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意味がわかると怖い話。コミュのあこがれの人は… (アレンジ)

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2作目です!

かなりの長文すみません!


物語風に作りました。


全然怖くないし、つまらない作品ですが最後まで読んでいただけると嬉しいです!


・:*:・゚'★,。・:*:・゚'☆・:
私はA大学の3年生。

名前は宮田 春菜。

趣味は写真を撮ることで、いつもカメラを持ち歩いている。

そして、みんなにひかれるほどホラー好き。




そんな私にはあこがれの人がいる。

それは同じ3年の田中 優くんだ。

彼はいわゆる一匹オオカミで、一部では変人あつかいされていた。

でもそれも、私にはいっそう魅力的に感じられる。

また、背も高く、いつも黒っぽい服を着て、神秘的な雰囲気をただよわせている。




ある日のこと、私はいつものように亜紀と奈緒と3人でお気に入りの中庭で昼ご飯を食べていた。

私たちは恋愛の話で盛り上がっていた。

亜紀「そういえば、春菜、あのあこがれの優くんとはどうなの?」

私「何言ってるんだか。まだ喋ったこともないから。」

奈緒「嘘でしょ!?」

それからもこのたわいもない話が続いた。


そして、お弁当を食べ終えた時、私は中庭の端にある大きな木の下で優くんが座って本を読んでいるのに気がついた。

なんで今まで気がつかなかったのかと自分を責めながらも、今しかないとカメラを取り出した。

私は亜紀と奈緒を撮るふりをして優くんを撮りまくった。

亜紀と奈緒はいつものことなので何も疑うことはない。

私は不気味な笑みを浮かべながら写真を撮った。

そして、撮った写真を見ようとした。

しかし、バッテリーがきれなのか電源がつかなかった。

私は軽く舌打ちをしてカメラをバックにしまった。



それから私は家に帰るまでがとてつもなく長く感じた。

家に着くとただいまも言わずに自分の部屋にかけ込んだ。

急いでパソコンの電源を入れてカメラを接続する。

「あっそうだ、バッテリー!」

私はひきだしをかきまわしてバッテリーを見つけ出した。

カメラは音をたてて作動し、画像が転送されはじめた。

「早く!早く!」



やっと転送がおわったことを知らせる効果音が鳴った。

急いで画面をスクロールして、今日のファイルを探し出す。

そして、心臓が破裂しそうなくらいドキドキしながら一枚一枚見ていった。

「えっ?」

私は意味がわからなかった。

中庭の木は映っているのに優くんがどれにも映っていなかったのだ。

何度も何度も見たがやっぱり映っていない。

私はがっくり肩を落としため息をついた。


それから何度彼を撮っても映っていることはなかった。




次の日朝、私はとても不機嫌だった。

すると亜紀が

「ねぇ、顔色悪いわよ。もう帰ったらどう?」

私は首を振りながら答えた

「いいえ、大丈夫。」

私には帰れない理由があった。

それは午後の数学の授業だ。

数学は優くんと同じ教室で受けられる唯一の授業だからだ。



数学の授業中私はずっと優くんを眺めていた。

彼はいつも日の当たらない薄暗い席に座っている。


その時だった。

一瞬太陽の光が教室を包んだ。

すると突然、優くんが叫び声をあげた。

先生「おい、大丈夫か?」

優くん「大丈夫です。」

先生「具合でも悪いのか?顔が真っ青だぞ。」

優くん「昼食をぬいただけですよ。」

先生「どうしてだ?おなかがすいてちゃ数学の問題をじっくり解いたりできんぞ。」

優くん「ピザにニンニクが入っていたので。ニンニクアレルギーなんです。」

数人の生徒は笑いをこらえていた。




その日の帰り道。

私は考え事をしながら歩いていた。

「いや、まさかね…。」

ぶつぶつと独り言を言いながら歩いた。



っとその時、ドスン!と誰かにぶつかってしまった。

私は慌ててすみませんと謝った。

顔を上げてみるとなんとそこにいたのはあの優くんだった。

「ゆ、ゆうく、あっ、いや。」

私はしどろもどろになりながら謝った。

すると彼は思いもよらないことも言った。

「君、宮田さんだよね?」

私は驚きを隠せなかった。

私「は、はい。そうです。」

優くん「やっぱり。よく見かけるよ。数学の授業中よく僕の方を見てるよね。」

私は恥ずかしくては顔を上げられたかった。

優くん「ねぇ、散歩しない。」

一瞬戸惑ったが、「うん」としか言えなかった。



それから何分一緒に歩いたことだろうか。

私たちはどうでもよい世間話をしながら歩いていた。




すると突然優くんが

「でさぁ、いつ気づいたらわけ?」

私は理解に苦しんだ。

私「えっ?」

優くん「僕の写真をいつも撮ってたし、いつも僕を見ていたよね?」

私は何も答えられなかった。

優くん「少しの時間だったけど楽しかったよ。」

私「な、なにが?」

優くん「君なら気づいてくれるって思ってた。」

私「よくわからないんだけど…。」

優くん「だーかーら、僕が……」






そこからの記憶がない。


ただ一つ言えるのはもうこの世のものではなくなったということだけ。




コメント(17)

>>[001]

まぁ、わかる人は最初のところでわかっちゃいますよね(笑)


>>[002]

その通りです!


長くなっちゃってすみません!


(^^)
吸血鬼だから、陽の当たる所を避けていたんですね
そして、私自身も吸血鬼になってしまった、と。
友人達が次の標的になるのでしょう。
(笑)
吸血鬼♪
吸われてしまったんですね(;A´▽`A
>>[006]

それいいですねウッシッシ

それでどう怖くもっていくかが問題ですがね指でOK(笑)

>>[008]

そうですね!

その後が気になりますよね(^o^)


ニンニクも伏線だったのか〜
気付かんかった
>>[014]

ニンニクのとこはちょっと無理やりでしたかね(o^_^o)


>>[015]

そーゆーことです!


少しでも楽しんでいただけたのなら幸いです!


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