西暦を英語で言うときには前の二ケタと後ろの二ケタを分けるのがスタンダードな言い方と思われますが、おそらく2000年〜2009年の間にtwo thousand, two thousand one, two thousand two... two thousand nine と言ってきたので、その習慣で2010年以降、twenty ten/two thousand ten という二通りの言い方が共存しているのではないかと思われます。
新開講のテキストでは、Practical Business Phrasesという新しいコーナーがあって、それも皆さんと一緒に学ぶことにしたのですが、よく耳に(目に)するけど実はあまり理解していない大事(そう)な表現3つをあげてくれています。それがほんとに「なるほど〜、そうなのか」と思わせるものばかりで、やはりこのテキストは良いなーと改めて思った次第です
たとえばレッスン1では3つの中の一つに be committed to 〜という表現があり、「〜に力を注ぐ」という意味だとありました。commit という単語はよく出てくるのですが、私的にもなかなか意味がつかみきれず、使いこなせないでいました。最近流行りのコマーシャルに「結果にコミットする」というのがありますよね ほんとにいろんなニュアンスの意味があるので、出てくるたびに確認しようと思いました。
そしていつもながらテキスト学習以上にフリートークで盛り上がり、わかってるようでわかってなかった表現などについていろいろ議論しました。たとえば「期待を裏切る」という言い方について・・・裏切る=betray という言い方はちょっと強すぎる気がするので go against one's expectation はどうか、でも「期待を裏切る=期待にこたえることができなかった」と言えるので couldn't meet one's expectation はどうか、でも日本語にとらわれずに、disappointed (がっかりした、失望した)という方が英語らしいのではないか、などなど。
来週からはテキストの5月号になりますそして引き続き楽しいフリートークを行いたいと思います
ビギナーの会では初参加の方を2名お迎えし、またいつもの元気で熱心な皆様と一緒に中学校の英文法と基礎英会話を学び合いました。いつもながら、ビギナーの会は私自身にとっても基礎を確認する貴重な機会です。今日学んだ英文法の中で「物質名詞の数え方」をやりましたが、a piece of bread (食パン一枚)という言い方は知ってたけど a loaf of bread (食パン一斤)という言い方は教えてもらった記憶がなく、でも買い物では「食パン一斤」のほうが重要だなとか、いろいろ新しい発見がたくさんありました スーパーでの買い物の時の値段の聞き方、レストランでの注文のしかた、なども練習しました。
opinion, view, thoughts の違い
I'm happy to 〜 と I'm glad to 〜 の違い
change と exchange の違い
中でも、テキストに出てきたEメールの文例で、
Please find attached the agenda and materials ... とあったのですが、お一人の方から、これって
Please find the attached agenda and materials ... の間違いじゃないでしょうか?という疑問が提起されました。つまり the の位置の問題です。
前回の「今日のフレーズ」にも"Why did you apply for this position?" とあって、決して「会社」にapplyするのではなく「職」にapplyするという感覚の違いを学びました。「会社員」という概念ではなく、どんな仕事をするのかに焦点が当てられているんですね。「職」に対する考え方って、私も外国人の同僚と接する中でまさにそのようなことを感じ、日本的な考えとの違いを感じます。
短い会話形式のテキストを練習した後は、長文テキストの読解と音読練習も行いました。35回目の結婚記念日を迎えた夫婦が初デートをしたレストランで食事をするというお話なのですが、前菜・メインディッシュ・デザートはどれも美味しかったようなのですが、good, delicious, excellent, wonderful, fantastic, magnificent, out of this world などなど「美味しい」という言い方が無数に出てきました。
だいたい、なんとなく、わかったつもりだったけど、細かいところが全然聞き取れておらず、7000 miles と 7000 kilometers、coast of California とcoast of Oregon など、ひっかけ問題に見事にひっかかってしまいました
次に英語圏の文化風習、その中でいろいろな英会話表現を学びました。
私が気になったのは、(パーティーなどに)招く、招かれる時の表現で、Would you like to come? というお誘いに対して I'd love to come! という答え。come を使わずに go を使って I'd love to go. と言ってしまいそうだと思いました。come を使うのが正しい言い方なのか〜・・そういえば「今行きます」という言い方も I'm coming. これと同じことか、と、ちょっと納得しました。
If you think I'm going to discuss the dissolution of my marriage in a place where the restrooms are labelled "chicks" and "dudes", you're out of your mind.
Got it! とは I got it! の略で、了解した、理解した、わかった!という意味のカジュアル表現だという解説がテキストにあったのですが、相手の頼み事に対して「わかった」と言う時は You got it! となるそうです。わかった、了解した、と同じことで I got it! とも言ってしまいそうですが、ネイティブにはその微妙な違いを言い分けるとのことでした。なるほど〜、勉強になりました