁を外す決心をしました。手術後外した骨（約６×８㌢）を見ると内側に膿みが付いていたので、外してよかったと説明されました。
これから外したままの生活をどれほど送るのか、送れるのか不安です。先生とコミュニケーションをとりながら、今回のように外部の方にお聞きしながら進んでいきたいと思います。宜しくお願いします。

[5] mixiユーザー 01月09日 09:39

>>[3] 以前に質問したkumiko1210です。

グレード３のグリオーマ手術後　創部感染で頭蓋骨を外して３ヶ月になる６５歳の姉のことです。
頭蓋骨を外す手術前には人工骨を入れないままでもいいかもしれない、と言われましたが、次回MRIをとり　様子を見て人工骨を入れる話をうけたようです。ただ、ネットにて人工骨を入れる手術自体にも危険があると知り、不安を
感じました。
　このまま人工骨を入れないで過ごせないものか？
　入れる時期を延ばしていくと、手術の危険性が増すことはあるのか？
ご意見を頂きたいと思います。

もちろん、担当医に伺うようにはしますが、最初のグリオーマの手術後、担当医の予想を上回る副作用や創部感染が起きているので心配しています。
他の病院でセカンドオピニオンを受けることも考えますが、ここまで治療が進んでいる状態でどうかと思っています。
少ない情報での質問申し訳ありません。

[6] mixiユーザー 01月12日 22:58

>>[5]

一般的には、頭蓋骨を外したままだと、骨欠損部に大気圧が加わるために、頭痛やめまい、集中力低下、抑うつ状態などのさまざまな症状を呈することが報告されています。また、頭蓋冠がないために外部から直接脳が圧迫される危険性があります。骨欠損によって頭の形が大きく変形するため、美容上も好ましくありません。
ただ、手術前に人工骨を入れないでも良いと言われたということは、欠損部分が小さいのかもしれませんね。不十分な情報ですので、私には判断材料がありません。

脳と言う最も重要で、デリケートな臓器を保護するために、幾重にも保護されており、その一部でも欠損した状態は脳にとってリスクが大きいものです。
また、ご心配の点は理解できますが、どのような治療法でもリスクゼロということはありません。
ただ、リスク管理は術前、術中、術後に十分なされます。

頭蓋骨形成術のタイミングは、創部感染の状態次第です。手術の危険性は、頭蓋骨形成術を行う時期より、感染による創部の状態の影響の方が大きいと思います。

何とも歯切れが悪いのですが、情報が少ないため、私が言えることはこの程度の内容です。
担当医と十分情報交換し、疑問点、不安点は問いただし、少しでも安心できるように心掛けてくださいね。

お大事に

[7] mixiユーザー 01月14日 14:08

>>[6] ご意見ありがとうございます。

その後　受診し担当医から人工骨をつけず、このままの状態でかまわないと伺いました。（欠損部分は約６x８㌢）ただ本人には不安があります。

人工骨の手術は創部の感染にかっているのですね。ただ、頭蓋骨内に感染が起きたから頭蓋骨を外している訳ですが、内部の感染が治まっても毛穴からとか外からの感染はゼロではない　と考えるものですか？

もちろん　再発のリスクもあるでしょうから、メリットとデメリットのバランスが重要ですね。　

[8] mixiユーザー 01月17日 23:14

>>[7]
担当医が、人工骨を入れる必要がないと判断されたということで一安心ですね。欠損部分の大きさからすると、美容的には少し問題ありですが、頭髪で誤魔化せるでしょう。
感染に関しては大丈夫ですよ。毛穴があるのは頭皮（皮膚）だけです。脳は、軟膜、硬膜で保護されており（くも膜は脳の保護と言う点では関係ありませんが）、外部からの感染は通常ありません。また、頭皮も感染に対してバリアする構造です。
お大事に

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