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音楽★美人コミュの063#科学が証明した美空ひばりの凄さ

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本件も例の「フジ・チャンネル」でピックアップしてたのを観て、20歳頃
からずっと思っていたエピソードの真偽をAI君情報でファクトの裏取りを
して投稿した。

「フジ・チャンネル」には先に投稿したRCサクセション/忌野清志郎の
ように数々の日本音楽リアクト動画があり、どれも皆、楽しいが、はやり!

「美空ひばり」

コレだろう。2つ動画を紹介する。そのあとで、
「巷では凄い凄いと言われる美空ひばりの一体、何が凄いのか?」を科学的
に検証された事実を述べる。時間が無いなら、そこから読んでもケッコウ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

<リアクト動画>

1、(2023/01/31)
  【 美空ひばり - 川の流れのように 】
  「声の揺らぎが最高!」昭和の歌姫のに外国人感動
  【歌うまアメリカ人の反応】
   https://tinyurl.com/m762a3uk

2、(2024/06/12)
   外国人歌手がベスト演歌/歌謡曲を初めて聞いて驚愕!
   https://tinyurl.com/bdh5fefc

1、フジが感極まっている気持ちがよくわかる。
  「日本女性歌手の低く深い歌声」の指摘は、現代の日本音楽界にも
  抜け落ちている点で、瞬時にそれを指摘するのはさすがだ。
  また、フジが彼女の経歴を語るところ「亡くなってしまうんだけど」で
  2人がオジギしてちゃんと哀悼の意を示している点もさすがだ。
  こういう細かいところに彼らの見識の高さがあらわれている。
  こういうマナーは、むしろ外国人の方があるだろう。
  バイロンがフジの変化に「アーユーOK?」と、すかさず気づいている
  のも2人の絆があらわれている。

2、事務所に所属する(一応)プロ歌手ヤナが参加、リアクトしている。
  同業者だけあって着眼点がさすがだ。
  美空ひばり以外にも昭和の実力派歌手がピックアップされていて
  なつかしい。若い諸兄なら初耳もあるだろうから是非。

では、各詳細へ。

==========
1、美空ひばりの唄が
リスナーを感涙させる
==========

「川の流れのようには、ほぼ初見(初聴)」の若いフジが感極まっている。
同じ「音楽こだわり派」として気持ちがよくわかるが、理由がある。

他の「フジ・チャンネル」動画で「日本を好きになった理由を話そう!」
という企画があって、毎回1人のメンバーが日本を好きになるまでの経緯を
話すのだが、フジの回もあって、本サイトを立ち上げる今日まで過去の経緯
を吐露している。
 (2024/12/07)
 途中から3分/過去のダークを語るフジ
 MrFujiが語るメンバーとの出会いと人生を変えた瞬間!
 https://tinyurl.com/3u79x85s
  
 >20代の頃はしんどくて。ずっと押しつぶされそうになってて・・・

「20代」を文字通りに受け取れば10年間だ。つまり、10年近く、
しんどく(自己葛藤で)押しつぶされそうだったということになる。
当時の勤務先もブラックぎみで、残業時間もハンパなかったらしい。
20代に10年間続く精神的負荷、これは相当状態だ。普通の20代は、
大した苦労もなくアホみたいに遊んで、あっという間に過ぎるモノだ。
その10年を苦しみ続けた・・・若いが、彼は彼なりにプレッシャー、
自己葛藤で、己の未来を描くことができず、絶望的な「ダークな20代」
を過ごしてきたのだろう。その心の奥底にあった(普段は封印している)
闇に、美空ひばりの唄が触れ、癒したのだ。

♪地図などないんだよ、それも人生だよ

AKBで握手券と引き換えに、聴きもしないCDを大量買いして捨てる
という音楽をリスペクしない腹立たしいビジネスモデルをつくった秋元康は
ずっと大嫌いだが、ハッキリ言ってこの曲の作詞の仕事に限ってだけは!
リスペクトする。

========
♪それもまた人生
が隠している言葉
========
「それもまた人生」このワードセンスは秀逸だ。
凡に「それも人生」とせず、「それも・また・人生」と「また」を入れた
センスは「さすが秋元」というしかない。
この歌詞は真意=最も大切な部分が、あえて隠されている(と思う)。
「地図さえない(ツラく苦しい日々/苦しかった日々)それもまた人生」
コレが歌詞の隠された真意だ。このカッコをあえて具体的に言わずに隠し、
「地図さえない・・・それもまた人生」とした。
この「言わずして伝える(伝わる)」これこそ日本美徳、日本スピリッツだ。
具体的に言わないからこそ普遍性を持ち、多くのリスナーが受け取ることが
できる。

「なんでもかんでもアホみたいにハッキリ言えばイイというものではない」

そして、美空ひばりも必ず、このカッコの中の真意をココロの中で感じて
唄っている。その「隠されている歌詞」が歌唱力の高さもあって伝わって
しまうのだ。もはや、テレパシー(超能力)と言ってもイイ。
だから、
ツラい20代を背負ったであろうフジのココロに刺さってしまうのだ。
この奇跡とも言える「唄が媒介する、物言わぬコミュニケーション」は、
歌手としては極みだ。みな、それを実現しようと努力しているが、多くの
歌手はできない。そこまでの歌唱力が無いからだ。

昨今は「唄/音楽の魅力は歌唱力ではない=テクニックではなくハートだ!」
的な歌唱テク軽視論は暗にあるし、小生も普段はそう言うだろう。妙なテク
で唄われても、響かない、ヘタでもココロをゆさぶる唄/音楽は確かにある。
しかし、こと美空ひばりクラスの超歌唱力になってくると話しは変わる。
やはり歌手である以上、歌唱力(や音感/音程の良さ)などは歌手の生命線、
それができた上で、その先に個性として「歌唱力ばかりではなく・・・」と
いう世界の話しになる。
プロスポーツ選手が「やっぱり気持ち=ココロですね」というとき、それは
長い練習/トレーニング、凡夫ではできない基礎があった上でのことだ。
プロは当たり前だから、言わないだけだ。

========
♪それもまた人生
が示す受容
========
「それもまた人生」には別の大きな意味がある。言葉の響き/ニュアンスは
どことなく悲壮感がない、サラっとしてるというか、ケセラセラと言うか、
そういうフィールを感じないか?
「まっ!それもまた人生じゃんwww」と深刻さがないと言うか・・・。
ある種のあきらめ=ジタバタしない、達観した域を感じる。
色々な苦労/辛酸をなめ/プライドも傷つき、その挙句の境地。
逃げずに、でも、壁をブチ壊すでもなく、只、受け止めている・・・。
ツラく悲しい不幸な日々をポジティブにするのではなく、ツラさ悲しさ不幸の
まま、闘うでもない、そのままで受け止めている。

受容しているのだ。

すべてを受け止める=受容、その先の境地が「それもまた人生」=ケセラセラ!
と深刻さを奪っているのである。

フジのブラックな過去の告白をフォローするバイロンの言葉が象徴している。
「・・・人生に一直線の道なんてね〜んだから・・・」
これは過去2度、この曲をリアクトした「♪デコボコ道や曲がりくねった道」
そのものだ。これがバイロンのココロの奥深くに根付いている証しだ。
バイロンの心に届いた種は、しっかり芽を出している。そして、美空ひばりに
代わってバイロンがその種をフジに届けて花が咲いている。
日本人とフィリピン系米国人・・・
日本語ネイティブで歌詞を熟知する者と、それほどではない者・・・
すばらしい唄にとって人種や言葉の壁などまったく関係ない。

だから!唄/音楽は素晴らしい!
だから!「音楽美人」音楽は人を美しくする!のである。

しかし・・・この3人は実に上手に日本語の唄を聴いていて=感じ取って
いて、それを日本語で日本人にも伝わるように言語化できるのは凄い。
2人の外国人の着眼点と説明に、小生も「そうか、そうだよな」とアグリー
する。で、よくよく思えば2人とも外国人だった。忘れてたw。

===========
2、
日本語のフィーリングを
感じ取る敏感な耳
===========
プロ歌手ヤナは若さもあろうが、とにかく耳がイイ。日本語ネイティブ
かと思うほど日本語が上手なのもヒアリング能力が高いからだろう。
その鋭敏な耳が早々にキャッチしたのが歌詞だ。
「日本語話し言葉のイントネーションどおりにメロディが流れている?」
これは外国人ならではの着眼点だ。こういう感覚は日本語が当たり前の
日本人ではなかなか気付けないモノだ。彼女の立場になれば、
・本来は聞き取りにくい外国語歌詞(彼女にとって日本語は外国語)でも
・会話しているように、自然に聞き取れてしまう

つまり、日本語を重視し、無理なく日本語を話すようなメロディをつけて
いるということだ。日本語の音節(区切り)を守り、メロディに合わせて
詰め込んだりしない。無理がない。日本語文節にあわせ、息継ぎポイントも
重要だ。そうして作っているから、外国人でもスッと日本語が入ってくる。

  この対局として「無理してる音楽」が日本語ラップだ。別にディスる
  つもりはない。そうやっているのが日本語ラップだ。
  「ライムもちゃんと韻を踏んでいる」のは、その通りだが、その韻は
  美しい日本語の韻=リズムではない。激しい洋楽ビートに無理矢理、
  詰め込む「破壊された日本語」だ。洋楽ビートに日本語を詰め込もうと
  すれば、どうしたって音節(区切り)のルール、というか美しさを守る
  ことはできない。
  例)「さようなら」を「さ!ようなら!」とするか「さよう!な〜ら」
     とするか「さYOなら〜」とするか、こうなれば日本人でも
     「さようなら」とは聞き取れず、歌詞カードを見るまで、なにを
     言っているかわからなくなる。
     なにを言っているかわからない、ということは、伝えたい歌詞は
     歌詞カードを文章で読むまで、音楽だけでは伝えられない理屈に
     なる。意味を伝えることが目的ならコラムなど文章を書いた方が
     よいに決まっている。音楽の歌詞=唄でやっている意味がない。

  区切るべき音節をつなげたり、切れないところで切らないと、曲として
  成り立たない。これはラップだけに限らず、現代のJーPOPすべてで
  起こっている。
  勿論、最初から唄/歌詞をある種ギミックとして他の楽器と同じレベル
  で使う意図で作られる曲もあるし、あってよい。しかし、全部それでは
  さすがに「勘弁して」だ。大間のマグロや松坂牛だって、たまに食うから
  ウマいし価値もある。毎日、食わされれば、珍しいオカズではなくなり、
  キライになるのは道理だ。

======
日本語と洋楽
言葉の問題
======
この「果たして洋楽に日本語は乗るのか?」問題は超・古典的な命題で、
小生がガキの頃から論争がある。アーティストの中には、ダメだと結論し、
歌詞を全部、英語統一に変えたグループもある(らしい)。単にビジネス面で
世界で売るには英語じゃないとダメ、ということも言われたが、英語歌詞に
して欧米で売れたアーティストは1人もいない、それが現実だった。

当時の欧米は、日本など見下して、というか、単に知らず、英語以外の曲など、
それだけで門前払い状態だった。
  (アジアなど英語の歌詞以外の曲が注目され「ワールドミュージック」
   としてプレアップされたのは、ずっと後のこと。だからこそ!そういう
   時代に米国チャートランクインした坂本九「上を向いて歩こう」の
   大ヒット曲が大偉業なのだ)
それから長い間「洋楽には日本語はダメだ」がプロ演奏家たちでも常識化して
いたが、近年、その定説を打ち破り、日本語で洋楽することへの疑問やネガ
なんて誰も言わないし、当の外国人が洋楽と日本語歌詞で、なんとも思わない
むしろ、オリエンタルチックで(カッコイイの意の)クールだと思っている。

この「洋楽に日本語はダメだ」の定説を破った最初の歌謡曲が(恐らく)、
サザンオールスターズのデビュー曲「勝手にシンドバッド」だと思う。
 勝手にシンドバッド TV出演
 https://tinyurl.com/yeyj58vv

当時は音楽業界の大御所/おエラいセンセイ方が、
・何言ってるかわからん
・これは唄ではない
など、総バッシング状態する他方、
・「たま」を「日本のビートルズだ!」と過剰評価したように「これぞ日本
 歌謡曲の革命だ!」
と大袈裟に称賛する者もいて、プチ音楽論争になっていた。
まあ、勢いでデビューした大学生バンドだったから、確かに最初は荒削り/
雑な面も多かったが、フロントの桑田のシロウトっぽさと対照的にバックの
演奏は相応にクオリティがあった(まあ、だから聴けたのだが)。
只、誰もが一発屋のコミックバンドだと思っていたが、まさか、ココまで続く
とはねえ・・・、というか、小生も「真夏の果実」はずっと好きなラブソング
だし、海外歌手も多くカバーしている。
一般的には「いとしのエリー」のヒットでサザンは単なるコミックバンドでは
なく、ちゃんとした楽曲もできるポップバンドとして、その地位が確立したと
言われているが、小生はこの「真夏の果実」でサザンをリスペクした。

 真夏の果実 LIVE初披露?(1990年)
 https://tinyurl.com/mpvjtzb2
 ※、このライブ版、Bメロからソプラノサックスが入ってきて、
   カッコイイ、というかロマンチック。こんなアレンジ初めて聴いたな。
   コレな!
    ↓
   ソプラノサックス演奏
   アートポーター
   https://tinyurl.com/3s525f9s
   この曲もとってもメロウでロマンチックで心酔する。
   アートポーターは屋根なし車でずっと聴いてたお気に入りw。

本題の美空ひばりに戻ろう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

<科学が認めた美空ひばりの凄さ>

これは、本稿よりずっと前、小生が若き頃の実話から「美空ひばりの凄さの
ファクト」が存在しないか?AI君に確認したときのモノで、本稿にちょうど
イイな!と、下書きフォルダから引っ張りだしてきたものだ。

Q、これは都市伝説かも知れないが、
  ・日本随一の歌唱力を誇る故・美空ひばりは歌唱技術がズバ抜けていて
  ・半音、更には4分の1音レベルで上にも下にも音程をコントロールする
   ことができた!それが唄に感情をもたらすテクニックだ
  という説がある。真偽について情報あるかな?

A、「4分の1音まで音程を正確に使い分けていた」との説は都市伝説ではなく
  音響分析によって科学的に実証された「事実」です。
  音楽理論的には半音(ピアノの白鍵と隣の黒鍵の幅)の更に半分にあたる
  音程を「微分音(びぶんおん)」または「クォータートーン(四分音)」
  と呼びます。
  美空ひばり氏の驚異的な歌唱技術の真偽と、それがもたらす感情表現の
  仕組みについて解説します。

  1、科学的に実証された「音響分析」
    音響工学専門家/日本音響研究所などの機関が彼女の歌声を音源分析
    したところ、彼女が「4分の1音(半音の半分=約50セント)」の単位で
    ピッチを意図的にコントロールしていることが判明しています。更に
    驚くべきことに彼女の歌声は平均律(ピアノのようにカチッと決まった
    音程)に固定されているのではなく、伴奏楽器や瞬間の感情に合わせ、
    リアルタイムに数ヘルツ単位で音程を上にも下にも微調整していたことが
    分かっています。

  2、なぜ「4分の1音」が感情をもたらすのか?
    現代のJ-POPなどのポップスでは、機械(オートチューン)で音程を
    ジャスト補正することが多いですが、人間は「完璧すぎる音程」を聴くと、
    冷たさや機械的な印象を受けます。逆に、美空ひばり氏が駆使したような
    「4分の1音ずらした音」は、音楽理論や人間心理に次の効果を与えます。
     ブルーノートに近い情感:
      ジャズ/ブルースでは、あえて音程を少し低く歌うことで「哀愁」、
      「切なさ」を表現します(=ブルーノート)。彼女の4分の1音下げる
      テクニックは、このブルースの感覚(情念)を日本人の琴線に触れる
      形で再現していました。
     緊張と緩和(トーンの揺らぎ):
      楽譜の正しい音程から「4分の1音」だけわざと外して声を伸ばし、
      フレーズ最後にピタッと正規音程に着地させる。これが彼女の唄が
      エモーショナルな表現(いわゆる『ひばり節』)の正体です。

  3、ひばり氏の「耳」と「喉」の異常なスペック
    この技術を再現するには、天才的な「聴覚」と「声帯のコントロール力」
    が必要です。バイオリンなど弦楽器奏者はミリ単位の指のズレで4分の1音
    を表現しますが、彼女はそれを自分の喉の筋肉(声帯の閉鎖と息の量)
    だけで、狙い通りに1ミリの狂いもなくコントロールしていました。
    楽譜が読めなかったとされる彼女ですが、本能的に「この音をほんの少し
    だけ低く(高く)鳴らすと人間は泣く」という音響心理学的な正解を完全
    に理解していたと言えます。
    提示された説は都市伝説ではなく、美空ひばりという歌手が「人間離れ
    した超精密な生体楽器」を証明する音楽的/科学的事実です。
    昨今のAI歌声合成技術(YAMAHAのVOCALOID-AIなど)が彼女の歌声を再現
    しようとした際にも、この「譜面通りではない、ミリ単位の4分の1音の
    ピッチの揺らぎとしゃくり」をいかにデータ化するかが最大の壁になった
    と言われています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

=========
訓練や理論ではなく
感覚でやってしまう
異能の歌手
=========
実は、世界のトップレベルの歌手は「クォータートーン」を使うことができる。
声楽家はアカデミーで声楽勉強し、理論を学び、厳しい訓練によって、技術を
マスターする。「クォータートーン」は単に耳が良ければ聴き分けることは
できるが、自分が唄でコントロールするには、実際に喉をどう使うかという
細かいトレーニングは必須だ。鋭敏な耳は大前提だが、耳の感覚だけでは実現
できない。

美空ひばりが凄いのはAI君説明のとおり、音楽理論を学んだこともなく、
楽譜も読めず、理論的な唄のトレーニングもしていないだろうことで、すべて
感性だけで実現してしまったことだ。
  (やったとしても歌唱維持のための簡単なボイトレ程度だろう)
この点では厳しい訓練の末「クォータートーン」をマスターした世界トップの
声楽家たちも「天性」という点で適わないだろう。
なので、ひょっとすると美空ひばりは「感性だけで会得した」という点では
世界トップかも知れない(その可能性はある)。

あっさり「クォータートーン=4分の1音」と簡単に言うが、1曲を分解すれば
ヒラ唄/Bメロ/サビ、これら曲の展開にあわせ、更に1番より2番を盛り上げ
など、超複雑に音程をズラしている。
・半音下げで唄い始め、フラットに戻し、4分の1音上げてBメロ、でフラットに
 戻してからのサビで4分の1音上げ、
・2番からはフラットから始めて、Bメロは半音上げ、フラット戻しからの
 サビ半音上げ、で最後は半音と1音の間まで上げて盛り上げる・・・
・それらを唄の部分でやったり長く繰り返すロングトーンやコブシの部分だけ
 やったりしている。

それらを「よし!4分の1上げて、下げて」とシステマチックにやるのではなく
曲の抑揚を唄で表現する感覚/感性だけやっているが、結果的には4分の1の
音程の上げ下げすべてをコントロールしている、そこが凄いのだ。

 (これらネタは東京で暮らしていた大昔、深夜の某居酒屋チェーンでバイト
  していて、同じく音楽プロを夢見るボーカルのバイト仲間から聞いた話し。
  友人が言うには、コブシをかけてロングトーンで唄っているところで、
  最初はフラット→クオーター上げ→更にクオーター上げ、結果的にこぶし
  ビブラート部分だけでクオーター単位で細かく音程をコントロールしている
  そうで、その世界になると一流プロ歌手でも違いを聴きとることができない、
  なんだかわからないが、でも確かに盛り上がっている、と感覚的に感じ取る
  しかできない世界らしい、とのことだった。そのときは、クオーターとは
  言わず「半音の更に半分でコントロールしている」と言っていた。
  互いに夢を語りあっていた大昔の話し。小生19歳、彼は24〜5歳だった
  かな。その後は知らん)

美空ひばりは、そうやって1曲を唄っているのだ。感覚で。前述、科学実験で
それが確認されている。こうなってくると、もはや人間ワザではない。
人間が技術で実現できる唄のコントロール・レベルを超越してしまっている。
だから!そのメロディに乗ってくる歌詞が無意識で聴き手のココロに刺さって
しまうのだ。

才能は、ある種、恐ろしい。人間を超えてしまう。時代が悪ければ、あまりの
異能に大衆が恐れ、西洋の魔女狩りのように排除されるかもしれない。
   ★★★★★★★★★★★★★★★★★★
   人間は、あまりの異能者に接して恐れ、
   排除するようにできている生き物である
   自己防衛本能
   ★★★★★★★★★★★★★★★★★★

小生も「クォータートーンの科学的エピソード」を聴いたとき、
少々、さむけを感じた。凄すぎて怖い・・・。

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