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聖書研究入門編・中級編・上級編コミュのスミルナ時代 黙示録2:8-11 その3

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●サタンの会堂

*2:9
<9 わたしは、あなたの苦難や、貧しさを知っている(しかし実際は、あなたは富んでいるのだ)。また、ユダヤ人と自称してはいるが、その実ユダヤ人でなくてサタンの会堂に属する者たちにそしられていることも、わたしは知っている。>

『キリストは、サタンが統括している教会をサタンの会堂であると語っておられる。その会員は不従順の子らである。彼らは罪を犯すことを選び、聖なる神の律法を無効にするために働く者たちである。善に悪を混ぜ、善と悪の区別を取り除くことがサタンの働きである。』(レビューアンドヘラルド1900年 12月4日)

サタンの目的は、神の律法を無効にすることです。土曜日の安息日を日曜日に、また教会統一(エキュメニカル)運動が善い事のように人々を欺いています。主に生きる者にとって何が善で何が悪なのか、わからなくしてしまうのが、サタンの目的であり、必死に努力していることです。
教会は病院のようなもの、罪に苦しむ人々の集まりですが、キリストは毒麦のたとえを話されて、教会内にも毒麦がはえていることを示唆されています。このような人々を警戒しなければなりません。彼らは、善と悪を混同させたり、あるいは、熱意を取り去るようなことをしているかもしれません。

●異教ローマの迫害

*2:10
<10 あなたの受けようとする苦しみを恐れてはならない。見よ、悪魔が、あなたがたのうちのある者をためすために、獄に入れようとしている。あなたがたは十日の間、苦難にあうであろう。死に至るまで忠実であれ。そうすれば、いのちの冠を与えよう。 >


**十日の間**

 この十年間は、303年に発布されたディオクレティアヌスの迫害から始まり、次の皇帝ガレリウスの迫害を経て、コンスタンティヌス1世が313年にミラノ勅令によってキリスト教を公認するまでの10年間を刺しています。

**異教ローマ**

ローマの呼び名は、この313年のミラノ勅令まで、異教ローマと呼ばれ、それ以降は、区別して法王ローマと呼ばれます。


**ディオクレティアヌス皇帝**

  『ガイウス・オーレリアス・ベラリアス・ディオクレティアヌス(ラテン語、244年12月22日―311年12月3日)は、ローマ帝国の皇帝(在位:284年―305年)である。軍人皇帝時代を収拾し、ドミナートゥス(専制君主制)を創始し、テラトルキア(四分割統治、四分治制)を導入した。』


**ディオクレティアヌスの迫害**

 『303年2月24日交付。

1.キリスト教の教会はすべて、土台から破壊しつくされる。教会に使われていたのが私人の家の一部であっても、この措置の例外は認められない。

2.いかなる理由があろうとも、信徒の集まりは厳禁。

3.聖書やそれに類するすべての書物は、没収された上で償却される。

4.キリスト教徒の中でも社会の上層に属する者は、尋問時の拷問免除も含めてこれまで教授してきた特典のすべてを剥奪される。

5.キリスト教徒と認めた者は全員、法廷で自らを守る権利をはじめとするローマ法による保護のすべてを受ける権利を失う。

6.信徒の寄進等によって蓄積された教会の資産は没収され、競売に付され、その売上代金は、教会資産があった地方自治体か、キリスト教徒は無関係の職能組織に分配される。 』


**ガレリウスの迫害**

 『303年2月24日の布告によってキリスト教徒の迫害が始まったが、キリスト教徒の伝えるところでは、これはガレリウスの政策である。この迫害では、反政府的な秘密集会の恐れがあるとして、キリスト教の集会所が破壊された。303年の布告以来、ガレリウスはキリスト教徒の迫害に固執した。』

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