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書庫【世界情勢】コミュの日本の捕鯨禁止の謎

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■日本の捕鯨禁止の謎 / なぜ、欧米は理不尽に日本の捕鯨を厳しく取り締まるのか?


平成26年4月中旬、オランダ・ハーグの国際司法裁判所(ICJ)に於いて、国際捕鯨委員会で認められているはずの日本における「調査捕鯨」が中止に追い込まれた。

国際司法裁判所が
「南氷洋で日本が行っている調査捕鯨は、科学的な調査とは認められない。」
と、くだしたこの判断は、
日本の政府関係者に非常に大きな問題点として提起されたのである。

このニュースは広く日本の中で報道されたので、
多くの人が知っているのではないか。

しかし、このニュースに疑問を持った人もいるのではないだろうか。


そもそも、なぜ「調査捕鯨」が中止されたのは「南氷洋」だけなのか?

そもそも、なぜ豪州がそのようなことを提訴したのか?

そもそも、なぜ「捕鯨」だけがダメで、
「牛」「豚」などは良いのか?

そもそも、なぜスウェーデンやデンマークはいまだに許されているのか?

そもそも、なぜアメリカまで日本の捕鯨に反対なのか?


この疑問に答えられる人は少ないのではないか。

もちろんグリーンピースという、「動物愛護団体」が勢いよく反対している。

しかし、グリーンピースも、それなりの資金力や後ろ盾がなければ、あのように活動はできないはずだ。

ではなせ、そのようなことができるのか?


日本の捕鯨船が、南氷洋で捕鯨をするためには、当たり前のことだが、母港である日本の港から、南極に向けて出航する。

多くの場合、捕鯨船は一隻で行くのではない。

数隻の船団を組んで日本から南下する。

日本から南下する場合、
通常は、日本のシーレーンといわれる日本の貨物船やタンカーが数多く通る航路を使って、南下するのである。

そして、航路によるが、そのままロンボク海峡(インドネシア領/ロンボク島とバリ島の間)を通り、
オーストラリアとニュージーランドの間か、
あるいは漁場によっては、オーストラリアの西側を通って、南氷洋に到着する。

90日〜120日の航海ということになる。

1993年、日本の調査捕鯨船が、その航路上において異常を警告した。

「ロンボク海峡に大型の鯨がいます。」

日本の捕鯨船団は、すぐにクジラを確認するために超音波発信機を発射したのである。

クジラも、突然超音波発信機を撃たれれば、通常は逃げると思われる。

しかし、このクジラは超音波発信機を撃たれても逃げないのである。

クジラやイルカは、知能が発達していること、
そして視力ではなく、
音波で行動を察知していることから、
予想外の音波が自分に向かってきた場合には、
その音波の方向に進み、
危険を察知してから反転して逃げるのである。


日本の捕鯨は、その事をよく熟知しているため、
鯨の位置を把握し、
その上でクジラの行動を予想して追いかけるのだ。

クジラは哺乳類なので、
逃げれば当然呼吸が荒くなる。

そして、徐々に水面に出てくる。

水面に背中を出した時が、捕獲のチャンスである。

1993年のその時も、手順通りにインドネシア領海内で超音波発信機を発射したのだ。

しかし、なにやら行動がおかしい。

超音波発信機を撃っても動かない。

それどころか、海中深く潜って行くのである。

「なんだこれは…」

捕鯨船の中では、予想外のこれらの動きに対して騒ぎが起きた。

「そもそも、赤道直下に大型のクジラがいるのか?」

よく考えればそうだ。

もちろん、いないことはない。

日本近海にもクジラやイルカがいるくらいである。

はぐれたクジラがいてもおかしくはない。

しかし、大量に、なおかつ超音波発信機に反応して
「水中に潜る」
というような行動をとるのは明らかにおかしい。

そのまま潜っていれば、
哺乳類のクジラは死んでしまうのである。


…「もしかして」

そう、これはクジラではなかったのである。


インドネシア領海内にいた日本の捕鯨船団が、
問い合わせたところ、

「現在インドネシア海軍からは、その領域で作戦行動を行っているとの報告を受けていない。だから、オーストラリア海軍か、あるいは中国海軍の潜水艦と思われるので、直ぐに座標を送ってもらいたい。」


…日本は軍隊が存在しないために、
他の国では軍隊以外では認可されないような高性能の魚群探知機や超音波発信機を捕鯨で使えるために、
クジラ以外の“大物”を見つけてしまったのだ。

言い換えれば、日本の捕鯨船や大型漁船は、ほかの国の漁船が装備している魚群探知機よりもはるかに性能が良く、
作戦行動中の潜水艦までも探知してしまうのである。


…この事に危機感を感じたのがオーストラリアである。

豪州は長年に渡り、太平洋(南極を含む)の権益を手に入れたいと考えている。

しかし、オーストラリアと太平洋との間には、インドネシアがあり、

そのインドネシアが邪魔で、オーストラリアは太平洋の権益を得られないのである。

まさに、中国と日本の関係に同じなのだ。

そのためにオーストラリアは、
潜水艦を使用し行動しているのであるが、
日本の捕鯨船団が“平和に”インドネシア領を通る事で、
オーストラリアの作戦行動は全て白日の下にさらされてしまうのである。

そのために、オーストラリアは日本の
“南氷洋に限り”
調査捕鯨…
もっと言えば、捕鯨船団の往来を禁止し、
南氷洋における日本の捕鯨の中止を申し立てたのである。


日本の調査捕鯨は、

「日本の捕鯨船に搭載された魚群探知機などの機械の性能が良かったから」

中止になったのであり、
科学的根拠に基づいたものではないのだ。


…これは、クロマグロでも同様に、
太平洋のクロマグロは実際に減っていることは間違いないが、
日本の漁船のレーダーにより、
軍事機密である米国や中国の潜水艦の行動が丸見えであることを大国が問題視し、
倦厭を表明しているのである。


…言い方を変えれば、
「日本の造船において、装備品は最高レベルの軍艦に同じ」
ということになり、
いつでも戦時徴用されれば、
軍艦として転用可能なのである。

そして、今回の「調査捕鯨中止の判決」は、
「日本の偽装民間船の暗躍」

「日本の右傾化」

「軍事大国になるための準備」

という懸念が、日本に対して不利益な判決という形で出たのであろう。

そして、これを認識できない日本政府は、
対諸外国に、全くの見当違いの交渉を行っているのだ。

結果は、日本の古来から伝わる捕鯨の文化と、
和食の一端を失うことになったのだ。

まさに、日本の科学技術の封じ込み、

そして日本の軍事技術の停滞を、

オーストラリアが中心になり妨害工作を行っているのである。

結果的に最先端の潜水艦技術を、
オーストラリアに提供する我が政府は、

戦後70年の平和ボケから目覚めていないのである。


終わります。

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