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石刻資料コミュの石刻ニュース

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石刻に関する新しい発見や情報などがありましたら、こちらにどうぞ。

で、第一号はちょっと古い情報ですが、
2005年10月21日の「中国文物報」のニュースです。

2005年9月、陝西省西安で婆羅門(バラモン)の子孫の墓が発見されました。
墓誌には、姓名は李誕、婆羅門種、趙国平棘の人とあり、
北魏正光年間(520〜525)に華北に移住し、北周の保定四年(564)に59歳で没したことが記されていたそうです。

中国南北朝時代にインド系であることが明記された墓が発見されたのは、これがはじめてです。墓誌の内容も非常に興味深いものです。
発見された場所は西安の北郊で、ソグド人の墓が見つかっている地域。

早く正式な報告が出ることを望みます。

コメント(5)

趙立春「業β城地区新発現的慧光法師資料」『中原文物』2006−1
より新発見墓誌の情報です。


中国河南省安陽市の旧業β城西南で、
南北朝北魏〜東魏時代の僧侶慧光の墓誌が発見されました。
彼は、晩年には、僧官のトップである国統になっています。

2002年に発見されたそうですが、民間に流失してしまい、
正式な報告ができなかったようです。

仏教のことはよくわかりませんが、
この慧光は、目立たないけど相当重要人物なようです。
全然新しくないですが、

2006年4月26日の朝日新聞日刊の29面(文化総合面)に
2000年以降に西安付近で相次いで発見された、北周時代の
「安伽」「史君」「康業」のソグド人墓3基についての記事が載っています。
石見清裕先生の談として隋唐時代のソグド人についての簡単な解説と、
史君墓の墓室内彫刻(部分)の写真つきです。

彫刻の写真の中に見える人物には、羽が生えています。
しかし、漢代画像に見られる羽や、あるいは西洋の天使的なものと
どのように関連しているのかは、私にはちょっとよく分からないです。
毎日新聞なので確認できず……。明日学校で見てみます。
ソグド系の墓には、ゾロアスターがらみで、半人半鳥なのがけっこういます。多分、西方のものかと。
冒頭にあげた婆羅門(バラモン)の墓誌の一部報告が出ました。


程林泉等「西安北郊北周李誕墓」(国家文物局主編『2005中国重要考古発現』文物出版社2006年6月)


今年6月に出版されていたのに、不覚にも気付きませんでした。
情報を寄せてくださった先輩に感謝です。

カラー図版で墓の内部状況も判明。
他のソグド人墓と異なり、ゾロアスター色は薄めです。

非常にありがたいことに、墓誌の拓本が掲載されています。
ただし、墓誌は11行×12字の合計126字で、相当小型。
生前の官職も記されておらず、その生涯は殆どわかりません。

でも、中央アジアからの移住者に、北周がどのような対応を
とっていたかを、垣間見させてくれる史料です。
河南省洛陽から唐代の景教(ネストリウス派キリスト教)に関する石刻資料が発見されたそうです。


張乃■[者+羽]「跋河南洛陽新出土的一件唐代景教石刻」『西域研究』2007年1期


2006年5月、洛陽隋唐故城の東より、
唐の大和三年(829)に作成された景教の経典が刻まれた経幢が
発見されました。
経幢は八面体で、高さは84?、直径40?。
「大秦景教宣元至本経」の一部が刻まれていた。

文中には「大秦国那薩羅城和明宮」や「阿羅訶」といったキリスト教に関すると思われる単語がみえます。
ちなみに「彌施訶」はキリストのことだそうです。

唐代における景教の実態を垣間見させてくれます。

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