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シェールガス革命コミュのω 【ニュース】石油精製能力の大幅増で、精製品が供給過多に=IEAリポート

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石油精製能力の大幅増で、精製品が供給過多に=IEAリポート
2013年 06月 12日 19:30 JST
[ロンドン 12日 ロイター] - 国際エネルギー機関(IEA)は12日公表した月次リポートの中で、2018年までに日量950万バレル相当の石油精製能力をもつ新たな設備が操業を開始し、この増加分は同期間に見込まれる原油生産能力や世界需要の伸びを上回るだろうと予想している。

IEAは、アジアや中東での製油所が生産を増やすことで石油精製品が供給過多になり、コスト競争力で劣る先進国の製油所は閉鎖を余儀なくされると予想している。

今年の第3・四半期には既に、中国、サウジアラビア、ベネズエラでの石油精製品増産によって、世界で操業する製油所での生産が同200万バレル超増加し、同170万バレルと見込まれている需要増加分を上回るだろう、とIEAは述べている。

IEAによると、原油の供給もまた、精製能力増加ペースに追いつくことが難しくなりそうだ。北海原油生産設備のメンテナンス、スーダンでの生産再開問題、米国湾岸でのハリケーンの季節やシリア内戦が中東生産に及ぼす影響を理由に挙げている。

この結果、精製業者のマージンが圧迫されるとみられる。

IEAは、新たな精油所が生産をすぐに縮小することはないが、「成熟した市場の比較的古くてコストが高めの工場は、そういった圧力を感じる可能性がある。現在の下流部門での再編成をみても、このような工場は競争するのが難しくなると感じることは容易に予想できる」と指摘した。

今年の需給予想については、IEAはほぼ変更を加えなかった。

需要の前年比増加幅は第2・四半期の日量21万5000バレルから第4・四半期には110万バレルになると予想する。

年間需要は前年比同78万5000バレル拡大して9060万バレルになると見込まれる。

供給では、IEAによると、石油輸出国機構(OPEC)産原油は5月に同13万5000バレル増加し3089万バレルとなり、7カ月ぶりの高水準に達した。今年の後半にはOPECは2980万バレル供給するだけで需給のバランスが取れるとしている。

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