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意味がわかると怖い話。コミュの不老不死『前編』(自作)

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初投稿どぇす☆







「やっぱベジータいいよな〜」
「またそれ〜?」

昼休みの教室、その一角に机を向かい合わせにして座る2人の男女。
1人は俺、
小原 海那(こはら かいな)

もう1人は幼なじみで、変に泣き虫の
小二池 咲(こにいけ さき)

昔から、こいつだけに話してるいつもの会話をしながら、昼飯の弁当をガッツく。

「だってよ〜不老不死だぜ!最高の願い事だと思わねえ?アイツは分かってるよな〜、うん」
「いつも思うんだけど、何でそんなに不老不死になりたいのよ?」

「なんたって不老不死だからな♪」

「答えになってないんですけどぉ…」

ジト目で睨み付けられている様だが、無視して会話を続ける。
「不老不死になれるなら何だってやるぜ!それこそドラゴンボールだって集めてみせる!」

「…いや、無いから」

「…そお、無いんだよな〜」

本気の溜め息をつきつつ、弁当消化を再開する。
すると突然、

「じゃあさ、不老不死になったら私のこと、身代わりになって助けてよ☆」

「なんだよそれ?身代わりってお前…」

「いいじゃん不老不死なんでしょ?」

「しゃ〜ね〜な〜…不老不死になったあかつきには、この身を投げ打ってでも姫をお守り致します」
俺は執事がやりそうなお辞儀をしながら、そう応えた。

咲は満面の笑みを浮かべて
「絶対だよ!約束したからね!」

「お、おうっ、任せとけ…」
俺は思わず、たじろぎながら了承した。
彼女が…咲があまりにも笑顔で、あまりにも即答だったから…
でも、それだけじゃない気も…?



昼休みは終わり、ダルい午後の授業を睡魔と共にやり過ごした俺は帰り支度を終え、咲と共に校門を抜けいつもの帰り道を歩いていた。

「そういえば聞いた?このカーブで事故があったって」

「え?いつ?最近か?」

「ん〜私も良く分からないんだけど、多分今日かな?」

「今日!?マジで?あっぶね〜な〜」

この辺りは見通しが悪く、いつ事故が起きてもおかしくないとは思っていたが、まさか今日あったとは。
下を向いて無言でいる俺を気遣って、咲は話しを進めた。

「そ、そんなに気にすることないよ、だって…」

「だって?」

俺はその続きを聞くことが出来なかった。
何故なら、いつの間にか車道に出ていた咲目掛けて物凄い勢いで車が突っ込もうとしていたからだ。

「!!!!!」

俺は咲を助けるため、夢中で車の前に飛び出した。

コメント(1)

挨拶書き忘れてました
m(_ _;)m

皆さんに近付きたいと思い、筆をとらせて頂きました。

文字数制限すら分かってない愚か者ですが、どうぞ宜しくお願いしてます♪
ヾ(・∀・)

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