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210系14代目クラウンCROWNReBORNコミュの還暦 60周年

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還暦クラウン、セダン復権へ「空色」「若草色」




60周年を記念して限定発売される「空色クラウン」「若草色クラウン」



 トヨタ自動車の高級セダン「クラウン」が誕生してから60年。今年で還暦を迎えた。

 日本の自動車の歴史を象徴する存在でもあり、2014年末までの国内累計販売台数は530万台を超えた。ただ、消費者の好みが変わり、ボンネットとトランクがあるセダン型にかつての勢いはない。日産自動車やホンダなども含め、各社は新機軸でセダン復権に向けて動き出した。


◆高級車の代名詞


 トヨタ初の本格的な量産乗用車であるクラウンは、国内自動車の黎明期(れいめい)にあたる1955年1月にデビューした。東京タワーが1958年12月に開業する約4年前のことだ。

 日産などが海外メーカーと技術提携したのに対し、トヨタは純国産の技術にこだわり、日本のモータリゼーション(車社会化)とともに成長していった。

 係長で「カローラ」、課長は「コロナ」(現プレミオ、現アリオン)、部長で「マーク2」(現マークX)、そして「いつかはクラウン」――。
 1983年8月に登場した7代目のCM「いつかはクラウン」のキャッチコピーが、出世とともに高級車への乗り換えを夢見るサラリーマンの心をつかみ、日本の高級車の代名詞として定着した。8代目のバブル期の1990年には、年間販売台数が高級車としては異例の20万台を突破した。


◆人気に陰り


 しかし、1990年代以降、消費者の関心は、ホンダの「オデッセイ」、トヨタ「アルファード」、「ヴェルファイア」など、広くて使い勝手の良いミニバンや、スポーツ用多目的車(SUV)に移った。

 ライバルの日産の高級セダン「セドリック」、「グロリア」は2004年に姿を消し、「フーガ」に車名を変更した。最近では低燃費が主流となり、維持費が安い軽自動車や「プリウス」などハイブリッド車(HV)が人気だ。

 トヨタ自身の戦略も影響した。1989年10に最高級車として「セルシオ」(「現レクサスLS」)を投入。2005年からは高級車ブランド「レクサス」を国内展開したことで富裕層や社用車の需要が分散し、「セルシオ」も「レクサスLS」に車名を変更し統一した。
クラウンには固定ファンが多いものの、2014年の販売台数は約5万台と、ピーク時の4分の1の水準にとどまり、デサインもフロントグリルを奇抜なものにした。


◆巻き返し


 「セダン離れ」の流れは止まるのか。

 トヨタは2012年12月に発売した現行の14代目クラウンでデザインを大きく見直した。2013年9月にはピンク色の車を投入したほか、4月1日からは1か月限定で、テレビCMで好評だった「空色」と「若草色」の特別仕様車の注文を受け付ける。

 日産は今年2月に高級セダン「フーガ」のデザインを一新し、「スカイライン」を含め、日産のエンブレムを高級車ブランド「インフィニティ」のものに切り替えた。

 ホンダも、国内販売を2年以上中止していた高級セダン「レジェンド」を復活させ、2月に販売を再開した。全面改良した新「レジェンド」は、三つのモーターを搭載する新世代のHVとして売り込んでいる。

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