(^^)
どうも、俺です。
最近、自らの醜態をウケ狙いか知りませんが、ネット上に晒して企業側に迷惑をかける、という救いようの無い
[馬鹿]が増えていますね。
情けないことです。
( −_−)r
★★★★★★★★★★★★★★★
店長『いいか、君達は間違ってもこのような馬鹿なマネはするな。バイトだからといって、許される行為では無いのは分かるはずだ。』
ニュースで取り上げられた、飲食店の冷蔵庫内に入り醜態を自ら晒す若者の写真が掲載された記事をコピーした店長は、俺達社員と、アルバイト、パートを集め、朝の朝礼を行った。
俺の勤務するスーパーでも、いつ同じ様な愚行が発生するかも分からない。
そこで、店長は社員全員を召集し、朝の朝礼の議題として発表した、という訳だ。
そもそも、分別の付く人間であれば、それが企業にとってどれ程の損害を与えてしまうか、というのは分かりそうなものだが…。
普段、見られないような姿を写真に撮り、ネットに掲載することで、周りからのコメントに一喜一憂するというのが、若い世代の携帯依存と呼ばれてしまう由縁なのだろうか。
店長『面白いから、じゃ済まないのが世間一般論であり、常識として考えてもらいたい。企業側だけでなく、自分達の家族にも迷惑をかける行いだということを、しっかりと認識して頂いた上で、業務に取り組んでもらいたい。私からの話は以上だ。』
店長の朝礼が終わり、社員全員で会社の訓示を合唱する。
サービス業のイロハ、だ。
暑くて冷蔵庫に入りたいのなら、なにも飲食店の大型冷蔵庫ではなく、スーパーの裏側にある大型冷凍室に入ってみるといい。
一年中、アイスや冷凍食品の在庫を保管している業務用の冷凍室に入る作業をしていれば、夏の暑さが逆に幸せのように感じるのだから…。
そうして、俺は今日も寒い冷凍室内に入り、売場に補充するアイスを積む作業を行っていた。
吐き出す息が、まるで真冬のようだ。
それもそのはず。
アイスや、冷食の在庫を保管するのだから、これ以上温度を上げたら商品そのものがダメになってしまう。
常に、温度計はマイナスを示している。
それ故、長時間の冷凍室内での作業は禁止されている。
[冷蔵庫なう]
と、ネットでツイートしているのは、冷凍室内で作業をしたことの無い馬鹿だからこそだと俺は思う。
ようやく、一日の業務が終わり、ロッカー室にて私服へと着替えた。
俺は、店長の二番目に位置する立場でもあり、この店の鍵の管理も任されている。
入ろうと思えば、深夜に入店することだって出来る。
まぁ、そんな気はサラサラ起きないが…。
私服に着替えた俺は、事務所に向かい、店長に上がる旨を伝えようとしたが、既に店長は退店した後だったようだ。
店長は売場よりも、事務作業をメインとしている為、シーズン毎の売場作り以外では滅多に売場には姿を現さない。
その為、今日のように店長が先に上がってしまっている、ということは珍しくない。
店長の机の上には、この夏の売上を誇るアイスの書類関連で一杯だった。
店長も大変だ。
俺は、上がる前にもう一度売場に行き、全ての施錠をチェックして回った。
あっ、やっべ……
夕方から閉店にかけて、アイス＆冷食の補充をしたまま冷凍室の扉の鍵を閉め忘れていたようだ。
徹底した管理をモットーにしている店長にバレたら、明日何を言われるか分かったものでは無い。
慌てて冷凍室の鍵をかけた俺は、他の施錠箇所もチェックし、再び事務所へと戻った。
とりあえず、店長に退店する報告だけはしておこう。
店長に電話を掛けたが、机の引き出しの中から携帯のバイブレーションの音が聞こえてきたことで、いつもの如く、携帯を置き忘れたまま退店したのだということが分かる。
携帯を置き忘れる程、店長業務というものは忙しいのかねぇ。
店長にはなりたくないものだ。
お疲れ様ーす、と。
俺しか居ない事務所の電気を消すと、俺は店の裏口にある社員専用口から外に出て扉の鍵を閉めた。
ん…？
あれは…、店長の自転車か？
今日は奥さんに迎えに来て貰ったのかな。
ま、それもいつものことだ。
駐車場から車を下ろし、店の敷地内から外へ出ると、俺はバリケードにチェーンをしっかりと繋ぎ、ダイヤル式のロックでしっかりと施錠した。
さてと、帰るか。
外の気温は店の冷凍室と違い、夜でもむし暑さを感じる程だった。
どうも、俺です。
最近、自らの醜態をウケ狙いか知りませんが、ネット上に晒して企業側に迷惑をかける、という救いようの無い
[馬鹿]が増えていますね。
情けないことです。
( −_−)r
★★★★★★★★★★★★★★★
店長『いいか、君達は間違ってもこのような馬鹿なマネはするな。バイトだからといって、許される行為では無いのは分かるはずだ。』
ニュースで取り上げられた、飲食店の冷蔵庫内に入り醜態を自ら晒す若者の写真が掲載された記事をコピーした店長は、俺達社員と、アルバイト、パートを集め、朝の朝礼を行った。
俺の勤務するスーパーでも、いつ同じ様な愚行が発生するかも分からない。
そこで、店長は社員全員を召集し、朝の朝礼の議題として発表した、という訳だ。
そもそも、分別の付く人間であれば、それが企業にとってどれ程の損害を与えてしまうか、というのは分かりそうなものだが…。
普段、見られないような姿を写真に撮り、ネットに掲載することで、周りからのコメントに一喜一憂するというのが、若い世代の携帯依存と呼ばれてしまう由縁なのだろうか。
店長『面白いから、じゃ済まないのが世間一般論であり、常識として考えてもらいたい。企業側だけでなく、自分達の家族にも迷惑をかける行いだということを、しっかりと認識して頂いた上で、業務に取り組んでもらいたい。私からの話は以上だ。』
店長の朝礼が終わり、社員全員で会社の訓示を合唱する。
サービス業のイロハ、だ。
暑くて冷蔵庫に入りたいのなら、なにも飲食店の大型冷蔵庫ではなく、スーパーの裏側にある大型冷凍室に入ってみるといい。
一年中、アイスや冷凍食品の在庫を保管している業務用の冷凍室に入る作業をしていれば、夏の暑さが逆に幸せのように感じるのだから…。
そうして、俺は今日も寒い冷凍室内に入り、売場に補充するアイスを積む作業を行っていた。
吐き出す息が、まるで真冬のようだ。
それもそのはず。
アイスや、冷食の在庫を保管するのだから、これ以上温度を上げたら商品そのものがダメになってしまう。
常に、温度計はマイナスを示している。
それ故、長時間の冷凍室内での作業は禁止されている。
[冷蔵庫なう]
と、ネットでツイートしているのは、冷凍室内で作業をしたことの無い馬鹿だからこそだと俺は思う。
ようやく、一日の業務が終わり、ロッカー室にて私服へと着替えた。
俺は、店長の二番目に位置する立場でもあり、この店の鍵の管理も任されている。
入ろうと思えば、深夜に入店することだって出来る。
まぁ、そんな気はサラサラ起きないが…。
私服に着替えた俺は、事務所に向かい、店長に上がる旨を伝えようとしたが、既に店長は退店した後だったようだ。
店長は売場よりも、事務作業をメインとしている為、シーズン毎の売場作り以外では滅多に売場には姿を現さない。
その為、今日のように店長が先に上がってしまっている、ということは珍しくない。
店長の机の上には、この夏の売上を誇るアイスの書類関連で一杯だった。
店長も大変だ。
俺は、上がる前にもう一度売場に行き、全ての施錠をチェックして回った。
あっ、やっべ……
夕方から閉店にかけて、アイス＆冷食の補充をしたまま冷凍室の扉の鍵を閉め忘れていたようだ。
徹底した管理をモットーにしている店長にバレたら、明日何を言われるか分かったものでは無い。
慌てて冷凍室の鍵をかけた俺は、他の施錠箇所もチェックし、再び事務所へと戻った。
とりあえず、店長に退店する報告だけはしておこう。
店長に電話を掛けたが、机の引き出しの中から携帯のバイブレーションの音が聞こえてきたことで、いつもの如く、携帯を置き忘れたまま退店したのだということが分かる。
携帯を置き忘れる程、店長業務というものは忙しいのかねぇ。
店長にはなりたくないものだ。
お疲れ様ーす、と。
俺しか居ない事務所の電気を消すと、俺は店の裏口にある社員専用口から外に出て扉の鍵を閉めた。
ん…？
あれは…、店長の自転車か？
今日は奥さんに迎えに来て貰ったのかな。
ま、それもいつものことだ。
駐車場から車を下ろし、店の敷地内から外へ出ると、俺はバリケードにチェーンをしっかりと繋ぎ、ダイヤル式のロックでしっかりと施錠した。
さてと、帰るか。
外の気温は店の冷凍室と違い、夜でもむし暑さを感じる程だった。
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