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意味がわかると怖い話。コミュの[ストーリー]時は川の流れのように(自作・4)

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続きです。

第3話はこちら
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=71877951&comm_id=6037562&

では第4話の方をどうぞ…
_____________


改めてアズサが自分のものになったと思うと実感が湧かない。

その日の午後の授業はアズサの背中ばかり眺めていた…




















──残り1時間












〜放課後〜

いつもの様にアズサと一緒に帰る。


いつも通りだ。
が、今日はヤケに視線を感じる。


理由はすぐに見当がついた。
恐らくカズヤが広めたのだろう…

俺達の後ろからカズヤがヒューヒュー言っている。


ア『アイツ早速広めたな…?』

やはりアズサも気付いていた様だ。
怒りと恥ずかしさで顔を真っ赤にしたアズサが言う。

タ「まぁ、いつかはバレるわけだからな…」

本来は怒るのが普通なのだろうが、
不思議と悪い気はしなかった。


ア『そりゃそうだけども…』


タ「そうだ、帰りにどっか遊びに行こう
帰っても暇だろ?」


ア『そうだね〜
初デートってヤツ』


タ「えっ?
お前デートしたこと無いの?w」


ア『あるわっ!!
タクヤに言われたくないしw
私の知る限りじゃ1回も付き合ったことないよね?』


タ「うぐっ…あせあせ(飛び散る汗)

返す言葉が無い。
言い返そうにも成績優秀、運動神経抜群、オマケに美人と言うステータスを持った彼女に、
体力だけが取り柄の俺が敵う訳もない。

負け犬の遠吠えだ。


タ「うるせぇな…」


ア『ウフフッ』
タ「プッ…」

ワハハハハ

あまりにもいつもと変わらない会話に、二人で顔を合わせて笑い出してしまった。


タ「よし、じゃあ最近できたっていう大型ショッピングモールでも行ってみるか?
なんか色々あるらしいぜ」


ア『いいね〜
行ってみたかったんだ』

アズサが子どもの様にはしゃぐ


タ「よ、よし決定!」

その店に行くにはこの道を真っ直ぐに行き、
大通りを横切って行くのが一番の近道だ。



いつもの様な会話をしながらしばらく歩くと、
閑静な住宅街が一変し車の音が騒がしくなり、大きな建物が建ち並ぶ様になった。


普段はこんなところまでこない。


タ「でかいな…
まるで都会見たいだな」


ア『何いってんの?
私たちが住んでるとこのすぐ近くだよ?w』


タ「あっ、そうなんですか?」

確かに家から近いが、もうすでにここは自分の知ってる街とは違うドコカであった。


ア『タクヤったら…』

そんなこんなで大通りに着く。


タ「もうすぐだな…」

辺りを見回すと、
赤信号にも関わらず渡ろうとする老人が…


タ「あぶ…『危ないっ!!』」
俺の声を遮ってアズサの声が響く。


気づくとアズサが走り出していた。


向こうを見ると、容赦なく突っ込んでくるトラックが…


タ「アズサやめろ!!」

俺の声も虚しくアズサと老人が宙に浮く。


嘘だ…
こんなの嘘だ…
夢だろ?
夢なんだろ!?
覚めろよっ!!
夢なら覚めろよ!!
覚めろっていってんだろうが!!!


回りには大勢の人だかりが出来ていた。

携帯で救急に電話をする人
叫びだす人
隣にいる人と話をしている人
色々だ。


救急車のサイレンで少し冷静になり、
アズサが心配になって様子を見に行くとそこには

老人の頭を庇って血塗れになり、よく知っている制服を纏った何かが倒れていた。





























──残り0時間

コメント(4)

そんな…、
付き合い初めて
まだ数時間なのにp(´⌒`q)

ご老人かばって……(>_<。)
>>[002]

神曲ですから作成時にやはり、イメージとして入ってるんだと思いますあせあせ(飛び散る汗)

この後もばんばんカゲロウデイズっぽくなってきますよ〜←おいw

ありがとうございます(^^)

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