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Pacific Northwest WinesコミュのAndrew Will Winery

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Seattleの沖合、Vashon島にあるワイナリーです。
通常一般非公開ですが、今回はある方のご紹介によりオーナーに依頼をして下さる機会をいただくことができて訪問可能となりました。
オーナーでワインメーカーのChrisは不在でした(事前にうかがっていたとおり)が、アシスタントワインメーカーのDavidが懇切に対応をしてくれました。

まったくの静かな住宅地の中にあって、ワイナリーを作る時に近隣住民との話し合いの中で、来訪客を迎えるようなものにしないという約束をしているので、どんどんとお客を迎えるわけにはいかないそうです。
道路にも看板はありませんし、私道に入っても自宅が先に見えてくるので、果たしてここはワイナリーなのかと不安になるようなところです。
Vashon Islandそのものが本土からは隔離されていて、フェリーを使って渡らないといけない隠れ家のようなところで、ここで生き残るためには協調が必要なのでしょう。
ワイナリー設備以外にも野菜や花、果樹を周囲に植えて、環境つくりにもとても気を使っている様子がしのばれました。
ただ、鹿が荒らしに来るようで、畑はネットで守られていました。

使っているブドウはすべてRed Mountain地区の自社畑や契約農家からの買い入れです。ぶどうをトラックで4時間以上かけて運んでくるのですから大変ですね。

普通1次発酵で皮のパンチングは手で行う重労働ですが、ここでは1次発酵用のタンク内に1インチ程度の大きな穴をあけたパイプを入れて、そこから大きな空気の泡を出してかき混ぜるということをやって、省力化をしているそうです。これは私の仕事だったが、大変楽になったとDavidは言っていましたよ。

Tastingは今年収穫して樽に入れたばかりの2008ビンテージから、来年春にボトリングする2007、そして現行リリースビンテージの2006と順番に行っていきました。
2008は収穫が遅れて、まだ1次発酵途中のものもある状況ですが、糖もほどほどに乗って香りが良いので出来は期待できる、というのがDavidのコメントです。試飲した印象では、現在でも香りの強さが引き立っていました。

ワシントンワインの日本での輸入業者として有力なORCAさんの1号契約者であったそうで、そのことに誇りを持っていました。

写真は深い森の中にある醸造設備と人懐こくすり寄ってくるセントバーナードです。

今回の機会を作っていただけましたKさんに心からのお礼を申し上げます。

コメント(2)

僕もワシントンへのツアーで、9月にAndrew Will訪問しました。
能天気さんはお会いできなかった、Chris Camardaさんにもお会いしてきたので、彼の写真を。
ワインメーカーというより、芸術家という雰囲気の方でした。
>ののみゃさん

最近訪問されていたのですね。きっと楽しい時間を過ごしておいでになったことでしょう。
やはりワインを造っている方々の人物像がワインに反映しているような気がします。とっても柔らかい味わいが出ていますよね。

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