書庫【世界情勢】コミュの安倍総理は知っていたのだ。

平成28年6月26日
文責 新聞太郎

安倍総理は総てを知っていた。


・英国EU離脱

・中国が英国のインフラ関連を買収完了済み

・英国連合王国は解体

全ては中国のアヘン戦争の報復なのか？

と、思う者もいるだろう？

実は、EU崩壊は計画通りで、
勝者は英米なのだ。

英米のヘッジファンドが企てた罠であり、
知る者は少ない。

おそらく安倍総理は知っていたと思う。

EUと中国で共通して抱えている問題が何か解るだろうか？

答えは対外債務返済のためのドル不足なのだ。

EUも中国もドル建てで借金している。

欧州債務危機発生以来、欧州系金融機関は極端なドル不足となり、ドル調達コストも跳ね上がった。

中国も国内の銀行・企業は総じてドル建て短期債務の自転車操業で経済発展しており経済成長鈍化に拠り借金返済のドルが急激に不足している。

それがAIIB詐欺の発端で、
金を貸しているドイツ銀行などは中国がドルを揃えてくれないと破綻するのだ。

そういう事情で、欧州が青くなってAIIB詐欺に参加したのだ。

貸した金を返してもらうための参加だったのだ。

だから、FRBが利上げすると即死するだろう。
※FRB:米国の中央銀行。
連邦準備制度の中枢機関

では、英国の離脱派の背後にいる勢力の目的は何か？

答えは独仏を国ごと破壊する事なのだ。
その計画は順調に進んでいる。
EUは独仏が、これまで無理やり拡大してきた。

欧州債務危機の発生自体が英米の仕掛けなのだ。

危機は欧州中銀が債券発行する事で、表面上の独仏のギリシャ債などは移し替えられている。

しかし英米が計画した欧州債務危機のシナリオは終わっていないのだ。

金融機関の全滅と財政破綻。

これにより英米のヘッジファンドには莫大な利益が転がり込むのだ。
※ドイツが債券でヤバいのは日本でも証券業界では噂されていた。

英米の計画では英仏戦争のシナリオもある。

フランスは離脱できない。

ドイツの次にEU加盟国に金を貸し込んでいるからだ。

ギリシャ危機の対応でドイツは非常に厳しい態度に出たが、
その理由はドイツの銀行が貸した金が不良債権にならないようにメルケルが工作したのだ。

ドイツの銀行は中国でも新興国でも同様の失敗をしてしまっている。

英国のシティバンクはユーロが破綻するから独仏がデフォルトすると調査研究で結論を出した。

つまり、英国のヘッジファンドには莫大な利益をもたらすと結論づけたのだ。

ドイツ銀行の破綻を噂で聞いた閲覧者も少なくないと思う。

だが、英国を非難する事は私にはできない。

英国も破綻寸前に来ているからだ。

英国はすでに金貸しで儲けを出すしか選択肢はない。
風前の灯火のシティバンクは生き残りに必死なのだ。
※近隣窮乏化政策

ポンドは既に死に体。
これでユーロが崩壊したなら一時的に恐慌が起きる可能性はあり得る。
…では、元はどうなのか？
強くなるのか？

野村証券に勤める友人は、
「元は既に死んでいます。
ドルペック通過でしか有りません。
なのにドル不足だからAIIB詐欺を始めたのです。」
と語った。

つまり、ドルの１人勝ちなのだ。
※円は米国次第だから、ドル高になれば円安になる。

ドルの１人勝ちの根拠はEUや中国もドル建て債務で身動きがとれない状況にある。
FRBが金利を上げるだけで終わりになる。
ドル調達コストも跳ね上がっている。
米国側次第なのだがイエレン議長は今年中に利上げを行うと公言した。

国民投票の扇動はFRBが暗躍していたと私は考えている。

この推測の根拠は受けた屈辱は絶対に返さなければ気が済まないアングロサクソンの気質にある。

発端はリーマンショックだ。

あの時はEU・中国・ロシアからアメリカは集団リンチを受けた。
日本は逆に手をさしのべたのだ。
※バーナキンのQE作戦
肉を斬らせて骨を断つと云われている。

QEというのは、例えば中国バブル等を限界まで膨らませて返せない次元の不良債権を製造する手段なのだ。
そして利上げで相手の息の根を止める。

英国がEU離脱をできるのは、通貨がユーロではなくてポンドだからだ。
ユーロ安の旨味を享受できない状態でもある。
しかし、自国通貨の自由の有無は行動の自由に関わる事が今回の国民投票で理解できる。

だから、EU崩壊前に離脱できたのだ。

英国もアングロサクソンだから、
第一次世界大戦やナチスドイツ、
はたまた百年戦争の頃からの雪辱を晴らすつもりなのだ。



終わります。