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聖書研究入門編・中級編・上級編コミュの【1/19 火曜日 「サムソン」】

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ギデオンの後、ギデオンの息子アビメレク、他6人のさばきびとが出ました。つまり、それほどイスラエルの民は常に主に背いて悪を行ったということです。サムソンは14人目の裁きびとでした。

サムソンの前にいたアブドンというさばきびとが8年間彼らを裁きましたが、彼が死んでしまうと、またイスラエルは、主の前に悪を行い、40年間ペリシテびとの手に渡されました。

13章から16章までが、サムソンの話になっています。彼は20年イスラエルを裁きました。彼はこれまでのさばきびととは少し違っていました。デリラという女に夢中になったばかりに彼女に唆されて、ペリシテ人に渡されてしまいます。
彼が主を呼び求めたのは、神の毛を切られ、目を抉り出され、足かせをはめられて、ペリシテ人の奴隷として石臼をひくという屈辱を味わいました。ペリシテ人の神殿に見世物として連れて行かれた時、彼は主を呼び求めました。しかし、彼の願いは、ペリシテ人と共に滅びることでした。

★士師記16:21、27-30
21 そこでペリシテびとは彼を捕えて、両眼をえぐり、ガザに引いて行って、青銅の足かせをかけて彼をつないだ。こうしてサムソンは獄屋の中で、うすをひいていたが、
27 その家には男女が満ち、ペリシテびとの君たちも皆そこにいた。また屋根の上には三千人ばかりの男女がいて、サムソンの戯れ事をするのを見ていた。
28 サムソンは主に呼ばわって言った、「ああ、主なる神よ、どうぞ、わたしを覚えてください。ああ、神よ、どうぞもう一度、わたしを強くして、わたしの二つの目の一つのためにでもペリシテびとにあだを報いさせてください」。
29 そしてサムソンは、その家をささえている二つの中柱の一つを右の手に、一つを左の手にかかえて、身をそれに寄せ、
30 「わたしはペリシテびとと共に死のう」と言って、力をこめて身をかがめると、家はその中にいた君たちと、すべての民の上に倒れた。こうしてサムソンが死ぬときに殺したものは、生きているときに殺したものよりも多かった。

という結果になりました。

サムソンはペリシテ人から憎まれていました。それは、彼は主に忠実ではなかったために、問題が常に起こりました。

そもそも、異教徒のペリシテ人の娘を嫁にしたいというところからはじまりました。
★士師記
1 サムソンはテムナに下って行き、ペリシテびとの娘で、テムナに住むひとりの女を見た。
2 彼は帰ってきて父母に言った、「わたしはペリシテびとの娘で、テムナに住むひとりの女を見ました。彼女をめとってわたしの妻にしてください」。
3 父母は言った、「あなたが行って、割礼をうけないペリシテびとのうちから妻を迎えようとするのは、身内の娘たちのうちに、あるいはわたしたちのすべての民のうちに女がないためなのですか」。しかしサムソンは父に言った、「彼女をわたしにめとってください。彼女はわたしの心にかないますから」。
4 父母はこの事が主から出たものであることを知らなかった。サムソンはペリシテびとを攻めようと、おりをうかがっていたからである。そのころペリシテびとはイスラエルを治めていた。

 『サムソンは個人的な侮辱に怒りで反応して、さまざまな方法でペリシテ人と事を起こしました。
まず彼は、30人の男を殺し、その衣を宴会に持ち帰ってなぞを解いたものたちに与えました。』

★同上14章
19 この時、主の霊が激しくサムソンに臨んだので、サムソンはアシケロンに下って行って、その町の者三十人を殺し、彼らからはぎ取って、かのなぞを解いた人々に、その晴れ着を与え、激しく怒って父の家に帰った。
20 サムソンの妻は花婿付添人であった客の妻となった。

『次にサムソンは、彼の妻が彼に付き添っていた友のものとなった時、ペリシテ人の作物を燃やし、』

★同上15章
1 日がたって後、麦刈の時にサムソンは子やぎを携えて妻をおとずれ、「へやにはいって、妻に会いましょう」と言ったが、妻の父ははいることを許さなかった。
2 そして父は言った、「あなたが確かに彼女をきらったに相違ないと思ったので、わたしは彼女をあなたの客であった者にやりました。彼女の妹は彼女よりもきれいではありませんか。どうぞ、彼女の代りに妹をめとってください」。
3 サムソンは彼らに言った、「今度はわたしがペリシテびとに害を加えても、彼らのことでは、わたしに罪がない」。
4 そこでサムソンは行って、きつね三百匹を捕え、たいまつをとり、尾と尾をあわせて、その二つの尾の間に一つのたいまつを結びつけ、
5 たいまつに火をつけて、そのきつねをペリシテびとのまだ刈らない麦の中に放し入れ、そのたばね積んだものと、まだ刈らないものとを焼き、オリブ畑をも焼いた。


『次には、ペリシテ人が彼の妻とその父親を殺したことへの報復として、多くのペリシテ人を殺しました。』

★同上15:
6 ペリシテびとは言った、「これはだれのしわざか」。人々は言った、「テムナびとの婿サムソンだ。そのしゅうとがサムソンの妻を取り返して、その客であった者に与えたからだ」。そこでペリシテびとは上ってきて彼女とその父の家を火で焼き払った。
7 サムソンは彼らに言った、「あなたがたがそんなことをするならば、わたしはあなたがたに仕返しせずにはおかない」。
8 そしてサムソンは彼らを、さんざんに撃って大ぜい殺した。こうしてサムソンは下って行って、エタムの岩の裂け目に住んでいた。

『その行為に対してペリシテ人が復讐しようとした時サムソンはろばのあご骨で1000人を撃ち殺し、最後には、失明させられたことに対して彼らの神殿を破壊し、3000人を殺しました。』

★同上15:
9 そこでペリシテびとは上ってきて、ユダに陣を取り、レヒを攻めたので、
10 ユダの人々は言った、「あなたがたはどうしてわれわれのところに攻めのぼってきたのですか」。彼らは言った、「われわれはサムソンを縛り、彼がわれわれにしたように、彼にするために上ってきたのです」。

14 サムソンがレヒにきたとき、ペリシテびとは声をあげて、彼に近づいた。その時、主の霊が激しく彼に臨んだので、彼の腕にかかっていた綱は火に焼けた亜麻のようになって、そのなわめが手から解けて落ちた。
15 彼はろばの新しいあご骨一つを見つけたので、手を伸べて取り、それをもって一千人を打ち殺した。

※失明と3000人のことは上記16章の聖句に書かれている通りです。

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サムソンは欠点の多い英雄ではありましたが、ヘブル11章に、
★ヘブル11:
32 このほか、何を言おうか。もしギデオン、バラク、サムソン、エフタ、ダビデ、サムエル及び預言者たちについて語り出すなら、時間が足りないであろう。
33 彼らは信仰によって、国々を征服し、義を行い、約束のものを受け、ししの口をふさぎ、
34 火の勢いを消し、つるぎの刃をのがれ、弱いものは強くされ、戦いの勇者となり、他国の軍を退かせた。

と書かれて、サムソンの名前は他の評価の高い裁き人たちと共に記録されています。
この11章というのは、信仰について書かれている章です。

 『サムソンに対する神のご計画が罪によって損なわれる−サムソンがイスラエルのために、偉大な働きを成し遂げるのが神のご計画であった。従ってその人生の最初から、体力、知力、活力、また道徳的な純潔のために、最も有利な状況に彼が囲まれるように最大限の配慮がなされた。後年、彼が不信心な人々や不道徳な人々の中に、危険を冒して入っていかなければ、彼は卑劣な誘惑に負けなかったであろう(Signs Of Times1881年10月30日)』

彼は一生をナジル人として厳粛な誓いの下にあったのに、みだらな女の魅力にうつつを抜かし、彼の尊い働きの神聖さの意識を失ってしまいました。軽率にも聖なる契約を破ってしまったのです。この女性の影響で彼は理性を失ってしまいました。彼が本来、神に捧げるべき愛と奉仕をこの女にあたえてしまったということは、彼が偶像崇拝を受け入れたということでした。彼は卑しい欲情のために、名誉、良心、すべての尊い利益を犠牲にしてしまいました。(同上)

また、最後に、彼がダゴンの神殿を崩壊させる場面では、
『神とダゴンの戦いとなった、主はその全能の力と最高の権威を行使するように促された(同上)』
と、コメンタリーに注解がなされていました。


アーメン!!


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