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コピペの部屋コミュの【雑学・知識】頭の中の作業領域、ワーキングメモリの鍛え方いろいろ

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(転載元)
頭の中の作業領域、ワーキングメモリの鍛え方いろいろ
http://www.logsoku.com/r/2ch.net/psycho/1259318272/

コメントにつづきます
でははじまり

ーー

1: 没個性化されたレス↓ 投稿日:2009/11/27(金) 19:37:52

知能は流動性知能と結晶性知能に大別することができます。
おおざっぱに言えば、

流動性知能は問題解決などに大きく関わり、
結晶性知能は知識の蓄えなどに関わります。

知能の因子には

言語的推理(演繹、帰納)
非言語的推理(直観、空間的推理)
抽象化・範疇化(共通性の抽出)
空間把握・操作、記憶、処理速度、注意集中

などたくさんあります。


そうして、主に前頭前野の一部の領域が司るワーキングメモリ(作業記憶)という機能は、さまざまな認知の基盤領域だと言われていて、極めて重要視されています。


記憶は感覚記憶、短期記憶、長期記憶に大別することができます。


ワーキングメモリとは短期記憶を、それが保持した情報を操作する作業的な側面をも含めて考えた場合の用語です。

ワーキングメモリについては、これを鍛えることができると示唆する多くの科学論文が発表されてます。


その研究の中に、dual n-back課題と呼ばれるトレーニング方法を使ったものがあります。
dual n-back課題は、ワーキングメモリを高め、同時に流動性知能を向上させることができることが示唆されています。


2: 没個性化されたレス↓ 投稿日:2009/11/27(金) 19:57:21

・n-back課題とは

n-back課題とは音や位置などが変化していく中で、n個前のものと同じものが来たらチェックをするというようなものです。
nが2の場合例えばA、Bときて次にAがきたらチェックします。
同様に位置なら右上、右下ときて右上ときたらチェックします。
nが3なら3個前のと同じのが来たら・・・となります。
位置と音を同時にチェックしたりというのもあり、IQが上がるかもと言われているのは位置と音を同時にチェックするタイプのものです。


・n-back課題専用のページ

cognitive fun!にあるn-back課題
http://cognitivefun.net/test/8

The Working Memory and Attention Training Game
http://cse.ucsd.edu/~ckanan/Game.html


・n-back課題専用のソフト

Vector:n-back課題トレーニングソフト「エムズメス」
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/edu/se462211.html

Brain Workshop - a Dual N-Back game
http://brainworkshop.sourceforge.net/



6: 没個性化されたレス↓ 投稿日:2009/11/27(金) 20:38:18

ワーキングメモリは、

◦音韻ループ
◦視空間スケッチパッド
◦中央実行系

の3つの機構から成るとする有名なモデル・考え方があります。

音韻ループは音声情報の短期記憶に関わります。
視空間スケッチパッドは視覚的・空間的情報の短期記憶に関わります。
中央実行系はこれらの記憶の管理や、注意・集中の制御に関わります。

このようなワーキングメモリの定義や機構に基づいて、自分なりにワーキングメモリを鍛える方法を考え出すことができるでしょう。

ワーキングメモリを鍛える具体的な方法で有名なものには、n-back課題以外にも暗算、神経衰弱、数を数えるなどなどたくさんあります。

他にも学習や記憶、問題解決などの認知や、料理、会話や目的に基づき行動するといった日常生活の多くの場面でワーキングメモリが使われます。

コメント(12)

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