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意味がわかると怖い話。コミュのSweet Love☆自作

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ども、みなさんっ
サンライトです(*´∀`*)
八作目の今回は、
バレンタインのタイムリーな話。

…え?もう15日?
気にしない気にしない←


それではスタート!!
(`・ω・´)ぴかぴか(新しい)


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



「あ……直弥!!ば、バイバイっ!!」

「おぅ、じゃあな。」



「挨拶できてよかったしょ!!」
「美結、頑張ったよ!!」

「う、うん…///」


私は高橋美結。
現在、このクールな彼、江崎直弥に片想い中です!!

クールだから、なに考えてるかわからないのがまた良くてっ。
中2から高1までずっと好きで、何度告白しようと思ったことか…

でも、内気な性格のせいで、さっきみたいに挨拶するので精一杯。
前に、誰も恋愛対象にみれないって言ってたから、確率はほぼゼロ。
この気持ちを早く伝えて、できれば付き合いたいなぁ…って思ったりする。

だけど、やっぱり叶わないただの夢でしかないんだよね。

神様…
「どうか私に勇気をください。」





「ねぇ美結!!そう言えば、あと2日でバレンタインじゃんか!!その時に、思いきって言えばいいじゃん!!」


そうか、今日は2月12日。
…あと2日で心の準備をしろと?


「ば、バレンタインにあげるの?私、絶対言えないよ…?」

「だいじょぶだって!!なんとかなるよ!!とりあえず、今日材料買わないとヤバくない?」


無責任な…
しかも、話勝手に進んでるし…

でも、確かに今まで言えなかった分、頑張って告白するのもいいかもしれない。
高校生にもなったんだし、少しは自信、ついた…よね、きっと。
せっかく直弥と同じ高校だし!!



放課後、私は材料を買いに行った。
あれ、お菓子作るとか、小学校のとき以来じゃないか…?
どうしよ、不安になってきた…

そんなことを思ってるうち、突然ふわっと甘い香りがした。


「これは…お菓子の匂い?」

美味しそう…
もう、買ったやつでいいかなぁ?
あははははっ…

「よし、買おう!!」


自分で「おい」と突っ込みながらも、その匂いのする方へ歩いて行った。

すると、可愛いらしい『Dream Drop』というお菓子屋さんらしきお店があった。


チリンチリーン


「いらっしゃいませ。『Dream Drop』へようこそ!!」


その可愛い声の主は、ゴスロリくるくるツインテールの可愛らしい店員さんだった。
私もあのくらい気合いいれないとダメかなぁ?


「あの、バレンタインのチョコとか売ってますか?私、渡したい人g…」


「もしかして、バレンタインに告白でもされるんですの?」


「!?」
「は、はい…」


そんな突然言わなくても…
てか、なんでわかったんだろ?


「うふふっ、わかりますわよ?そわそわしているのですもの。」

「わかりますか…
あのぉ………実は、叶わない恋だけど想いは伝えたい…って感じなんです。できるなら付き合いたいんですけどね。それで、頑張ろうかなと…」

「なるほどですわ。それでは、この『Dream Drop』で、夢を叶えて差し上げましょうか?」

「え?…叶うんですか?」

「正しくは、夢を見せる…ですわね。こうなってほしい、という夢を見られますわ。」


夢を見せる…か。
実際には叶わないんだよね…
うーん…


「でも、強く願えば願うほど、現実に影響をあたえますわよ?どうされますか?」


影響?
もしそれが本当なら、両想いも夢じゃないかも…
よし、買っちゃおう!!
って、お金さっき使っちゃった…


「だいじょぶですわよ?お金は要りません。あなたの夢が叶えば、それでいいのです。フフッ
その代わり4粒だけしかあげられません。それでもよろしくて?」

「いいです!!少しでもいい思いができるなら…」

「わかりましたわ。では、あなたには『ラブベリー』を。おやすみ前に、一粒なめてくださいませ。その夢、叶うといいですわね。」

「ありがとうございます!!」


チリンチリーン


「うふふ、今度は可愛らしい恋する少女ですか。この仔は、キレイに墜ちてくれるのかしら?フフッ」





その日の夜、美結は迷わずドロップを頬張っていた。


パクパクっ


「んー!!甘くて美味しい!!甘酸っぱいベリーの味だぁ。これが恋の味って…や……つ………」







「んうぅ…」


あれ?普通にベッドの上だ…
こう言うのって、普通、その場面が出てくるんじゃないの?

不思議に思いつつも、私は普段通りに登校した。


「美結おはよ!!今日遂にバレンタインだよ!!あげるんだよね!?頑張ってこーい!!」


あれ、今日だっけ?

…って、これは夢か。
夢なら成功するのわかってるし、なんか気が楽だなぁ♪



――放課後――

「あっ、あのっ…私、直弥のことが好きなの!!だから…もしよかったら、私と付き合ってほしいな…」

「えっ?美結、俺のこと好きだったの?…俺も好きだったんだけど。」

「本当…!?う、嘘でしょ…?」

「本当だよ。だから、よろしくお願いします。」


や、やったー!!夢だけど嬉しい!!
このまま、ずっと直弥といられたらなぁ…なんて、叶わないとわかっているけど、やっぱり願ってしまう。
とりあえず、このドロップがなくなるまで…

私、頑張らなきゃ!!






私は、放課後に、屋上に直弥を呼び出した。
夕日を反射して、直弥の眼鏡が光っている。

…ダメ、ちゃんと見とれてないで勇気を出さなきゃ!!


「はい、バレンタインのプレゼント!!」

「え?今日15…」

「あのね、私…直弥が好きなの。だから、ずっと、ずぅーっと、一緒にいたいなぁ…
大好きだよ、直弥!!」

「ちょ、ま、俺も…」


私は、直弥に思いっきり抱きついた。

ドンッ












「はい、ホワイトデーのお返し。ちょうど1ヶ月記念日だし、少し豪華だよ?」

「あ、私の大好きないちごタルトだぁ!!ありがとう直弥!!」


あぁ、なんて幸せなんだろう。
願いが叶うって本当に幸せ…


「美結ちゃーん!!どうだったぁ?」

「あ、美晴!!私、いちごタルトもらっちゃった!!美晴は?」

「私は、棗がお家に招待してくれるんだぁ♪楽しみー♪」

「えぇー!!うらまし過ぎる!!」


あははははは!!










「お二方、どうぞ、永久に幸せな時間をお過ごしくださいませ。」





うふふふふふ…



コメント(22)

今回のお話、駄作ですね(汗)
すいませんorz

さて、美結ちゃんどうなったのでしょうか…

毎度毎度長文失礼します
(´・ω・`)
>>[002]

ふふふふふ←
(*ΦωΦ*)

なぜでしょう?(*´`*)
>>[003]

あ、白蜘蛛さんが
そっちの系の思考に…←

それが密かなライムの楽しみでもあります(笑)

はっ!!(゚д゚;)))
そこ、一応ポイントです!!
なんか白蜘蛛さんに、答え見透かされてそう…←
>>[006]

あ、みる姉気づきましたか!!
(*ΦωΦ*)
>>[008]

美結は苦しかったんでしょうね…
>>[010]

眼鏡、気づいてくれましたか!!笑

そこまで寝てないです(汗)
(´・ω・`)あせあせ(飛び散る汗)
……直弥くんもろとも屋上から落下→昏睡でホワイトデー以降が夢の中……でしょうか?


屋上でドン、と言われると落下しか考えられない人です←
>>[012]

んあ!!(゚д゚;)))
き、気づかれたか…←

それ以前の夢or現実は
わかりましたか?
(*´`*)
>>[014]
ありがとうございました!!
(*´∀`*)
今回、大切なポイント部分の書き忘れがありました。
すいません(汗)

擬音が「パクっ」ではなく、「パクパクっ」というところです。

それを踏まえて、意味を考えて頂ければと思います。

すいませんでした。<(_ _*)>
>>[013]
普通に考えると、バレンタインの朝から放課後まで夢ですよね……。
裏読みすると、バレンタインの朝は現実、放課後が夢……?


わざわざ擬音を編集なされたということは、二粒食べたのが重要……。12日から13日で一個、13日から14日で一個というのを先取りしたと考えると、一気に14日まで行ってるかと思ったのですが!!
>>[018]

やはり、大体
わかられてしまいましたね(笑)
こちらのミス、すいませんorz

正確な解答は、今からの解説にのせますね。
(*´`*)

それでは解説です(*´∀`*)

隠れ意味怖は、相変わらずライムが心の中を読むという…笑
今までライムのお店行った二人、鈍すぎる(笑)

さて、本題です←

実は美結、13日、丸一日爆睡してました。ドロップ2つ食べちゃうから…
ドロップは、人を眠らせ、夢を見る状態(レム睡眠)を長く続ける作用があります。
前回の子はちゃんと一粒でしたが、美結はよく聞きもしなかったので、2つ食べてしまいました。
それにより効果が2倍、つまりノンレム睡眠の、夢を見ないで爆睡状態だったんです。
だから、起きてからは全部現実です。
二人、両想いだったんですね…
それで、14日の出来事を夢だと思っている美結は、15日に屋上で直弥に告白します。

しかし、ここで問題が。

美結は、「一緒にいたい」と強く思っていました。ドロップを食べたとき、その思いが美結に影響してしまいます。
そのせいで、「二人で『永久に』一緒にいたい」いう思いが芽生えてしまったんです。
ドロップを2つ食べたため、その影響は強くなっています。
頑張ろうは、「『永久に』一緒にいられるように頑張ろう」という意味でした。

そして15日。バレンタインと勘違いしている美結は、屋上に直弥を呼び出し、告白。そのあとの、「思いっきり抱きついた」で、直弥もろとも屋上から落下。
美結は、夢の世界で直弥と永久に一緒にいられるようになりました。

過去作品見て頂いている方は、美晴と棗が誰か、わかりますよね?
この二人は、すでに夢の世界の住人です。
これは、美結が夢の世界へ行ったことを示唆しています。

解説終わります。


現在の学校は、自殺や誤った落下を防ぐために、屋上へ行くのが禁止になっているところが殆どらしいですね。

みなさんも、いくら一緒にいたいからって、夢の世界へ相手も道連れにしちゃ…いや、自殺など、殺し自体をしてはダメですよ。

この現実世界でちゃんと夢を叶えてくださいね。
(^^)
面白かったです。

ドロップに頼りすぎてしまったんですね。


友人二人の名前を見て、アレ?と思いましたが、やはり関連があったんですねw
>>[021]

面白いだなんて…
ありがとうございます!!
(´;ω;`)


美結は、歯がゆい想いをしていましたからね…

気づいて頂けて嬉しいです!!笑

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