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聖書研究入門編・中級編・上級編コミュの(中級)三重の使命(1)第一天使の使命

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黙示録の14章には、シオンに立つ、あがなわれた傷のない14万4千人のことと、全世界に宣べ伝えられる神からの最後のメッセージが書かれています。

■第一天使の使命

★黙示録14:6〜7
<6 わたしは、もうひとりの御使が中空を飛ぶのを見た。彼は地に住む者、すなわち、あらゆる国民、部族、国語、民族に宣べ伝えるために、永遠の福音をたずさえてきて、
7 大声で言った、「神をおそれ、神に栄光を帰せよ。神のさばきの時がきたからである。天と地と海と水の源とを造られたかたを、伏し拝め」。>

これは終末時代に起こる宗教的覚醒運動の予告で、これが天使によって伝えられるというのは、この使命が高貴な性質を持ち、それに付随する力と栄光をあらわしています。

●言葉の意味について
「中空をとび、」、「地に住むもの、すなわち、あらゆる国民、部族、国語、
民族に」宣布するために、「大声」で言った・・・・・
   
 この意味は、この運動が急速に世界的規模で行われることを意味します。
天使は宗教運動のシンボル。
調査審判開始の時にあたって、福音を述べ伝える聖徒の姿を表しています。
実際に天使は人々の福音宣伝を助けていますが、ここでは、シンボルと考えられるようです。宣べ伝えられている福音は永遠に変わらない、神の恵みの福音です。

「神をおそれ」・・・・・・

 これは、恐怖ではなく、神を尊び敬うことです。畏敬の念をもって神に近づき、神に対する絶対の忠誠と、その御心に完全に服従することを意味します。
今日では、人々が物質に心をとらわれ、快楽に走っている時、この使命は特に意味があります。神をおそれることは、神をわたしたちの生活の中心におくことで、安定した生活を送る基本だからです。

「さばきの時がきた」・・・・・

 「神をおそれる」ことが強調される理由として、「さばきの時」がきたと言われています。
ここで言う、「時」は、人類にとって重大な時−−危機−−を表しています。キリストも同様の意味で「時」という言葉を用いられました。たとえば、「人の子が栄光を受ける時がきた」(ヨハネ12:23)は、十字架の時でした。黙示録では、終末時代における最後の危機です。

「天と地と海と水の源とを造られたかたを、伏し拝め」・・・
 
  これは、創造の記念である安息日を表しています。
  真の崇拝はここから始まります。

●教会の使命

 終末の危機は、神の裁きの時の開始によって導入されますが、それは、全人類の永遠の運命が定められる時であり、そのために、教会は、聖霊の力を受けて、人類救済の最後の働きをしなければなりません。

『さばきをあらわす二つのギリシャ語、「クリシス」、「クリマ」
「クリシス」・・・・・・審判の過程を意味し、もとの意味は「分離する」、すなわち正義と悪を区別すること。

「クリマ」・・・・・法的に審議した結論、「宣告」を意味する。

ここに用いられている捌きは、クリシスであり、神が救われる者と滅びる者を分離される時を示している。このさばきはキリスト再臨の前であり、義なる者と不義なる者が、はっきり分けられる。このさばきの期間中はなお、恵みの時であり、悔い改める者には救いが与えられる。このさばきは調査審判と呼ばれてきた。』(終末に生きるp.59〜60)

歴史的には、1831年〜1844年にわたり、ウィリアム・ミラーとその仲間たちがダニエル8章の「2300の夕と朝」の預言の意味を理解し、これを中心とした福音伝道がなされたので、そのことを示していると考えられますが、それは、恩恵期間の終わりまで続けられます。

恩恵期間とは、キリストが天の至聖所で最後の務め、すなわち審判の執り成しの祈りをささげておられますが、その執り成しをされている期間のことを意味します。しかしこれもやがて終わります。

■このメッセージの意味すること

★エレミヤ10:10
<10 しかし主はまことの神である。生きた神であり、永遠の王である。・・・>

★同10:12〜13
<12 主はその力をもって地を造り、
その知恵をもって世界を建て、
その悟りをもって天をのべられた。
13 彼が声を出されると、
天に多くの水のざわめきがあり、
また地の果から霧を立ちあがらせられる。
彼は雨のために、
いなびかりをおこし、
その倉から風を取り出される。>

第一天使の使命は、すべてのものの造り主であられる真の神を礼拝するようにと
指示しています。

真の神は、わたしたちの存在の源であり、宇宙を支配されています。人間が抱えているすべての問題の原因は、人類がこの存在の原点を忘れたことにあります。
人類の救いを呼びかける最後のメッセージが、この原点に帰ることです。

『贖罪の働きが終結しようとする時の光景は、実に厳粛である。そこには、実に重大な意義が含まれている。審判は今、天の聖所において進行中である。長年に渡って、この働きは続けられてきた。間もなくーーその時がいつかはだれも知らないが、−−生きている人々の番になる。神のおそるべき御前で、われわれの生涯が調査されねばならない。今は他のどんな時にもまさって、すべての者が救い主の勧告に心をとめるべき時である。
「気をつけて、目をさましていなさい。その時がいつであるか、あなたがたにはわからにからである。」(マルコ13:33)。「もし目をさましていないなら、わたしは盗人のように来るであろう。どんな時にあなたのところに来るか、あなたには決してわからない」(黙示録3:3)
 調査審判の働きが終わると、すべての人の運命は、生か死に決定されてしまている。恩恵期間は、主が天の雲に乗ってこられる少し前に終了する。』

 『その時が来ても、義人と悪人は、その死ぬべき肉体のままで、地上で生活している。天の聖所では、最終的で取り消すことのできない決定が宣告されたことも知らずに、人々は飢えたり、建てたり、飲んだり、食べたりしている。洪水の少し前に、ノアが箱舟に入ったあとで、神は彼を船の中に閉じ毛も、神を恐れない人々を外に締め出されたのである。しかし人々は、七日の間彼らの運命が決定されたことも知らずに、不注意な放縦の生活を続け、差し迫った審判の警告を」あざけったのであった。「人の子の現われるのも、そのようであろう」と主は言われる(マタイ24:39)。真夜中の盗人のように静かに、人に気づかれずに、すべての人の運命が定まる決定的な時、罪人に対する恵みの招きが最終的に取り去られる時がやって来る。
 「だから目をさましていなさい。・・・・あるいは急に帰ってきて、あなたがたの眠っているところを見つけるかもしれない」(マルコ13:35〜36)。目をさまして待つことにうみ疲れ、世俗の魅力に心を向ける人々の状態は、実に危険である。実業家が利益に追求に心を奪われ、快楽の愛好家が楽しみにふけり、流行を追う女性が身を飾っているその時に、全地の審判者が「あなたがはかりで計られて、その量のたりないことがあらわれた」(ダニエル5:27)という宣言をなさるかもしれないのである。』(各時代の大争闘下224〜226)

アーメン!!

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