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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの《中国主導「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」、英独仏は米国の要請に反し参加。NYT社説》

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【孫崎享のつぶやき】
《中国主導「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」、英独仏は米国の要請に反し参加。NYT社説》
2015-03-21 05:285



 中国主導の銀行に英国、ドイツ、フランスが米国の要請に反旗を翻し、参加を表明し、豪州、韓国もこれに続くとみなされている中、日本は趨勢に逆らって何の利益があるか。この分野はゼロサムの分野ではない。基本はウィン・ウィンの協力の分野のはずである。英国、ドイツ、フランスは中国は世界最大の経済国になることを前提にこの力をいかに取り込むか、特に英国の金融界、と考えている中、日本はいたずらに範疇を弄ぶつけがこれから深刻に出てくる。


3月20日付NYT社説「中国の銀行に引き寄せられる米国の同盟国(U.S. Allies, Lured by China’s Bank」の主要ポイント

・中国主導の銀行に対して、参加しないようにとのホワイト・ハウスの要請を拒み、米国の西側同盟国はこの銀行に群がり、オバマ政権は鼻であしらわれた。

 先週英国は米国主導の世界銀行のライバルになる可能性を持つ「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」に参加する最初の西側国になるだろうと発表した。
 火曜日、ドイツ、フランス、イタリアは参加するだろうと発表し、豪州、韓国もこれに続くとみなされている。

.・この決定は、第2次大戦後の世界経済秩序を形成した欧州の経済大国ですら中国へのゴールド・ラッシュに抵抗できなかったことを示している。

・新銀行への資金提供は中国がこの地域で主導的影響力を持とうとする更なる試みである。

・米国は新銀行が世界銀行を弱めることとなる経済秩序を作り出そうとすることを恐れている。

・英国の参加は米国にとって侮辱である。英国は国益であると言っている。ロシアが制裁をうけ、石油収入が減じたことで、英国の蔵相オスボーンは英国原子力発電所への中国投資に色目を使っている。彼は英国金融シティがアジア以外での最初の、「 クリアリングハウス 」の基盤になると述べている。

・キャメロンは5月7日に再選を迎え、経済成長を選挙キャンペーンの中心にしようとしている。

・これは米国のせいでもある。米国は中国に金融分野で指導力を発揮せよといいながら、世銀、IMF,アジア銀行の主要ポストは米国、欧州、日本で占めてきた。議会は投票権を公平にすることに反対してきた。中国が新銀行を作ろうとするのはこれおらの政策のつけである。

・米国が一緒に共通の原則を作る方向に動いていたら、もっと効果的な結果を出せたであろう。

コメント(1)

このAIIBの設立により、米中の敵対は、いよいよ軍事から経済へと移ってきた。
中國は、ドル基軸通貨体制の崩壊の後を狙っている。
EUの諸国の加入により、この世界通貨体制の変革が早まるかもしれない。
日本は、対米従属が徹底してるから、優柔不断にならざるを得ない。

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