仏教伝来。
これは経文の入手とともに膨大な文字記録の入手も意味すると思います。
宣教師のような人がきて釈迦の教えを道端で伝えたわけではない。
仏教の内容、無数の比喩と教え。
衝撃的だったのではないか。
日本は１３００〜１４００年間くらいは名実ともに仏教国であり
上皇でさえ出家して法皇となっていました。
この仏教伝来は６世紀の出来事とされます。
当時の社会は倭の五王のすぐあと。
この空白の４世紀のあとの時代と仏教と社会の関わり、物部と蘇我の争い、聖徳太子など。
本コミュの対象とする直後の時代を考えることで
逆に３世紀前後の時代が見えることもあるかと
考えた次第です。
いろいろ教えていただくとうれしいです
これは経文の入手とともに膨大な文字記録の入手も意味すると思います。
宣教師のような人がきて釈迦の教えを道端で伝えたわけではない。
仏教の内容、無数の比喩と教え。
衝撃的だったのではないか。
日本は１３００〜１４００年間くらいは名実ともに仏教国であり
上皇でさえ出家して法皇となっていました。
この仏教伝来は６世紀の出来事とされます。
当時の社会は倭の五王のすぐあと。
この空白の４世紀のあとの時代と仏教と社会の関わり、物部と蘇我の争い、聖徳太子など。
本コミュの対象とする直後の時代を考えることで
逆に３世紀前後の時代が見えることもあるかと
考えた次第です。
いろいろ教えていただくとうれしいです
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コメント(233)
ところで、
百済から仏像が来た時に賛否両論に分かれましたが、
賛成派の蘇我氏に私的に仏像を拝む事を認めることで、実力者蘇我稲目の体面をたもち、
国としはまだであるとすることで反対派の気もはらせた。
欽明天皇の日本的顔をつぶさない形の政治判断がありました。
その後、越の国に高句麗の使者が漂着した時に越の国造は自分が倭と名乗り、贈り物をもったそうです、後で朝廷が知って都に迎えてそうですが。
そんな話を聞くと、半島からの使者が九州に来た時に、倭の代表であると伊都国が嘘ついて、贈り物をもらっていたかもしれません。邪馬台国よりもだいぶ後に現実に伊都の県はそんな嘘をついたけどどう見ても王に見えずばれたらしい。
百済から仏像が来た時に賛否両論に分かれましたが、
賛成派の蘇我氏に私的に仏像を拝む事を認めることで、実力者蘇我稲目の体面をたもち、
国としはまだであるとすることで反対派の気もはらせた。
欽明天皇の日本的顔をつぶさない形の政治判断がありました。
その後、越の国に高句麗の使者が漂着した時に越の国造は自分が倭と名乗り、贈り物をもったそうです、後で朝廷が知って都に迎えてそうですが。
そんな話を聞くと、半島からの使者が九州に来た時に、倭の代表であると伊都国が嘘ついて、贈り物をもらっていたかもしれません。邪馬台国よりもだいぶ後に現実に伊都の県はそんな嘘をついたけどどう見ても王に見えずばれたらしい。
>>[204]
仏教は取り入れたと思われます。 当時周辺国の中でも随の存在、影響は無視できませんでしたので当然情報を収集したと考えられます。 随では宗教に関して仏教・道教・儒教が認められ、序列が決められていたようです。宗教団体は、それが国に認められ国の保護を受けることで存続が可能であった様相でしたので国が序列を設けていました。随から唐の時代にかけて、この仏教・儒教・道教のうち仏教が序列一番目とされていましたことから、仏教を研究するために仏教の取り入れに積極的であったのだと推察します。もちろん、道教も儒教も研究のために受け入れられていたんでしょう。そして、相手を知るために言語・文字・宗教などが研究されたのだと考えられます。
仏教は取り入れたと思われます。 当時周辺国の中でも随の存在、影響は無視できませんでしたので当然情報を収集したと考えられます。 随では宗教に関して仏教・道教・儒教が認められ、序列が決められていたようです。宗教団体は、それが国に認められ国の保護を受けることで存続が可能であった様相でしたので国が序列を設けていました。随から唐の時代にかけて、この仏教・儒教・道教のうち仏教が序列一番目とされていましたことから、仏教を研究するために仏教の取り入れに積極的であったのだと推察します。もちろん、道教も儒教も研究のために受け入れられていたんでしょう。そして、相手を知るために言語・文字・宗教などが研究されたのだと考えられます。
>>[205]、
結局諸侯が皇帝を決めるという仕組みだったので、諸侯が、「俺より強いやつは困る！俺の言うことを聞いてこっちに利益のあるようにやってくれる奴がいい！」といってみんなでやってたので、統一されなかったんですよね！
でも、考えてみるとこれはちょっと日本の古代豪族時代にも近いんですよね！「えーっと、俺の言うことを聞いてくれる天ちゃんがいいなぁ・・・えへっ。」なんて感じで、だから、古代日本が中央集権化に向かったのは偉かったと思います！しかし、実は唐の外征という外圧があったという事らしい！
これもでも、ドイツのプロイセン時代にも似ているかも？外圧がありまとまらずにはいられなかった。
実はとなりのフランスですら、長年に渡って皇帝の地位を犯そうとは思わなかった！金で選挙に出て、俺を皇帝にしてくれ、（表向きは）清き一票をってやったときはあったんですが・・・！
そして、掟破りに勝手に神聖ローマ帝国をないがしろにして皇帝をなのったのが、かの有名なナポレオン！貧民育ちは戦に強い！そして常識ないし！！（フランス版源義経！）
そして、ついに三帝会戦なる！なんちゃって！
結局諸侯が皇帝を決めるという仕組みだったので、諸侯が、「俺より強いやつは困る！俺の言うことを聞いてこっちに利益のあるようにやってくれる奴がいい！」といってみんなでやってたので、統一されなかったんですよね！
でも、考えてみるとこれはちょっと日本の古代豪族時代にも近いんですよね！「えーっと、俺の言うことを聞いてくれる天ちゃんがいいなぁ・・・えへっ。」なんて感じで、だから、古代日本が中央集権化に向かったのは偉かったと思います！しかし、実は唐の外征という外圧があったという事らしい！
これもでも、ドイツのプロイセン時代にも似ているかも？外圧がありまとまらずにはいられなかった。
実はとなりのフランスですら、長年に渡って皇帝の地位を犯そうとは思わなかった！金で選挙に出て、俺を皇帝にしてくれ、（表向きは）清き一票をってやったときはあったんですが・・・！
そして、掟破りに勝手に神聖ローマ帝国をないがしろにして皇帝をなのったのが、かの有名なナポレオン！貧民育ちは戦に強い！そして常識ないし！！（フランス版源義経！）
そして、ついに三帝会戦なる！なんちゃって！
日本の宗教は神道となりがちで天皇も最高位の神主であるというのは正しいのですが
一方で仏教はもう公伝してから１５００年ほどもたっています。
そもそも１５００年続いている国があんまりありません。
ドイツやイギリスやフランスなどは存在していません。
中国文明はあるけど同じ国としてはありません。
さて
１５００年も続いた仏教において
天皇は仏教徒であり、すぐに上皇になっていたのも
出家して法皇になりたかったからでしょう。
江戸期までは確か仏式で葬儀も行われていたはず。
つまり日本国にとっては仏教は血肉化した根源的信仰であり
この１５００年間は神社よりも仏像や地蔵などの方がはるかに
庶民に尊ばれていた。
明治政府が徹底的に仏教を排除したわけですね
一方で仏教はもう公伝してから１５００年ほどもたっています。
そもそも１５００年続いている国があんまりありません。
ドイツやイギリスやフランスなどは存在していません。
中国文明はあるけど同じ国としてはありません。
さて
１５００年も続いた仏教において
天皇は仏教徒であり、すぐに上皇になっていたのも
出家して法皇になりたかったからでしょう。
江戸期までは確か仏式で葬儀も行われていたはず。
つまり日本国にとっては仏教は血肉化した根源的信仰であり
この１５００年間は神社よりも仏像や地蔵などの方がはるかに
庶民に尊ばれていた。
明治政府が徹底的に仏教を排除したわけですね
>>[227]
ズバリ真芯を突いて来ますね。はい、その様に考えています。
大国主の祟りかもしれません。古代は現実主義です。実在して感じるものが全てです。故に現代の科学より許容範囲が広く、平安時代の悪霊主義とは全く異なる観念ではなかったのか？
古代人にとって冥界とは隣りにある別世界で互いに干渉していた。
新しい命や実りなど、この世に存在しなかったものが生まれるのは冥界から現世に｢来た｣だけ。
逆に消えた命や腐敗など現世から消えたものは冥界に｢行った｣だけ。
それだけの事であったのではないか？と思うのです。
転生や輪廻の思想は無く、ただ生まれて死ぬ。現れては消える。これだけの繰り返し…この繰り返しが生じる理由を冥界に求めたのです。
故に自分が死んだ後の事などは心配しなかった。生まれる前の事も心配しなかった。
これは自分が生きる｢現世｣をポジティブに考えていたからに他ならない。
これは個人単位で生活を割振りした縄文系の生活スタイルが根底にあり、規律を第一とする弥生スタイルでは無理が生じた。
この無理はムラがクニになると増大しました。クニが大きくなると租税などの過度なストレスも生まれるました。
律令が整備され格差は是正されても生活は苦しくなり、その理由をヒトは前世の行いに見出し、来世に期待したのです。
見事、仏教が時代にマッチしていた。隣り合わせた実在する世界では現世の苦労を転嫁できなくなっていたのだと考えています。
ズバリ真芯を突いて来ますね。はい、その様に考えています。
大国主の祟りかもしれません。古代は現実主義です。実在して感じるものが全てです。故に現代の科学より許容範囲が広く、平安時代の悪霊主義とは全く異なる観念ではなかったのか？
古代人にとって冥界とは隣りにある別世界で互いに干渉していた。
新しい命や実りなど、この世に存在しなかったものが生まれるのは冥界から現世に｢来た｣だけ。
逆に消えた命や腐敗など現世から消えたものは冥界に｢行った｣だけ。
それだけの事であったのではないか？と思うのです。
転生や輪廻の思想は無く、ただ生まれて死ぬ。現れては消える。これだけの繰り返し…この繰り返しが生じる理由を冥界に求めたのです。
故に自分が死んだ後の事などは心配しなかった。生まれる前の事も心配しなかった。
これは自分が生きる｢現世｣をポジティブに考えていたからに他ならない。
これは個人単位で生活を割振りした縄文系の生活スタイルが根底にあり、規律を第一とする弥生スタイルでは無理が生じた。
この無理はムラがクニになると増大しました。クニが大きくなると租税などの過度なストレスも生まれるました。
律令が整備され格差は是正されても生活は苦しくなり、その理由をヒトは前世の行いに見出し、来世に期待したのです。
見事、仏教が時代にマッチしていた。隣り合わせた実在する世界では現世の苦労を転嫁できなくなっていたのだと考えています。
>>[228]
連投失礼します。
僕からしたら織田信長が比叡山焼き討ちをしたのは必然なのです。
信長はそれまでの階級社会を打破して能力主義の世にしたかったと僕は考えています。
神の権威を以て政権に君臨した物部を始めとする氏族に対して蘇我氏は当時の近代化である律令制国家の成立を目指します。
神代では平等であるのが基本でした、以前デボラさんが仰った通り、禊祓いをして清めた者は神の御前に全てを等しく赦されます。
これを転用して神の権威が作られたのですが、大国主の時代には神は未だ車座に坐すものであった事が伊勢遺跡からも推察できます。
蘇我氏は仏の階級制に目を付けたのです。仏は修行して解脱する事で、又は悟りを拓く事で階級を上げます。
このシステムが律令制国家には必要であったのです。
あなたが仰る通り仏教公伝当時には日本の神々の権威は伝統や世襲という鎧の重さに耐え切れず、地に堕ちていたと推測します。
本来は平等であるのが原則の神々の祟りをアマテラスだけでは防げなかった。
そもそもアマテラスも皇祖神であるだけで最高神ではなく、それ以外の神を祖とする氏族が担ぐ神輿ではなかったのです。
対して仏教には整然とした縦社会があり、規律を重んじる律令制には適していました。
これにより｢階級者と平民｣という概念が｢救済者(仏)と苦悩者(民)｣にすり替えられ、救済という大義名分で民を縛ったのです。
連投失礼します。
僕からしたら織田信長が比叡山焼き討ちをしたのは必然なのです。
信長はそれまでの階級社会を打破して能力主義の世にしたかったと僕は考えています。
神の権威を以て政権に君臨した物部を始めとする氏族に対して蘇我氏は当時の近代化である律令制国家の成立を目指します。
神代では平等であるのが基本でした、以前デボラさんが仰った通り、禊祓いをして清めた者は神の御前に全てを等しく赦されます。
これを転用して神の権威が作られたのですが、大国主の時代には神は未だ車座に坐すものであった事が伊勢遺跡からも推察できます。
蘇我氏は仏の階級制に目を付けたのです。仏は修行して解脱する事で、又は悟りを拓く事で階級を上げます。
このシステムが律令制国家には必要であったのです。
あなたが仰る通り仏教公伝当時には日本の神々の権威は伝統や世襲という鎧の重さに耐え切れず、地に堕ちていたと推測します。
本来は平等であるのが原則の神々の祟りをアマテラスだけでは防げなかった。
そもそもアマテラスも皇祖神であるだけで最高神ではなく、それ以外の神を祖とする氏族が担ぐ神輿ではなかったのです。
対して仏教には整然とした縦社会があり、規律を重んじる律令制には適していました。
これにより｢階級者と平民｣という概念が｢救済者(仏)と苦悩者(民)｣にすり替えられ、救済という大義名分で民を縛ったのです。
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