ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

発展大陸【アルカディア】コミュの龍の国【ホウライ】

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
龍達が住む国。
竜の国とは対照的な印象がある優雅さのある場所。
基本的には竜以外は受け入れている

コメント(351)

ドレイコ「前を向いて歩かんと危ないぞ」

強制的に案内の龍族の頭を前に向かせる
イチは微笑みながら、やり取りを見ている。現場に近付いてきたのか、ガヤガヤと騒いでいる声が聞こえてきた。
ドレイコ「それで、なんの騒ぎじゃ?」
竜族「それが…歩行中にぶつかったとかで…」

イチは予想していたような内容に溜め息を吐く。
ドレイコは、やれやれと首を振りながら近付く

ドレイコ「道の真ん中で随分と騒がしいが、どうしたんだ?」

いつの間にか老人ではなく、壮年に変わったドレイコが話しかける。
若くなると威圧感が、倍以上になっている
イチ「何をそんなに揉めているの?」

イチも隣で話しかける。

「こ、こいつが喧嘩を吹っかけてきたんだ!」

「ふざけんな!テメェがぶつかって来たんだろが!!」

言い合いから、取っ組み合いに変わりつつある中、イチは溜め息を再び吐く。
ドレイコ「良い大人がみっともないぞ」

穏やかに言いながらも2人の間に入り、有無を言わさぬように手を押さえている
イチ「さすがドレイコさん」

イチは仲裁に入ったドレイコを見て言う。
ドレイコ「ほれ、さっさと謝って家に帰れ」

笑顔だが、握った手にジリジリと力を加えていく
「悪いのはアイツだ!」
「お前だろ!」

2人は言い合いを辞めようとしない。
ドレイコ「止めろが聞こえなかったか?」

ドスの利いた声が発せられた
イチ「ドレイコさん優しく」

イチはドレイコを宥めるように言う。

イチ「無駄な闘いは避けもらえないですか?ここでは回りの方たちに迷惑になりますので、別の場所で続きをお願いします」

イチはそう言うと、衛兵に2人を連れていかせる。
ドレイコは、深呼吸をすると元の初老に戻る
イチ「全く…みんな元気なんだから」

イチはやれやれと言った感じだ。
ドレイコ「龍族は、もっと穏やかだったんじゃがな」
イチ「でも龍族は頑固だから」

イチは溜め息を吐く。
イチ「お互いに良い面も悪い面もありますから」
ドレイコ「それを認めあうことが出来ればな」
イチ「中々難しいですよね。でもいつかきっと実現させるんだ」
ドレイコ「さて、たまには、夜の散歩と行こうか」
イチ「そうですね」

イチはドレイコの着物を着直して言う。大きさからか、やはり少しはだけてしまう。
ドレイコ「たまには、おんぶしてやろか?」
イチ「大丈夫?重くない?」

イチは心配そうに言う。
ドレイコ「羽が乗ったみたいに軽いのぅ」
イチ「本当に?」

イチは笑いながら言う。
ドレイコ「もっと飯を食わせんとな」
イチ「そんなに食べたら太っちゃうよ」
ドレイコ「コロコロしたイチも可愛いじゃろうな」
イチ「もう…僕は強くならないと」

イチは戦士の様な肉体を思い浮かべる。
ドレイコ「戦士は既に沢山抱えておるからいいじゃろう」
イチ「そうだけど…守られてばかりじゃ良くないと思うからさ。グレイルさんに稽古でも付けてもらおうかな」
ドレイコ「あやつに頼るくらいなら、儂が鍛える」
イチ「ドレイコさんはグレイルさんの事となると本当に妬くんだから」

イチは笑顔で言う。
ドレイコ「あやつのことは気に食わんからな」
イチ「僕は2人とも大好きだよ」

イチはにこやかに言う。
イチ「困ってるドレイコさんも素敵ですね」

イチはクスクス笑う。

ログインすると、残り311件のコメントが見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

発展大陸【アルカディア】 更新情報

発展大陸【アルカディア】のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。