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哲学 Φιλοσοφιαコミュのマルクスについて

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コトバンク
カール・マルクス
https://kotobank.jp/word/マルクス-137532
ドイツの共産主義思想家,いわゆるマルクス主義の祖。ユダヤ人弁護士の子としてトリールに生まれ,ベルリン大学で哲学・歴史等を学ぶ。ヘーゲル,L.A.フォイエルバハの影響を受け,ヘーゲル左派(ヘーゲル学派)の一員として思想形成する。1841年イェーナ大学で《デモクリトスとエピクロスとの自然哲学の差異》により哲学の学位。1842年急進的ブルジョア新聞《ライン新聞》主筆となり,社会経済問題や民族問題に健筆をふるうが,同紙弾圧後の1843年パリに移住。この間,その思想の根幹をなす《経済学・哲学手稿》を書く。1845年ベルギーに移り共産主義を目指す革命組織活動を開始し,終生の同志エンゲルスとともに翌年にかけて未完の労作《ドイツ・イデオロギー》を執筆して唯物史観を確立,さらに1847年刊の《哲学の貧困》で独自の経済学説を提示した。同年共産主義者同盟を設立し,翌1848年にその綱領として《共産党宣言》を公表。・・
***
私の関心では哲学的にはヘーゲルとの関係、デモクリトスとエピクロスの差異、ドイツイデオロギーあたりが中心かと思います。
テキストは原典と岩波訳かと。
神学的にもバルト、解放の神学、最近ではマクグラスの著書(25周年版「キリスト教神学序説」)に影響を与えてます。

因みに、私はいわゆるマルクス「主義者」ではなく、いわゆる修正主義者に入ると思います。
共産主義自体はそちらのスレに書いてます。

コメント(842)

>>[803]
>自由競争原理」を至上とする政策がほぼすべての諸国に広がった。

しかし、肝心の「負の所得税」(まあ、自由競争の負を補うという意味になるが)を行わなかったために後に大きな社会問題を抱えることになった、というところですね。
>>[803]
ラテンアメリカで行われたのは19世紀の自由放任ヘの復古ですね。日本でもいつの間にか、セーフティネットなしになり、多数が滑落という訳です。
>>[803]
しかし、多数の国民は貧困のまま保守化し、いわば「上からの共産主義」は望んでない。
そこで、企業をアソシエイトに変えるという方法が出るわけです。
新しいかたちのいわば「ソビエト」は子供も大好きなようです。
「下からの共産主義」ともいえるかも知れません。

一応、ここはマルクスなのでマルクスを引用しようかと?
「マルクスを再読する 主要著作の現代的意義」(的場 昭弘、定価: 1,100円、2017年03月25日、角川ソフィア文庫)。
https://www.kadokawa.co.jp/product/321611000121/
「<帝国>以後の時代」を考えるには、マルクスを再読する必要がある。
資本主義国家が外部から収奪できなくなったとき、いったい資本主義はどうなるのか? 
この問題意識から、日本を代表するマルクス研究者が主要著作を読み解いた講義録。

「グローバリゼーションが社会を上位均衡化させる」は、幻想だった。
実際に起こったのは中産階級の崩壊であり、下位均衡化(下の方で貧しくなる事)でしかなかった。
「<帝国>以後の時代」を考えるには、資本主義後の世界を考えたマルクスを再読する必要がある。

ネグリの帝国論とその課題から入り、アルチュセールからスピノザの思想を押さえたうえで、マルクスの主要著作を、「代議制民主主義が世界に普及している現在において、あえて近代市民社会を批判する」という視点から解題していく。
この挑戦、刺激的な読み解きは、資本主義が支配する世界以外を考えられない私たちの頭を解き放つ。
そして、まるで“中世かポスト現代か”というような、ナショナリズムや民族主義、原理主義が氾濫する現代社会を切り拓き、新しい世界を展望するきっかけとなるだろう(文庫庫版まえがき)。

文庫版まえがき

第一部 現代思想と<マルクス>
 一章 アントニオ・ネグリの「帝国」の概念
 二章 アルチュセール・ショック
 三章 スピノザ革命

第二部 <マルクス>の著作を再読する
 四章 現代社会とマルクス
 五章 共産主義社会とは何か--『経済学・哲学草稿』の類的本質
 六章 唯物論とは何か--フォイエルバッハテーゼの一一番
 七章 たえざる運動としての共産主義--『ドイツ・イデオロギー』
 八章 構成された価値と労働運動--『哲学の貧困』
 九章 共産主義の亡霊と『共産党宣言』
 一〇章 国家の解体--フランス三部作
 一一章 オリエンタリズム
 一二章 方法の問題--『資本論』と『経済学批判要綱』
 一三章 社会運動とマルクス
あとがき
文庫版あとがき
解説 佐藤優
**
現代哲学・思想が専門であれば別ですが、そうでない場合、現代思想に行って数年経ちますから(^^;、さっさとマルクスの著作解説編に入り、翻訳なり原典を読むのが良いと個人的に思います。
第二部 <マルクス>の著作を再読するから読んだ方が入りやすいと思います。
第二部のためし読みつけます。
>>[807]
四章 現代社会とマルクス
近代主義的マルクス読み
これまでの話をふまえて、マルクスを読み直す作業に入っていくことにします。そのためには、まずこれまでのマルクスの読み方の基本的な問題点を整理し、そのような読み方ではたちゆかなくなっていることを示して、それではそのような状況のもとではマルクスをどう読んだらいいのか、新しいマルクスの読み方を示していくことにします。
まず、マルクスを読み直す前提として、これまでマルクスがどう読まれてきたのかをふりかえってみます。
20世紀にはマルクス主義は大きな力をもっていました。なぜそのように大きな力をもっていたのか。私は、それは端的に、マルクス主義がもっていた近代主義的側面によるものであった、その要素が非常に大きかったと考えます。マルクス主義がもっていた近代主義的側面によるものであった。その要素が非常に大きかったと考えます。マルクス主義がもっていた近代主義的側面とはどういうものなのか。それは、資本側と近代化が産み出した社会を引き継いで、それをさらに発展させることによって新しい社会をつくるという考え方です。こうした考え方によって、マルクス主義は近代主義に乗っかって社会をつくるという考え方です(122ページ)。・・・・

 五章 共産主義社会とは何か
「経済学.哲学草稿」の類的本質」
マルクスのどの作品から読むか
マルクスの思想をどの作品から語り始めるかというのはなかなか難しい問題です。一つ一つの概念が一貫しているわけでもなく、思想体系も必ずしも一貫しているわけではありません。初期から始めれば、発達史的 に述べるようにも見えます。後期から始めれば、その思想の淵源をつかむようにも見えます。一つの作品の取り上げ方で、すでにその思想家をとらえる断面が見えてしまうとも言えます。

これからマルクスを再読していくわけですが、そうした問題があることを知りながらあえて初期の作品から見ていきます。といっても、けっして発達史的に見ていくわけではありません。むしろ、それぞれの作品の中の重要な概念の意味を探るというところから見てみます。・。
***
二部は普通の教科書風でわかりやすい訳です。
「自由時間の哲学―生の尊厳と人間的共同」
「能力」原理と「競争」原理にもとづいて“豊かさ”を演出する“企業社会”の呪縛を乗り越える思想的オルタナティブを提示。人間存在のあり方を根源的に問う書き下ろし」
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784250930164
第1部 “企業社会”の陰影―長時間労働の根源はなにか
第2部 長時間労働と生活時間の構造の変容―時間から人間疎外をとらえなおす
第3部 自由時間の獲得・享受と人間の再生―“わたし”が“わたし”らしく生きるために
**
`>>[811]
「人はただ、奴隷的に存在する安逸さになれてしまう。人間の奴隷的な存在について考えてみよう。かって奴隷たちは奴隷船につながれて新大陸へと運ばれた。・・」
この論は過労死した労働者の言葉から始まっている。
->>[811]
基礎
最近のマルクスの「疎外論」の流れ
https://sp.ch.nicovideo.jp/great/blomaga/ar637544
>>[811]
マルクスの自由の問題

https://synodos.jp/economy/14172
やはり、いろいろ学ばなくてはいけなくなる。
「マルクスを再読する」
的場さんの解釈の最大の難点を見つけました。
116ページ
「プロレタリアートのプルジョワジーに対する階級闘争の終局の目的は富を取り戻して平等に分配することでなく、富を得ようとする行為自体を廃止し、プロレタリアートのプロレタリアートの由縁である無所有を身体で生きる地点に戻って行くことにあるのです」
清貧が大切と来るわけですが?
過去のマルクス主義者と同じで、人間の本質の理解に不足がある気がします。
>>[816]
>プロレタリアートのプルジョワジーに対する階級闘争の終局の目的は富を取り戻して平等に分配する

そのまま用いれば新しい道は「プロレタリアート〜〜分配する」ことかもしれません。
>富を得ようとする行為自体を廃止し

人間の根源的な欲の問題があり、かなり難しいわけです。反乱して無視するか(アナーキー)、アパシーに陥る
もう一つ、今までのマルキストに不足することは資本家、プルショワの人権です。
Das capital
<11> Das Werk, dessen ersten Band ich dem Publikum übergebe, bildet die Fortsetzung meiner 1859 veröffentlichten Schrift: "Zur Kritik der Politischen Oekonomie". Die lange Pause zwischen Anfang und Fortsetzung ist einer langjährigen Krankheit geschuldet, die meine Arbeit wieder und wieder unterbrach.
<11>私が公開する第 1 巻は、1859 年に出版された著書「政治経済学の批判について」の続編である。最初と続編の間の長期にわたるギャップは、長期の病気により研究を何度も中断ためである。
私の研究の中断はプロレタリア労働のためである。
仕方なくドイツ語を長期に渡って学び力がついた。
やはり、何でも原典を読みながら学ばないと身に付かないし発展がない。
マンガ本はもとより超訳本もまずい。解説だけはもっての他?(大概がト本か右の方の先入観でかかれている)
本文は「商品」というもののの分析、検討から始まる。
冒頭です。
Die Ware
1. Die zwei Faktoren der Ware: Gebrauchswert und Wert(Wertsubstanz, Wertgröße)
商品
1.商品の2つの要素:使用価値と価値(価値の本質、価値の大きさ)
<49> Der Reichtum der Gesellschaften, in welchen kapitalistische Produktionsweise herrscht, erscheint als eine "ungeheure Warensammlung"(1), die einzelne Ware als seine Elementarform. Unsere Untersuchung beginnt daher mit der Analyse der Ware.
49>資本主義の生産様式が優勢な社会における富は、「多大な財の集合」、その基本形態としての個々の商品として現れる。したがって、商品の分析から検討を始めたい。
最近のマルクスに関する話題といえば、やはりMEGAに関するものでしょうか。
資本論も含め、まだまだ自分には知識が不足しています。
>>[823]
Marx-Engels-Gesamtausgabe(MEGA)、マルエン全集、新MEGA
下記のような本もあります。
https://www.iwanami.co.jp/smp/book/b619870.html
私は本文批評自体は浅学です。
この辺りは芹沢さんですね
>>[823]
https://www.google.com/url?sa=t&source=web&rct=j&url=https://tohoku.repo.nii.ac.jp/%3Faction%3Drepository_uri%26item_id%3D85621%26file_id%3D18%26file_no%3D1&ved=2ahUKEwi1gdbC09j9AhWCed4KHU6rAwIQFnoECCAQAQ&usg=AOvVaw35VO4UNuytiHlxrxgqM2Am
>>[823]
https://www.google.com/url?sa=t&source=web&rct=j&url=https://tohoku.repo.nii.ac.jp/%3Faction%3Drepository_uri%26item_id%3D85621%26file_id%3D18%26file_no%3D1&ved=2ahUKEwi1gdbC09j9AhWCed4KHU6rAwIQFnoECCAQAQ&usg=AOvVaw35VO4UNuytiHlxrxgqM2Am
テキストの統一からすれば下記の翻訳しかない。パソ通時代、中には買うと「特高」につけられるとか感じる方までいたような?
https://www.marxists.org/nihon/marx-engels/capital/chapter01/index.htm
経済学批判序説は以下にようやく
http://study-capital.la.coocan.jp/2-houkou1/report2-1-001.html
>>[824]
私自身はMEGAのことを斎藤幸平のベストセラー『人新世の資本論』で知りました。
>>[830]
「人新生の資本論」
また、書籍紹介だけだと、スレの肥やしになるので要約
https://watakore-book.com/kohei-saito-anthropocene/#:~:text=%E3%81%8C%E9%87%8D%E8%A6%81%E3%81%A0-,%E3%80%8E%E4%BA%BA%E6%96%B0%E4%B8%96%E3%81%AE%E3%80%8C%E8%B3%87%E6%9C%AC,%E8%AB%96%E3%80%8D%E3%80%8F%E3%81%AE%E3%81%95%E3%81%A3%E3%81%8F%E3%82%8A%E8%A6%81%E7%B4%84&text=%E6%96%8E%E8%97%A4%E5%B9%B8%E5%B9%B3%E6%B0%8F%E3%81%84%E3%82%8F%E3%81%8F%E3%80%81%E3%82%82%E3%81%AF%E3%82%84,%E3%81%AB%E5%88%87%E3%82%8A%E6%9B%BF%E3%81%88%E3%82%8B%E5%BF%85%E8%A6%81%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
「資本主義内部から出てくる「持続可能な経済成長」や「技術的楽観論」では問題の根本的治療にはならず、二度と自然環境を元に戻せないような決定的悲劇を迎えてしまうまでに解決が間に合わないと筆者は試算しています。
斎藤幸平氏いわく、もはや環境保護と経済成長は両立しない。
そのため経済成長は諦めて、「資本主義的な利益最大化のための合理化という価値観」から、それを自己抑制して「万人の繁栄と持続可能性に対して合理化する価値観」に切り替える必要があります。
筆者はその主張の理論的なヒントを、従来見過ごされてきたマルクスの晩年の研究ノートに見出しました。
その結果が斎藤幸平氏の唱える「脱成長コミュニズム」です。」
斎藤氏も弱いところでは成長をやめれば限られた富、資源の奪いあいにならないかということです。それを止めるには前もって制度的に分配のシステムを作っておかなければならない。簡単に社会経済の問題ですまない。小さい頃からの教育も必要。人間の欲、特に持てるものの欲はなかなか押さえられない。
洗練された?国家社会主義ということになるかもしれない?
>>[830]
確かに、思想や信条を統制してはいけないが、経済は統制しないと人類は滅亡する。第二アース移住までは、時限立法で二重の基準の徹底化が必要なのは確か。
今日現在、クレディスイスの株価が急落しているようだけれど、資本主義のシステムは不安定さが不可避なのか?
>>[833]
確かに資本主義は好況と不況、そして時に恐慌がたびたびやって来るようですね。
恐慌を経て新しい経済体制に移行するかは不明ですが。
話を戻すと
マルクスの論の難点は分配にもあるとされる。
それがのちの社会主義国家における再度の富の集中、共産党上層部集中を産んでしまった。
マルクスにとって分配は搾取(分)だけだといわれる。

マルクスの分配論は原則的に剰余価値のみを源泉とした分配論であるのは確かである。
その点は古典派経済学の分配論とよりも対象が狭い。

AIは社会給付対象者分の富を創造する。
ペーシックインカムは富裕層に富を積むことにより貧富の差を拡大する。
ので、あくまでも社会給付は中間層以下に限る。財政的な問題もある。
>>[837]
マルクスの問題は分配の阻害にも関係して、人間の欲望の欠落とよく云われる。
配給品(種類、数、品質)に対する不満にもつながり、闇社会を形作った。
第二アースへの移住、輸入が確立するまでは倹約、忍耐が必要になる。
やはり、国連は調整に大きな役割を果たさないとならない。
https://www.unic.or.jp/news_press/features_backgrounders/31737/
こうしたものに加え、経済減速をはからないとならない。
全ての先進国は日本と同じくならないとならない。失われた20年でなく、希望の20年だった。問題は格差解消である。
>>[838]
やはり、公平をきするためにAIによる制御が必要になると思います。中印露(ロは減速していて余り対象デナイガ)などが、反乱する可能性があるので公平感が大切。
また、AIは暴走しないように、絶対原則を作らないとならない。「人類のこんぜつが最も早い方法である」とか間違っても云わせない

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