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コピペの部屋コミュの40男が陥りがちな哀しき「モテ錯覚」  「もしかして俺、イケてる?」と思い込む人たちへ

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40男が陥りがちな哀しき「モテ錯覚」 
「もしかして俺、イケてる?」と思い込む人たちへ
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/47965

2016.02.23

# ライフ

大宮 冬洋



◆中年男の恋愛が見苦しい◆
僕は今年で40歳になる。バツイチだ。4年前に大学時代の同級生と再婚し、愛知県の小さな町に移住した。ときどき東京などの都会に行ってインタビュー取材をしている。9割は恋愛や結婚に関する内容である。

プライベートでも会食が好きなので、友人や仕事仲間と飲み交わすことも多い。この数年で気になっているのは、同世代の40歳前後の既婚男性が「恋愛市場」に戻り始めていることだ。

彼らは離婚して独身に戻ったわけではない。結婚し、子育てをし、まともな会社で働いている。決して不幸というわけではない。しかし、40代前後という「決定的に中年」の年頃に突入した途端に恋愛を始めるのである。

彼らの恋愛の仕方はかなり見苦しい。僕が見ただけでも、昼休みのオフィス街の定食屋で近くに座ったOLに手当たり次第に声をかける、結婚指輪を外して合コンに紛れ込む、10年ぐらい前に「いい仲」だった独身女性にもう一度アプローチする、「主婦合コン」で知り合った女性とW不倫をする……。欲望に身を任せたアホ行動が多いのだ。

しかも、本人たちには、「自分が見苦しい」という自覚がない。なぜ40男はこうなってしまうのか。

他人事のように分析する前に、僕自身の恥をさらすべきだろう。つい先日、10歳以上も年下の女性に失恋してしまった。


◆20代の女性に恋をした、40代の僕◆
ナオコさん(仮名、26歳)はある会社の営業職として前のめりに働いている。目鼻立ちがはっきりした美人で、よく笑う元気な女性だ。数年前の初対面から僕を「冬洋さん」と下の名前で親しげに呼んできた。学生時代のサークルのようなノリである。僕は脳みそが学生時代に戻ってしまい、「かわいい新入生」のナオコさんに恋をしてしまった。

この「脳だけハタチに退化病」は僕だけが患者ではない。20代半ばまではちっともモテなかった大卒の30代40代男性が発症しやすいのだ。

後述するが、20代後半になると結婚を強く意識し始めた同世代女性から急にモテる時期がある。しかし、そんな程度のモテでは女性にはほとんど縁がなかった青春時代の哀しみは癒えない。もっとこんな恋がしたかった。すごい美女と付き合ってみたかった……。

20代の頃に比べれば、ちょっといいお店を知っていたり、仕事でも自信がついていたりする。経済力も増している。いまの余裕を持ってすれば、とてつもないモテが経験できるのではないだろうか、と妄想が膨らんでくる。

で、若くてキレイな女性に優しくされたりすると、自分が「スマートで裕福な20代」になった錯覚をして愚かな行動をしてしまうのだ。大人の麻疹(はしか)は症状が重いのとちょっと似ている。

なんだか切なくなってきたが続けよう。ナオコさんは社交的な性格で、食事に誘えば気軽に来てくれる。おいしそうに料理を食べてお酒も飲む女性だ。僕の数少ない趣味である映画鑑賞にも話を合わせてくれる。僕の恋心は高まっていった。

そんな僕の下心を見透かしていたのかもしれない。とっておきのスペインバルに誘ってワインを一緒に飲んだ先日、会社や取引先で既婚のおじさんたちにモテすぎて困る話をナオコさんは披露した。5分で済むような商談を2時間ぐらいに引き延ばすおじさん、ナオコさんのデスクの隣にわざわざ椅子を持って来て身を乗り出すようにして雑談を始めるおじさん、などだ。見苦しい。実に見苦しいぞ。

僕は優越感に浸りながら高らかに笑った。オレは仕事抜きでナオコちゃんと二人きりで食事をしている。会話の内容だって高尚だ。みっともないおじさんたちとは次元が違うぞ、と。



◆僕も「勘違いしている醜い中年」の一人だった◆
ナオコさんは他のおじさんたちとも食事に出かけていることを隠さなかった。しかし、僕は自分に言い聞かせた。仕事熱心なナオコちゃんは上司や顧客の誘いは断りにくいに違いない。彼女が一番好きなのはオレに決まっている!

これも久しぶりに恋をする40歳男によく見られる症状だろう。20代の女性から見たら、自分もとっくにおじさんの仲間入りをしているなんて夢にも思わない。それなのに、他の同世代男たちは「勘違いしている醜い中年」に見えてしまうのだから世話はない。お前もだよ、とあの夜の自分に言ってやりたい。

酔いも手伝って僕の恋心は頂点に達した。そして、妙な告白をしてしまった。

「ナオコちゃんはオレのことが好きだよね?」

既婚者の僕は「この先」には進めないから、恋心を伝えるわけにはいかない。いま振り返ると、ナオコさんは僕に恋愛感情はないので心配をする必要はまったくなかったが、「深い関係になったら困ったことになる」などと勝手に妄想して告白を尻込みしていたのだ。そのくせ相手から「愛されている」ことだけは確信したかった。強欲な臆病者である。

「もちろん、好きですよ。でも、奥さんをちゃんと大事にしてくださいね」

ナオコさんの回答は模範的なものだった。僕を友人だと認め、ただし恋愛関係にはならないことをやんわりと伝えたのだ。僕は満足できなかった。もしオレが独身だったら恋人として好きになってもらえたかもしれない、などと自分勝手な希望を持ち続けた。

決定的な瞬間は1時間後に訪れた。ボトルで入れたワインも終わりかけ、会話も弾んだところで僕はまた変化球を投げてしまったのだ。

「ナオコちゃんはどんな人が好きなの? いずれ結婚するとしたらどんなタイプ?」

この場を借りて懺悔させてほしい。僕はこんな返事を期待したのだ。

<ちょっとこじらせた感じの文化系男子かな。映画の話ができて、おいしいお店に連れて行ってくれる人が好きです。あれ? 冬洋さんのことですね。私、冬洋さんとお付き合いして結婚したかった。超残念!>

現実のナオコさんの答えは、僕の甘い予想を打ち砕くものだった。胸から血を流す気分で再現しよう。

「私は子どもの頃から一貫してスポーツマンが好きなんです。文化系の人には恋愛感情は持てません。私自身も運動が好きで得意なので、結婚したらダンナさんと一緒に何か新しいスポーツを始めたいです! 実はいま、気になる人がいます。もちろんスポーツマンで、目鼻立ちがくっきりしているのも私好みです。友だちに紹介してもらえそうなんですよ。楽しみ〜」

おいしく食べていた料理の味が急に落ちた気がした。僕は自他ともに認める運動音痴である。顔は往年の横綱・朝青龍にちょっと似ている。運動神経と筋肉のない朝青龍である。ナオコさんの好みとは真逆であることは明らかだ。

その後、ナオコさんと何を話したのかはよく覚えていない。愛想がいい美人に恋心を抱き、身勝手な期待を膨らませ、それでいて素直になれず、気持ちを伝える前に撃沈してしまった。あまりにもみっともない。




◆中年男が学ぶべき「恋の作法」とは?◆
長々と自らの恥を語ってしまったが、このようなぎこちなくみっともない恋愛をしているのは決して僕だけじゃない。僕と同世代の既婚男性の多くが、同じような事態になる危険性をかかえているのだし、実際そういう男性はたくさんいる。

大卒男性の多くは20代半ばから30歳前後で「最初で最後のモテ期」を経験する。ただし、その大部分は、結婚適齢期のそこそこ稼ぐ独身者だから同じく独身の女性から結婚対象として狙われるに過ぎない。一人の男として本当の意味でモテているわけではないのだ。でも、僕たちはあたかも自分が「本当にモテていた」ように記憶を捏造してしまい、妙な自信を温め続けてしまう。

男性たちは、そのうちの一人と結婚し、子どもができたりする。しばらくは子育てに忙しいが、子どもが成長するにしたがって気持ちにゆとりが出てくる。ただし、妻とは愛情はあってもセックスレスになっているかもしれない。

そんな時、自分の「男としての価値」を確認したいという思いが頭をもたげてくる。かつての自分よりも価値は3倍ぐらい上昇しているはずなのだ。久しぶりにモテたい、できればヤリたい――。

恋したい、モテたいという気持ちがみっともないのではない。こうした謙虚さのない心構えと、不明瞭なやり方に問題があるのだ。

では、分別盛りである40代の既婚男性はどんな恋の作法が求められるのか。「モテの免疫」がないのであれば、水商売の女性たちに相手をしてもらうのが無難だろう。しかし、就職氷河期に社会人になり、夜の街で遊んだ経験も少ない僕たちは、プロのお姉さんたちと上手に接するすべも知らない。

僕たちは学ばなければならないのだ。恋心を抑圧せず、非道に走らず、余裕と優しさを持った恋をするやり方を。恋の相手も、妻子も、そして自分自身もちゃんと大事にするためのマナーを。同世代とは腹を割って語り合い、尊敬すべき先輩の真似をしながら、速習コースで素敵な40代男性になりたいと切実に思う。

コメント(12)

残念、モテる奴は自分からアプローチなんかしなくても黙ってれば女の方から声掛けて来るぞ
>>[2]
(*´・ω・)(・ω・`*)ネー

アプローチしなきゃデートしたり付き合えない時点でモテてないと言う現実を見て欲しいですな
>>[3]
歳食うと目が悪くなるから見えないんでしょう(辛辣)
>>[1]

確かに自分からいったら玉砕しかしてない…
唯一付き合った相手は向こうからの告白でした。
>>[6]
加齢臭臭い四十路のオッサンにとっては告白されて付き合える奴よりも、奢ったり貢いでご機嫌取る事でしかデートもしてもらえない奴の方がモテてるらしいですお(´・ω・`)

現実を直視してもらいたい物ですな
細かいことに気をとられる男は永遠にモテない

_(┐「ε:)_♡
やりたいけど経済力が追いつかないのが30男

邪な妄想に陥るのが40男

札束でほっぺた叩くのが50男

バイアグラと相談するのが60男

赤ちゃんプレーが素でできるのが70男
>>[9]
孔子みたいな事言っとるなあ(笑)
>>[9]

仕事柄、大きい赤ちゃんはいっぱい見ています(;´_ゝ`)
既婚の分際で「恋」とかを語る時点でもうキモいと思うの

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