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田母神俊雄氏を囲む漫画家の集いコミュの★田母神俊雄元航空幕僚長から、日本の漫画家、アニメーター諸氏へのメッセージ

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 以下の文章は今月(2012年6月)15日にPHP研究所から刊行される田母神俊雄氏の著書『ほんとうは危ない日本』に掲載されている日本の漫画家、アニメーターの皆さんに向けたメッセージです。



★漫画家、アニメーターの諸君! 反撃を開始しよう!!

 韓流ブームの隆盛は日本国内でも全く目に余るものがあり、韓国がこれを利用して竹島の領有権や(彼らの言うところの)従軍慰安婦問題など、反日的な宣伝を展開してくることの危険性については前の項でも指摘したとおりである。日本はこういった反日国家から常に情報戦争をしかけられており、それに対して日本は全く有効な反撃ができていない。というか、反撃しようとする意志や動きすらもない。
 このままでは中国が主張する『日本軍は南京で三〇万人を虐殺した』といった悪質なデマゴーグが、日本国内だけではなく海外でも常識化されかねない。
 だから日本は一刻も早く情報戦に反撃を開始しなければならないのだが、もし日本が本気で反日国家の策謀を粉砕しようと思ったら、実はこの国には世界最強とも言える武器が既に存在しているのだ。
 日本には韓流ブームなど比べ物にならないくらい強烈なコンテンツが、それこそ無数にそろっている。日本で作られた漫画、アニメーションなどのサブカルチャー作品の数々である。
 知人の漫画原作者によれば海外における日本の漫画やアニメーションの支持は圧倒的なのだそうだ。特に日本作品の人気が高いのはフランスで、かつて日本の人気ロボットアニメ番組がフランスの国営TV局で放映された際には、その視聴率はなんと最大100%に達したのだという。これはつまりその時間帯にテレビをつけていた家庭の全てが日本のロボットアニメを見ていたということだから、実に大変な数字だ。
 現在、留学するために日本にやってくるフランス人学生の中には『日本の漫画やアニメを原語で理解したいため』という理由で日本語を学び始めた者が少なくないそうだ。
 もちろん、日本のサブカルチャーに熱狂しているのはフランス人だけではない。
 他のヨーロッパ諸国でもアジアやアフリカでも、日本漫画や日本アニメの人気は圧倒的だ。
 諸外国における日本漫画、日本アニメの影響力を伝える象徴的なエピソードがあるので紹介しよう。それは日本の自衛隊がイラクの復興支援のためにサマーワで給水活動に携わった時の話だ。
 日本でも良く知られているが当時、イラクに派遣された陸上自衛隊の給水車には日本の人気サッカー漫画『キャプテン翼』の主人公の巨大なステッカーが貼られていた。
 中央アジアから中近東にかけてのトルコ系、アラブ系の住民たちは総じてサッカーが大好きである。特にイラクでは2005年以降、日本の外務省が出資して『キャプテン翼』のアニメをイラク語に翻訳し、イラク国営放送のテレビで放映して絶大な人気を博していたのだ。当時のイラクでは宗派間・民族間で血で血を洗うような抗争や爆弾テロが行われていたが、前の晩にテレビで放映された『キャプテン翼』の話をしている時だけは、相手が誰であろうとイラク中の国民が穏やかで平和に過ごすことができた。
 イラクの子供たちは日本の国がどこにあるかは知らなくとも、キャプテン翼が日本の漫画であることは良く知っている。だからキャプテン翼の国の自衛隊がイラクの復興支援のためにやって来たことを、子供たちだけではなく大人までもが大歓迎した。
 そのためか日本の自衛隊は○年○カ月にわたるイラク派遣中、テロ攻撃による被害者をただの一人も出していない。
 ことほど左様に絶大な影響力を持った日本漫画・日本アニメだが、伝え聞くところによると当時の防衛庁・外務省からキャラクターの使用許可を求められた版元の集英社では、上を下への大騒ぎになったそうである。つまり『この集英社がイスラムゲリラの攻撃目標になったら、どうするのか!? 』というのである。
 確かに当時の状況であれば、そういう懸念が出ることもしかたがなかったのだろう。
 しかし担当の編集者が、原作者であり漫画家でもある高橋陽一氏に恐る恐る打診したところ、高橋氏の答えは『僕の漫画が日本の役に立つのならば、どうぞご利用ください』という二つ返事のものだった。当時イラクに派遣された自衛隊の広報担当者に聞くと現地のイラク語の新聞に自衛隊の支援活動の記事が載る時も、キャプテン翼のキャラクターの絵がしばしば使用されたという。
しかし自らの生み出したキャラクターがこうして利用されていることに対して、作家である高橋陽一氏は一銭もその対価を要求していない。
まさに漫画家高橋氏のような人物こそ、人類愛と愛国心を兼ね備えた現代のサムライと言えるのではないか。
 かくして日本のイラク復興支援事業は見事な成功をおさめる。
 このケースは稀有な例と思われてしまうかもしれないが、実のところ高橋陽一氏のような愛国的な志を持った漫画家やアニメーターは多い筈だ。そもそも漫画家やアニメーターを志すような方達は本来、正義感の強い人が多いのではないか。
 日本を愛する、日本を守ろうという志のある漫画家やアニメーター諸氏が立ち上がって、日本の立場や主張を国内向けだけでなく世界にも発信する作品を作り始めたら、それは高い娯楽性を持ちながら同時に大変な影響力のある情報戦力になるのだろう。
 例えば猫型のロボットと少年たちがタイムトラベルして過去の日本海の竹島に渡り、日本の領有権の正当性を確認する、という内容のアニメ映画が作られたとしても世界のアニメファン達はさほど奇異には思わないだろう。七つの海を暴れまわる海賊の少年たちが、東シナ海で日本の権益を脅かそうとする中国の海底ガス田採掘施設を粉々に粉砕する、という漫画があっても良い。ビジネスとして成功する可能性も高いだろう。
 現実にイデオロギー性の強い作品である中沢啓二氏の漫画『はだしのゲン』は何度も実写映画化されているなど日本では成功した作品として認知されているし、小林よしのり氏の『ゴーマニズム宣言』のシリーズは現在、常に書店の棚の一角をしめる人気作品になっている。


★日本のアニメ、漫画産業の圧倒的なアドバンテージ
 この本の中で何度も指摘しているように、日本の隣国である中国や韓国・北朝鮮は基本的に儒教社会である。儒教の文化には様々な特徴があるが、その中でも特に重要なのが“老成”という概念の尊重だ。
 中国人や朝鮮人にとって“若い”ということはまだまだ未熟であることと同義語であり、“老いている”ことは成熟しているものとして儒教社会で尊重される。
 そのために儒教社会では幼い子供向けの絵や音楽を専門に作るクリエイターは、未熟な作品しか作れない作家として軽侮される。幼児を相手に童謡を歌う歌手や、絵本を描く画家は社会で軽んじられ、古典的な水墨画(中国では国画という)を描く画家や京劇の歌を唄うような歌手が尊敬される。
 こういう社会では子供向け(日本の漫画は必ずしも子供向けだけではないが)の漫画業界には優秀な人材が集まらない。現在ではさすがに中国でも韓国でも、日本の漫画文化の影響からか描き手には美術大学を卒業したような優秀な作家が集まるようだが、それでも彼らの儒教文化の中では出版社で漫画の部署に配属されることは編集部員にとって“左遷”と同義語だ。日本の出版社には最初から、『ぜひ漫画の編集に携わりたい』と言って優秀な人材が集まるが、中国や韓国の出版人たちは、漫画の担当に配属されることを心のどこかで恥じている。
 そのせいで現在でも中国や韓国の漫画文化は、日本の漫画の安易な模倣から抜け出せないでいる。
 模倣と言えば中国も韓国も、他人の努力の結晶である創作物の海賊版作りが横行しているという点で共通している。
 優れた漫画やアニメ作品を作るためには、高い才能を持った人材と巨額な製作費が必要である。もちろん韓国にしろ中国にしろ現在では、そういった高い才能を持ったクリエイターにも巨額な製作費にも不自由はしていない。その気になれば日本製のコンテンツに勝るとも劣らない完成度の高い作品を生み出すことは可能だろう。
 しかし韓国や中国の製作会社がそういった才能のあるクリエイターを雇い、莫大な製作費をかけて漫画やアニメの作品を世に出せば、おそらく翌週にはその海賊版が露店の市場で大量に売られていることだろう。そして韓国のファンも中国のファンも、買うんだったら高い正規版ではなく安い海賊版の方を選ぶ。漫画にしろアニメにしろ、彼らにとってはどうせ幼稚で未熟な低俗文化なのだ。どうして作家の権利などを尊重しなければいけないのか……。
 このために中国にしろ韓国にしろ、努力して良い作品を造ろうとすればそれが原因で会社が倒産しかねない。そんな無駄なことをするよりは、むしろ優秀な日本の漫画やアニメ作品の模倣や海賊版を作って商売していた方が確実ではないか。
 これが中国や韓国のような儒教社会で海賊版が無くならない理由、素晴らしい漫画やアニメの作品が生まれてこない理由である。
 中国人と韓国・北朝鮮人を合わせればその人口は地球人類の四分の一ほどにも達するのだから、日本のサブカル産業界にとってこのアドバンテージは大きい。
 そして儒教圏以外でも、イスラム社会での特殊な状況を指摘しておく必要があるだろう。
 前の項で漫画『キャプテン翼』がイラクで圧倒的な支持を得ていることを紹介したが、実を言えば日本の漫画やアニメが支持を受けているのはイラクだけではない。合計すると11億人とも言われるイスラム国家、イスラム社会ではどこでも日本製のサブカルチャーが大人気なのだ。
 なぜかと言うとイスラム教文化圏では、『偶像崇拝の禁止』という教義があるために彼ら自身の手によって漫画やアニメのキャラクターを創りだすことができないからである。いや、一口にイスラム圏と言っても様々な国が存在するから、そこは程度の差が存在する。
 だからインドネシアなどの一部の国では細々と国産のアニメが製作されているようだが、もちろんその水準は低い。
 インドネシアは世界第4位の人口(2億3千万人)を擁する人口大国だから、アニメを産業として確立させればその利益は膨大なものになる筈なのだが、やはり宗教的なタブーが枷となって、漫画やアニメに欠かせない魅力あるキャラクター(つまり偶像)を創りだすことができないのだろう。
 そう考えると、儒教文化圏15億とイスラム文化圏11億を合わせた全地球人口の五分の二近くに対して、日本の漫画・アニメ産業は優位に立っていることになる。
 これからの日本は、例えば韓国が自国のコンテンツ産業に支援を行っているように、我が国が持つ最強(?)のコンテンツ産業に対して資金的にも行政的にも支援を行っていくべきだろう。そして同時に日本の立場やその主張を、漫画やアニメを利用して広く世界に発信していくべきだ。 

コメント(1)

>韓流ブームの隆盛は日本国内でも全く目に余るものがあり

しかしアイドルグループの質はあきらかに韓国の方が上でジャニーズやホリプロは何をしているのかと思ってしまいます。 


>世界最強とも言える武器が既に存在しているのだ。日本にはアニメーションな

どのサブカルチャー作品の数々である。
まさにその通りです、小池一夫師範が外務省に頼まれて北京に出向いております


>知人の漫画原作者によれば海外における日本の漫画やアニメーションの支持は圧倒的なのだそうだ。他のヨーロッパ諸国でもアジアやアフリカでも、日本漫画や日本アニメの人気は圧倒的だ。

しかしクールジャパンといわれた時代はもう古く、諸外国では国産のヒーロー漫画やアニメが主流になってきており日本のコンテンツの力が薄らいでいるのが現状です 

>そのせいで現在でも中国や韓国の漫画文化は、日本の漫画の安易な模倣から抜け出せないでいる。
 
とんでもない、各国が独自のキャラクターを生み出して日本の漫画は危機を迎えております

私は小池一夫の塾生として色々勉強してまいりましたが著作権はたしかに荒らされ、しかも各国で独自の漫画がどんどん人気を得ており日本の漫画を危惧しております、先月名古屋の漫画空間に神戸からバスで見学しに行ってまいりました、ここは漫画を描く事もできる漫画喫茶なのですが、来ている方は外国人がほとんどで、交流も活発でした、なによりもお宅臭さを微塵の欠片もみせておりませんでした、しかし日本人の作家志望さんはなんとも暗い様子でまさに世界の縮図を見た感をいなめない状態でした。

できれば集会に参加させて頂ければ本望です。

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