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歴史の細部を継承する会コミュの年号(元号)と改元と

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コミュ建てをしておいて

興味はあり乍ら 日常に埋もれてしまいます・


なので、一足先にお題をば・

つ【年号(元号)と改元と】


前置きだけ少々・

え〜 ごく簡単に申しまして
わたしたちはまず何によって支配されるのか?と申しますれば
それは間違いなく「時」なのです
「時」によって 否応なく支配されてしまう と言えるのです

そこのアナタ
わたしたちが空気を吸うように 時はただ流れてゆく と考えますか?
それは余りに無省察な態度といえます

日本の為政者(天皇ですね)は なんと1360年余りの長きに渉って、「年号(元号)」と呼ばれる不可解なものを用意しつづけてきました
何のために?
治世中の「世」を定めるため 民心を安定させるため
換言して 日本を支配するため

(・・明治・大正・昭和・平成・・)


それは有り体に言えば、ひとつの信仰なのです
「あらたかな王による統治で われら庶民は安寧な世に居住できる」
新たな天皇が誕生(即位)したとき 前皇の世は塗り替えられるのです
それは「天皇信仰」ともいえるものです

(例えば なぜ天皇が即位した際または彼の属する家に慶賀のあった際 罪人の罪は軽減されるのでしょう?(恩赦ですね・)それは彼に常人には具え得ない特殊な力がある、とする信仰に由来するのです・) 


このようなことはなにも日本に特殊なことなのではなく、
世界各地によくみられる信仰なのです
(それを理論化して支配のツールとして用いた例が、西欧の
゛王権神授説"ですね)

人類はこのように゛物語"をつくりつづけて発展(ん?)してきました(ここで ただのうのうと子をつくりつづけてきたのだ、という視点を捨てる必要はありません)


年号(元号) それは歴史的事実であり゛物語"である とはいえますが、科学的真実か?といえばそうではない



さて こんなことを知って アナタはどうするのですか?

コメント(6)

数日の間に
例えばどのように改元がなされたのか?その理由は?など、
もう少し具体的にみてみましょう

この話題 高校生には興味の対象となりにくい模様でした
Orz
註:
筆者はウヨでもサヨでもありません

天皇は歴史上存在し(始祖あたりには伝説的色彩が濃厚 脚色多し)、現在も東京に生息しています

それはなぜなのか?なぜ必要とされたのか?
わたしたちはそれをどう捕捉するのか?
そのことに 少々意識が偏重しているだけのことです



智の集積こそが よりよい生、よりよい世の実現に不可欠なもの と心得ています・
(それも一種の信仰かもしれません)
確か中国とかの例だと何か事件があった時に改元があるわけです。
国が興れば【○初】(○はその国の徳の色、清は土徳だったから黄色だった筈)だったりするのですが
改元が多くなるというのは国が乱れている証拠になるわけです。
例えば国が滅びる直前などは一年に数回の改元があったりします。

元々は日本も事件がある毎に改元をしていたんですよね
今は元号のあり方がかなり変わってますね
確か明治から一人の天皇につき一つの元号になったんでしたっけ
◇顕利さん

初めましてm(_ま_)m
と言いますのは 当コミュ初の管理人以外のカキコです(^^)
少々マニアックな話題に 有り難いことです


日本の元号は、やはり中国の制度に起源をもつようです
律令が入る少し前に輸入された慣習のようです

>元々は日本も事件がある毎に改元
自分が『天皇』という良書を読んで得たところによると・

改元の理由として
? 古代には、前代の天皇が死去し次の天皇が即位した際に設けられた(現制度:1天皇につき1元号、というのは明治初期に゛一世一元の制"によって、理想視された古代天皇制が復古されたもの)。

? それに止まらず、平安時代初期までは、瑞祥(ずいしょう:珍しいこと・喜ばしいこと)があった際、改元することが多かった(例:650年長門国から白い雉が献上された⇒白雉年間と改元)

? 平安時代中ごろから、大規模な自然災害など、民の心が定まらないような事態の時、改元されることが多くなった。

>改元が多くなるというのは国が乱れている証拠
そうですね ?がまさにこれに相当します

?の理由づけとしては
・天変(彗星出現など)改元(例:康保) 
・地震改元(例:天慶) ・炎旱改元(例:天徳)
・風災改元(例:正暦) ・水災改元(例:延長)  
・火災改元(例:応和) ・兵革改元(例:永久)
・疾疫改元(例:延長) ・疱瘡改元(例:承暦) 
・飢饉改元(例:寿永) 
・御慎改元(よみ:おんつつしみかいげん=天皇や上皇の厄運を改 善するため)(例:天元)

など、種類が豊富です。

また史上有名な南北朝時代(1329〜1392年)には、
?南朝と北朝で別々の年号が用いられた、という非常事態となりました。

その政情が安定しなかった様は、南朝初代の後醍醐天皇はが1代で8度も年号を変えていることにもみられます。



そして興味深いのが、「私年号」なのですがね・
◇たにやんさん

こちらこそ初めましてm(_ま_)m


>時の流れに節目をつけることを、物語にするということなんでし>ょう
そうですね まさに゛物語"のなかに我ら民衆は引き込まれていってしまうのです
それは善悪双方の意味でですが・

せめて 良質な物語の渦中に身を置きたいものです・


>そういう思想によって日本文化も育ってきたのかなと
そうなのだろう と自分も思います

>呪術的な力
讃え名や和歌や元号にみられるのは、イメージを言葉に載せて
よい流れを引き寄せよう/悪いわだかまりは流し去ろう
という思想だと思います
(その前提として、ただ対象を名付ける、という行為に、物の所有を神秘に託す/神秘を所有する、という思想が含まれていたはずです
舟に゛○□丸"と名付けるのはなぜか?と網野氏は考えています)


ただここで、文華とは本来゛徒"なものであり
無批判に受け止めるわけにはいくまい、ということであり
流し去ることで責任の所在を曖昧に出来てしまう大和民族の悲しい性があるのだ ということです

日本文化の表面上の麗しさのみならず
その奥に潜むだろう冥い情念をも顧みてゆきたいものです

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