なんや
人類て、そんなことも知らんのんけ｣
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コメント(106)
人は自然界の一員として存在して、他の生き物達と同じように個として立派に生きていくための体や機能、そして生物として必要な欲求があるわけですが、
それを醜い欲望に変えてしまっているのは、各々の心の有り様だと思っています。
この時期、どこにでもいるコモリグモという小さな蜘蛛が、お腹に卵の塊をつけて、野山を歩きまわっています。
試しに卵を取り上げると、母蜘蛛は逃げることを忘れて、必死に卵を探し始めます。
勿論この行動は愛情からではなく、善でも悪でもなく、本能的なものですが、
果たして私達はこの蜘蛛を劣っているとみなせるでしょうか？
植物名にも“人にとって”利用価値が劣るものにイヌをつけた種が多数ありますが、もし畜生道を自然界や動物界として捉える考え方があるとしたら大間違いです。
厄介な話しですが、人間はある方向に進んでいくと、本人も気がつかないうちに違う方向に進んでしまう生き物のようです。
更にその力が強ければ強い程、正反対の方向に走り出してしまうようです。
多分、帆船のように風に逆らわず、かといって風に流されるでもなく、逆風に向かって（自分の嫌なもの）斜め４５度くらいで全身するくらいがちょうど良い気がします。
必死に経典を学んでいる方には申し訳ありませんが、私は経典の山よりも、一匹のコモリグモから学ぶことの方が多いです。
それを醜い欲望に変えてしまっているのは、各々の心の有り様だと思っています。
この時期、どこにでもいるコモリグモという小さな蜘蛛が、お腹に卵の塊をつけて、野山を歩きまわっています。
試しに卵を取り上げると、母蜘蛛は逃げることを忘れて、必死に卵を探し始めます。
勿論この行動は愛情からではなく、善でも悪でもなく、本能的なものですが、
果たして私達はこの蜘蛛を劣っているとみなせるでしょうか？
植物名にも“人にとって”利用価値が劣るものにイヌをつけた種が多数ありますが、もし畜生道を自然界や動物界として捉える考え方があるとしたら大間違いです。
厄介な話しですが、人間はある方向に進んでいくと、本人も気がつかないうちに違う方向に進んでしまう生き物のようです。
更にその力が強ければ強い程、正反対の方向に走り出してしまうようです。
多分、帆船のように風に逆らわず、かといって風に流されるでもなく、逆風に向かって（自分の嫌なもの）斜め４５度くらいで全身するくらいがちょうど良い気がします。
必死に経典を学んでいる方には申し訳ありませんが、私は経典の山よりも、一匹のコモリグモから学ぶことの方が多いです。
世界とは、私が見て感じて思う全てです。
つまりは「私」こそが世界です。
科学の発展によって自然法則の全てが解明できたとしても、その世界の有り様が変わる訳ではありません。
それぞれの個人は、変わることなく、それぞれの認識や思惑のままに世界を見て、その世界の中で、泣いたり笑ったりしながら、それぞれの人生を生きるでしょう。
しかし、人が自分の呼吸に気付くなら、その呼吸のひとつひとつが常に新しい「自分」を作っていると知るなら、少し様子が変わります。
高カロリーの食事を3日も食い続ければ間違いなく太るように、今ここでどうするのか、何を語るのか、どう受け取るのか、そういった全てが自分を作っていると知るなら、かなり様子が変わります。
自分とは世界であり、世界とは自分です。
私たちは、日々の瞬間瞬間に自分で自分を作っているのですから、つまりは、私たち一人ひとりが、それぞれの思うままに世界を作っているのです。
これを読んでいる多くの人が、自分なりの仏教を持っていて、自分なりの仏道を歩んでいるのでしょうが、おそらく間違いなく言えることは、修行の進んだ多くの人は、自分の行為や思いが自分を作り、世界を作っていることを、いつもリアルに感じ続けているということでしょう。
神通力の文脈で教えられているのは、そのようなことではないでしょうか。
今から私の発する言葉が世界を作り、過去に語った言葉が世界を作っていると、常に忘れることなくリアルに感じているなら、それが神通力なのだと思います。
そのような力は、自然と八正道に至るだろうし、八正道を歩むなら自然とそのような力を得るでしょう。
つまりは「私」こそが世界です。
科学の発展によって自然法則の全てが解明できたとしても、その世界の有り様が変わる訳ではありません。
それぞれの個人は、変わることなく、それぞれの認識や思惑のままに世界を見て、その世界の中で、泣いたり笑ったりしながら、それぞれの人生を生きるでしょう。
しかし、人が自分の呼吸に気付くなら、その呼吸のひとつひとつが常に新しい「自分」を作っていると知るなら、少し様子が変わります。
高カロリーの食事を3日も食い続ければ間違いなく太るように、今ここでどうするのか、何を語るのか、どう受け取るのか、そういった全てが自分を作っていると知るなら、かなり様子が変わります。
自分とは世界であり、世界とは自分です。
私たちは、日々の瞬間瞬間に自分で自分を作っているのですから、つまりは、私たち一人ひとりが、それぞれの思うままに世界を作っているのです。
これを読んでいる多くの人が、自分なりの仏教を持っていて、自分なりの仏道を歩んでいるのでしょうが、おそらく間違いなく言えることは、修行の進んだ多くの人は、自分の行為や思いが自分を作り、世界を作っていることを、いつもリアルに感じ続けているということでしょう。
神通力の文脈で教えられているのは、そのようなことではないでしょうか。
今から私の発する言葉が世界を作り、過去に語った言葉が世界を作っていると、常に忘れることなくリアルに感じているなら、それが神通力なのだと思います。
そのような力は、自然と八正道に至るだろうし、八正道を歩むなら自然とそのような力を得るでしょう。
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